もりのぼたもち

釣り、健康ランニングとお城巡りを楽しむアラ還おじさんです。
何事にもドンマイ!の気持ちであちこち出かけています。

最近の銀杏(ぎんなん)

2009年09月20日 | 日記
私の住む集落の神社(森神社)には、大きな銀杏の木が2本ある。

この銀杏の木は、神社のシンボル的な存在でもあり、

私も子供のころから、眺めていた。

今の時期は、この木の下には、「ぎんなんの実」が落ちてきている。

その量も、半端ではなく、一面が覆い尽くされてしまうほど。

しか~し、最近では、だれも拾わない。

となると、落ちたぎんなんの実は、どんどん腐っていき、

非常にキョーレツな匂いを発するようになる。近くのお宅の人は、大変なこと。

以前は、こんなことは無かった。

昼間はもちろんのこと。夜でも懐中電灯で照らしながら、ぎんなん拾いをされていた。

どちらかといえば、取り合い状態なわけである。

特に、雨や風の後なんかには、たくさん落ちているので、拾う人の姿もたくさん見られた。

それが、ここ数年、だれも拾わなくなってしまった。

そうなると、この強烈な臭いは、たまらない。

神社の役員さんや老人会の方などが、ボランティアで掃除をされる。

スコップでぎんなんの実をすくい、一輪車で集めるほどなのである。

好きな人が見れば、もったいない。と思ってしまう光景。

しかし、こうなったのには原因があると思う。

1. ぎんなんをあまり好んで食べなくなった。

2. ぎんなんを腐らせ、そして処理をするという手間がイヤだ。

3. 特に、手が荒れてしまうこともあり、イヤだ。

4. そして、ぎんなんの実が最近、小さくなった。

5. だから、余計に手間をかけるのが、邪魔くさい。

などが挙げられる。(全部、私の思いであり、だから私も拾わない。)

こんな状況で、今年もおびただしいぎんなんの実は、

近くを通る人の鼻を曲げるような強烈な臭いをふりまき、

拾われることもなく、捨てられる境遇にある。

あぁ、無情・・・。




コメント
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