李登輝元総統、涙の訴え 「指導者は学生たちの意見に耳を傾けるべき」
1990年、台湾に民主化をもたらした偉大な台湾の国父、李登輝。
92歳になりながら、愛する台湾と台湾人のために、遺言のつもりで価値ある言葉を投げかけてる。
≪政府や指導者は庶民や学生たちと対話しなくてはならない。
特に学生たちは知識階級であって、将来の国家にとって重要な人物だ。
警察力を用いて排除するべきではない。
まずは彼らと会って話を聞き、何が問題なのか、どう解決するべきかを理解するべきだ。
こうしたことができないのであれば、何のために指導者に選ばれたのか。
学生たちはかわいそうだ。
もうすでに(立法院占拠から)10日が経ち、警察に殴られている光景はとても見ていられず心が痛む。
台湾がこんな風に変わってしまったのを見ると、本当に涙が出る。
もう質問しないで下さい。さもないと本当に涙がこぼれてしまう。私の話を聞いてくれればそれでいい。
学生たちが提案した「全民憲政会議」はいい考えだと思う。
国民全体で台中サービス貿易協定についての理解を深めるべきだ。
これまでの政府の説明は全く不十分だ。
この機会を利用して国民への説明を尽さなくてはならない。それが民主社会の形だろう。
大切なのは、政府は庶民が抱えている問題を理解することだ≫不捨那些學生 前總統李登輝哭了! 請馬傾聽學生的聲音..TV 54
https://www.youtube.com/watch?v=fiSqEnMOzuI&
★ 李登輝氏は台湾の国士・・・。
気になるのは今の日本のありかた。
李登輝氏の言葉は、今の日本のことを思うと、深く響く。
日本にはこんなのがいる。

日本はどうなるのか、日本の危機をまだ知らない国民が多い、これが悲劇だ。
西部邁氏、三島由紀夫を語る
【この動画に寄せられたコメントより】
・三島先生、西部先生、大好きです。尊い価値を学び感謝です。私はクリスチャンですが、思い切り両先生の価値観に共感します。
主、イエスは、人類の罪のために十字架にかかり死に三日目に蘇りました。何の罪もない神の子が死刑にされました。
三島先生は腐り果てていく、朽ちていく日本人、日本に警鐘を鳴らしたかったのだと思います。
自らの命と引き換えにどうしても自衛隊、日本人に残したい「何か」があったのです。三島先生の自決は悲しい事ですが、
これで日本に永遠に問いかける宿題が出来ました。
ノーベル賞候補にもなり、社会的に大成功を収めた天才作家が45歳の若さでどうしてそこまでしなければならないのだろう?とかねがね思っておりました。
でも、三島先生は栄光も人生も全てを投げ打ってでもどうしても伝えたい、使命感があったのですね。40年経過して真意を知りました。
西部先生、有難うございます。心より感謝申し上げます。
・西部先生、老いぼれてないな・・・・凄い。すごすぎる。
・「静聴せい! 男一匹が、命をかけて諸君に訴えているんだ!!」
★ 三島由紀夫が愛聴したワーグナーのオペラ、楽劇『トリスタンとイゾルデ』より「愛の死」
トスカニーニ指揮(一部)
・・・トスカニーニのレコードにはドイツ語でなくイタリア語で「トリスターノとイゾッタ」と書かれていた。
「国士無双」のようなトスカニーニ、頑固そう・・・。フルトヴェングラーのライヴァルでもあったが、骨太で剛毅な音楽は
ヴェルディのようで・・・。ミラノで「ファシスト賛歌」を演奏するように命じられるが、断固、拒否。暴力を受けるが
屈することなく退場。ファシストはヴェルディのオペラの「イタリア統一運動」とは別物だ、と言う。
芸術家は節を曲げない、という典型で、頑固一徹と恐れられた。
フルトヴェングラー指揮、ソプラノは20世紀前半の伝説的で偉大なワーグナー歌手であるフラグスタート
・・・「神のようなフラグスタート」と称賛され、ドナルド・キーン氏など絶賛の演奏。フルトヴェングラーの音楽は悠久・・・。
ドイツのためにナチスのハーケンクロイツの前で演奏、しかしユダヤ系の楽員を秘かに逃していた。
彼のワーグナーは「ドイツのため」であり「ナチスのため」ではない。誤解をおそれぬマエストロ、もし彼が逃亡していたら今の
ドイツ音楽のレヴェルは低下していたことだろう。戦後、フルトヴェングラーやフラグスタートは戦犯に協力かと批判され、演奏不可能になったのを救ったのが、天敵?トスカニーニだった。「英雄は英雄を知る」曹操と関羽ではないが・・・。
★ 「トリスタンとイゾルデ」全曲は約4時間、長いのでほんの部分を。
上昇する音楽のフレーズは「諦念」「生死」を語るもの、三島はそれを瞬間的に感じ取ったのでしょうか。
三島氏が愛聴していたのはフルトヴェングラー指揮のレコード、
三島氏の映画「憂国」にもこの曲が流れているが、歌のないストコフスキー指揮の演奏を用いた。