売れない作家 高村裕樹の部屋

まだ駆け出しの作家ですが、作品の情報や、内容に関連する写真(作品の舞台)など、掲載していきたいと思います

台風18号  自費出版

2013-09-16 12:49:10 | 日記
 今朝、台風18号が豊橋市に上陸しました。
 6時頃はまだたいした雨ではありませんでしたが、7時過ぎから猛烈な雨になりました。
 NHKのニュースを見ていると、京都府や滋賀県、福井県では、初の大雨特別警報が発令されたとのことです。
 今はまだ風は強いですが、晴れ間が出ています。
 浸水などの被害があったかたはお気の毒ですが、うちのほうは幸い、大きな被害はありませんでした。
 こんなときに“幸い”などという言葉を使うのは、不謹慎かもしれませんが

 私が初めて出版した本、『宇宙旅行』 は昨日で契約満期となり、売れ残った本は廃棄処分にされます
 とりあえず、残部の一部は私の手元に送ってもらうことにしていますが、自分の本が廃棄されるのは悲しい気分です
 もう少し売れて、ある程度の印税なども期待していましたが、厳しい現実です
 無名の作家が自費出版で本を売る、というのはよほどの幸運がない限り、無理だということがよく身にしみました。
 私の場合は4冊出版し、またインターネットのサイトに『刺青師牡丹』という小説を掲載していただき、多少名前も売れましたが、それでも生活ができる収入にはほど遠いというのが現実です。
 出版社はたとえ売れなくても、出版費用は著者が負担するので損はしませんから、多額の費用をかけて無名の作家を宣伝する、ということはしてくれません
 新聞などに広告を載せたければ、本の小さな広告でも自己負担で依頼しなければなりません。
 よほど話題になりそうな作品でなければ、出版社は無名作家のめんどうを見てくれません。
 無名作家が世に出るためには、やはり文学賞などに挑戦するしかないようです。
 私も次は自費出版ではなく、どこかの出版社の文学賞に挑戦します。
 私も原稿用紙で160枚の中編『永遠の命』を書きました。これも出版するように促されましたが、出版は見送っています。
 たとえ入賞はしなくても、いい作品を送り続ければ、雑誌掲載のチャンスがあるかもしれませんし。
 生活もかかっているので、頑張ります。
 今は食事も最低限のものになっているし、買いたいものも買わずに我慢しているので、現状からなんとか這い上がります。