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ベッラのブログ   soprano lirico spinto Bella Cantabile  ♪ ♫

時事問題を中心にブログを書く日々です。
イタリアオペラのソプラノで趣味は読書(歴女のハシクレ)です。日本が大好き。

オバマ・安倍・・・いつか見た風景

2016年05月28日 | 政治

私はテレビを見る時間もなく、伊勢志摩サミットやオバマ大統領の広島訪問など気になっていた。
ネットで都合のよい時間に見ることができるので一応はざっとみたのだけれど・・・。

伊勢志摩という大きくて魅惑的な舞台を利用する。安倍総理が・・・となると絶句。
そして広島訪問のオバマ大統領と素朴で誠実な日本人を登場させた『感動物語』、これどこかで最近見たような・・・。
そうだ、昨年、安倍さんが米議会で「感動的な?」スピーチで「硫黄島」での米兵と栗林中将のご子孫である国会議員の対面、
あの時、政治評論家・マスコミが一斉に絶賛した。私は醒めた気持ちだった。

それから続いてあったことは・・・「安倍談話」「日韓合意」であった。
そして日本政府は派手な演出しかしなくなった。
それがいかに海外に誤解されようとも説明をしない、英霊をも道具に使いありもしない罪をかぶせたこと、現在過去未来の日本人に決定的な「罪」をかぶせたこと。

広島訪問、被爆者の方々はオバマ大統領に対して「恨み」を超えた立派な態度で接していらっしゃるお姿に、日本人とはどういう気質かを
見せ、特亜とは違う姿勢に「さすが日本人」とマスコミや評論家・世論は大絶賛。

私は複雑な気持ちだった。
戦争から帰ってきた日本軍兵士は世界の最貧国となった荒廃した国土で、一生懸命働いた。
そして日本は目覚ましく復興した。戦争で負けても心は強くたくましく、真面目であった。

オバマ氏と対面した方々もそうだったのだろう。
「謝罪・賠償」を繰り返す民族ではない。
しかし、今の政府はそういうけなげで一心に努力する国民を護っているか?

多くをここで書くと誤解されるかもしれないが、安倍さんなどが日本国民を護ろうとしただろうか。
決して「謝罪・賠償」を言わない日本人だからこそ、甘く見ているのではないか、戦後70年談話、あれは何だ!!
そして「南京大虐殺」記憶遺産登録も阻止にどんな手を打った?
熊本の地震も4兆円でだいたいのめどはつく、というのに20兆円もの大金を海外にばらまくのはどういうことか?
舛添都知事などやその他の大型汚職に関してはどういう手を打っているのか?
犯罪のアジトとなりかねない「民泊」に、スパイ防止法もないのにすすめるとは何か?
ヘイトスピーチ規制法案を通して「日本国民よりも特定の外国人」を護るというのは何か?

派手なことは好んでするが、地道なことは何も魅力がないのかやろうとしない。
一生懸命働いてきて納めた国民の税金をまるで「自分の財布」のように遣うのはどういう了見か?

私は辛い思いでこれを書いている。
誰が好んでこのようなことを書きたいものか!!






ブログのティールーム



★ 往年の名ソプラノ、アンナ・モッフォが歌うシューマン「恨むまい」(実は恨んでいない心の葛藤)

Anna Moffo - Ich grolle nicht (Schumann) 2分26秒






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17 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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思うに (移民よりも多子化政策を!)
2016-05-28 07:34:25
安倍は、来週にも消費税10%の決断をするようですが、

もしも、10%を決定したら

①前回の5%から8%に挙げた事による景気に与えた影響への「学習能力」が全く無い位頭が悪い。

②もしかしたら胆力が無い為に、某外国勢力の圧力に負け日本を崩壊させる事を考えているのかも知れ無い。

と妄想かも知れませんが考えてしまいます。

返信する
胆力のない安倍、派手なパフォーマンスしかない (移民よりも多子化政策を!さまへ)
2016-05-28 09:23:40
平松禎史氏は今朝のメールマガジンでこう言っています。

・・・消費税増税は延期される可能性が高いようです。
しかし、自民党から最近出たふたつの提言は異口同音に「消費税増税すべし」と主張しています。
予定通りか、3年後か、の違いだけです。

安倍政権は日本国憲法体制を強化していると解釈せざるを得ないのです。

経済的な安全保障では、プライマリーバランス黒字化・緊縮財政を根拠としているため、結局は消費税増税への堂々巡りを繰り返し積極財政を打てない自虐的な状況が続いています。

民主党政権が拙速にやろうとした日本破壊を、漸進的に行っているのが安倍政権といったら言い過ぎでしょうか?

そのような政府の長、安倍首相を「真の保守」「国家観のある指導者」「愛国者」などと、どうして言えるのか。
彼がやろうとする憲法改正をどうして支持できるのか。
理解に苦しみます。

伊勢志摩サミット。
注目は財政出動ですが、平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して揉み手で「信認を」とお願いするのか?…

しかし!

私たちは、アメリカが世界が安倍首相がどうしようが「より適切なのは何か」を考え続け政治に働きかけるしかありません。

「正しい誰か」「正しい何か」を追い求めるのではなく。

以上です。安倍さんではだめです。
しかし、「言論封鎖」をしています。
スパイ防止法より先に「ヘイトスピーチ法案」など、とんでもないことです。


返信する
総理への不信感 (onecat01)
2016-05-28 10:05:38
ベッラさん。

 貴方のご意見の一つ一つに納得いたします。ヘイトスピーチ方より、スパイ防止法という件では、同じ思いでおります。

 ただ愚鈍な私には、安部氏が反日民進と同様な日本破壊をしつつあると、まだ確信しておりません。竹中氏のような、計算高い、誠の欠如した人間を重用する腹立たしさもありますが、もう少し見守ってみたいと、未練が残っております。
 ベストではないが、ベターな政治家。政界の現状を眺めますと、今はそうとしか言えない私です
返信する
強烈に共感しました。 (移民よりも多子化政策を!)
2016-05-28 10:46:34
>民主党政権が拙速にやろうとした日本破壊を、漸進的に行っているのが安倍政権といったら言い過ぎでしょうか?

全くだと共感しました!

そして、「言論封殺」の為にか、あの西田昌司議員までが「ヘイトスピーチ法」に関する賛成の動画を貼っており、驚愕して空いた口が塞がりませんでした。
返信する
諸葛亮の出師の表 (onecat01さまへ)
2016-05-28 23:02:00
ご配慮あるコメントをありがとうございます。

私は政治家が派手なパフォーマンスをしだしたら
何かあると思っております。
共産圏のパレードもそうですが、外交より先に内政を充実させ、拉致問題に取り組み、国民の雇用を促進し、犯罪を減らそうとすること、これらみんなダメです。
外国人労働者・ヘイトスピーチ法案・可視化・夫婦別姓・軍艦島・米議会でのあのスピーチ、反日国連へは
だんまり、中山恭子さんが質疑してそれにこたえておしまいにしている。
安倍は私には「ベター」には見えません。

他の政治家が同じようなことをすればどうでしょうか。
きっと保守は民主党政権の時のように結束して闘うでしょう。しかしカーテン一枚の「外圧」にもことごとく
オーケーし、今日の新幹線の中のテロップではサミットに応えるために参議院選挙後、予算を組み直すとか?国内には関心がない、きわめて冷淡です。

これは安倍さんが能力が低い、総理が彼にとって重荷であるのにそれすらわからない無能であること、
そして某チャンネルの○島さんをはじめ、有名評論家が神輿を担ぎ、「安倍しかいない」などと勝手に言っているのです。愛国者でない、臆病である、派手好き、
そして夫婦揃って変。

また「記憶遺産」に解放同盟のを出す、というのはユネスコの一連の圧力に屈したことでしょう。
これは本日の新幹線のテロップ第二弾でした。

諸葛亮が、英邁な主君の跡継ぎ息子で凡庸・暗愚な劉禅を補佐しながら、涙ながらに諌めた言葉が
「出師の表」にあります。

・・・賢臣(けんしん)に親しみて、小人を遠ざくるは、
此れ先の漢の興隆(こうりゅう)せし所以なり;
小人に親しみ、賢臣を遠ざくるは、此れ後漢の傾頽(けいたい)せし所以なり。

自民党には討論を重ねて、というものがもはやありません。発言も自由ではありません。
このような時に旧次世代の党は目の上のナントカだったのでしょう。大きな組織や財源を持たない党は
ひとたまりもありません。

今、東京から帰ったばかりです。
「自由モンゴル」の主催する講演会に行ってきました。
またまとめてみようと思っています。

返信する
言論封殺 (onecat01)
2016-05-28 23:03:24
ベッラさん、移民よりも多子化政策を!さん。

 西田氏が、ヘイトスピーチ法案の賛成者と聞き、耳を疑っておりましたが、そうですか。
そこまで総理の言論封殺は、徹底しているということですか。知りませんでした。
返信する
西田議員は今まで安倍さんに物申す唯一の議員だったのに (移民よりも多子化政策を!さまへ)
2016-05-28 23:10:34
西田昌司氏が書いた「総理への直言」、これを読んで
自民党が政権に返り咲いた時から西田氏の思わぬ孤独な闘いがあったことと思います。

西田議員にはもっと強くあってほしかったけれど、
彼自身がヘイトスピーチやシバキ隊などすべてを
わかっているのではない、と思いました。
しかし夫婦別姓や民泊問題など孤独な戦いを続けてこられました。
安倍さんは自分より頭のいい人の話を聴こうとしません。西田氏はいろんなペナルティがあったように思いますが、これが三宅議員だったら根本的なところで
闘い抜くでしょう。惜しいことです。
返信する
消費税に関して (移民よりも多子化政策を!)
2016-05-29 08:14:58
ニュースによると、安倍は消費税を「19年10月に2年半延期の意向」のようですが、数日前にTVで或る経済に関するコメンテーターが真剣に言っていました。

「消費税の『前送り、延期する』は、その日が決まっていますので消費者の財布の口を開かせません。『増税が可能になるまでは、凍結する』と言うべきです」にはその通りだと思います。

「前送り」にすれば、期日通り出来ないとその都度野党から追及非難され言い訳をせねばならず、国会の無益な論議が増えるだけです。それ以前に5%から8%への失敗を安倍は意識の中に有るのか?

以前、「総理の短期間の外交に対するエネルギーは素晴らしい」と思ったものですが、血税を20兆円も自分の小遣いのごとくバラ撒いていたとは知りませんでした。

確かに友好国を作るには「金」が必要なのは分かりますが、この手は国民が気づかない内に「漸進的な我が国の破壊」にも使えます。
返信する
矛盾だらけの政党 (移民よりも多子化政策を!)
2016-05-29 13:28:03
時間的都合上過去のようにシバシバコメントが出来ませんので、今回は連続的にもう一つだけ。

約10日位前のまともなネットのニュースに「我が国に輸入される食料品の内約90%はノーチェック」との事でした。勿論理由は輸入件数に対するマンパワー不足です。

世界に阿ね乍ら20兆円のばら撒き外交から一寸の予算を対象公務員確保に回せば就職難の対策にも成りますし、大袈裟に言えば将来の人口増加にも繋がります。

自民党は、殆どの政策で国民の命や名誉や健康よりも他国からの批判に気を使い過ぎているヘタレ政党です。

現実的にはこんな党でも消去法からいうと国の運営をやって貰うしか有りません。実に矛盾だらけの政党です。
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経済政策もおっしゃるとおりです。 (移民よりも多子化政策を!さまへ)
2016-05-29 23:24:55
何事にも「基礎基本」があり、それは目立たなくて
やりとげるには苦しい作業の連続です。

しかし、「派手なこと」の連続ばかりで、その副作用も
連続でした。
私は今回の「感動的なこと」にどうしてもなにかひっかかるのは、安倍さんが政治家としてのパフォーマンスで
「苦境」をますます作っているのではないか、と思うのです。どうか日本国民に優しく暖かく、国民の名誉や
税金も「遊び心」で無駄にしてほしくない。
安倍さんにはそのようなことが理解できるような
お方ではないように思えますが・・。

今のような「海外バラマキ」を続けていると消費税20~30パーセントにしてもだめでしょう。
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