途中からだけれど「プライムニュース」を見た。
ブログ主・・・危険な高市氏
高市氏は最初から考えの浅い政治家と思っていたが、保守の中では高市氏をほめそやす人が多い、
これは危険な夢物語である。高市氏、評論家の桜井よしこ氏など、ネトウヨに媚びているとしか思えない人の無責任な話を聴くわけにはいかない。
私が思っているのは、中国共産党政権にイエス・ノーをハッキリさせながら、一方では中国との関係を悪化させないように、両面で考えるべきと思っている。特にネトウヨ系の中国に対する「安易な蔑視」は何の利も理もない。
世界が混乱している中で、日本は日本として国の安全を護るために二つの方法を認める。
一方では中国にとらわれている日本人社員を帰国させるべく抗議と説得を続け、一方では「パンダ下さい」と柔軟な姿勢をとる、これは決して恥ではない。これは日本がとる「自衛」のひとつだ。
5月1日のプライムニュースを途中から見た。(それまで居眠りをしていた)
最初から見たいのでネットの動画を見て、書きたい。世界への提言として、カッコいいことばかり言えるはずはない。
「漢書」にこんな言葉がある。
>「突を曲げ、薪をうつす」・・・かまどの近くに薪がある。はやくそれを移して火事にならないようにすべきだ、という言葉だ。
ところがどうしょうもない一部の政治家は得意げに強がり、勇ましいことに酔う支持者をさらにたきつける。しかし絶対に責任をとらない。「安倍派」と称しながら、ますます火を煽る、これは危険な火遊びである。そしてアメリカは最前線に「日本の自衛隊」を要求したばかりではないか。ロシアの為に最前線に出た北朝鮮の兵士の悲劇を思い起こす。国や思想は違えども、一般国民が大国に利用されるのは同じである。これらの「安倍派」と称する票目当ての連中は、安倍氏がコロナの時も「習近平を国賓に」と言って国民の顰蹙をかったことを思う。安倍氏は「国賓」扱いで習近平氏を招くのではなく、普通の来日だったらここまで叩かれなかっただろう・・・しかし今思えば、安倍氏は安易に中国をけしかけて日本が責任をとれない状況になることを懸念していたのだろう。ロシアに対してもプーチン氏に過剰なサービスをしてたのも、同じだ。(私は安倍氏の支持者ではないが)
しかし高市氏はそこまで考えていない。いかに自分が大物のような態度で「上等じゃないか」とふんぞり返るだけだ。
こんな小者は総理になってはいけない。大変危険だ。メローニ首相が言うように「あなたの言うことで被害にあるのはあなただけではない」ということ。これはイタリアの話だが、高市氏はメローニのような賢さがない。
メローニは家は貧しく、中卒で、専門学校にバーテンダーや店員をして通い、勉強をしたというが、高市氏はメローニのような頭脳派ではない。私はこんな政治家が最も嫌いだ。高市・稲田・その他エッフェル姉さんも・・・。
プライムニュースの動画は今はできていないようなので、出来次第、全部視聴の上、感想を書きたいと思う。
ブログのティールーム
スロヴァキアのコーヒー
スロヴァキア出身の名ソプラノ、ルチア・ポップが歌うリヒアルト・シュトラウス作曲「夕映え」をお聴きください。
リヒアルト・シュトラウスはワルツ王のヨハン・シュトラウスとは別人です。
しかし共通するのは19世紀というヨーロッパの危機の時、美しい音楽で聴衆を魅了したことです。
Lucia Popp - Strauss' Vier Letzte Lieder - Im abendrot
スロヴァキアのボイニッツェ城
安倍氏の中国、ロシアへの対応の意味と、高市氏の台湾に関する対応の軽さについて、貴方のご意見に賛成します。
「政治とは最高の道徳である」と、菅直人首相が言い、「政治とは妥協の産物である」と安倍氏は言いました。
安倍氏は妥協を知る現実政治家だったのではないかと、私は考えています。それは高市氏には真似のできない、身に備わった本質的な知恵でないかと思ったりします。
高市氏は安倍派の議員でなく、安倍氏自身も積極的な支援をしていなかったことを、多くの人が知りません。
高市氏を支援したのは、「政治とは妥協の産物である」と言う考えを実行した時ではないかと、そのように考えています。
台湾には安倍夫人が行き大歓迎を受け、また高市氏ははじめて台湾に行き、安倍氏の銅像に涙したそうです。それぞれの思惑は本当にその人個人のものというより、背景に何かあるのでしょう。
安倍派の政治家(特に女性)は自分のサイトに安倍氏の墓参や台湾の安倍氏の銅像、安倍氏の写真などを
大きく載せ、「ではあなたの政策は?」と疑問を持ちました。そういう人たちは必ず勇ましいことを言い、特に中国を口撃します。(実際に戦って責任をとる考えはない)選挙に利用しているのがよくわかります。本を出しても、政策は危険極まりない夢物語、日本を安全に護る姿勢は見られません。
口だけ「カッコいい」ことを言っているのが情けないです。決してこういう人たちを政権に、という気がしません。
安倍氏の曖昧さはなぜかというのは、私にもわかります。ただ他のことでは疑問がありますが。
しかし日本の安全を護るのは第一です。
この点、高市氏では相手国を「上等じゃないか」と
挑発し、責任はとれないにかかわらずそれを繰り返し、驚いたことに日本代表のような顔をして台湾で演説までします。
台湾の頼氏は社交辞令のように半分だけきいているでしょう。日本全体の動きや疑問も知っていながら、政権維持のために歓迎しているにすぎません。
フィリピンのマルコス大統領もそうです。
自分の国の運命のことは、日本に任せられるとは思っていませんし、そこまでおめでたいことはないと思います。
手柄のため、大言壮語を吐く政治家は、本当にみっともない。その点、メローニは本当に上手いです。
自国の治安を安定させ、中東やハンガリー、トルコまで話をすすめ、ローマ法王までとりこみます。
EUは歴史的に戦争が続き、国境を外国と接する数も多く、常にロシアを意識しています。
それでもメローニは用心深い。
政治家の基礎基本です。
ブログのこと、期待しています。