イスラエルとイランの在留邦人計87人、近隣国にバスで出国…岩屋外相が発表
岩屋外相は20日午前、イスラエルとイランの交戦を受け、両国の希望する在留邦人らを近隣国にバスで出国させたと発表した。イランからは計66人が20日にアゼルバイジャンに到着し、イスラエルからは計21人が19日にヨルダンに到着した。
トランプ大統領 イランへの攻撃「2週間以内に決断」(2025年6月20日)
米国のイラン攻撃は「パンドラの箱」開ける恐れ 専門家が警鐘
一方ヨーロッパでは・・・
イスラエル支援めぐり英独仏に温度差 よぎるイラク戦争の苦い記憶
イスラエルとイランの攻撃の応酬がやまない。米国による軍事介入の可能性も指摘されるが、各国の対応にはばらつきが見られている。
英独仏は、主要7カ国(G7)の共同声明に盛り込まれたように「イスラエルは自国を守る権利を有する」「イランは決して核兵器を保有できない」という点で一致している。
ドイツのメルツ首相は17日、イスラエルによるイランへの攻撃について「我々のために汚れ仕事をしている」「行動をとる勇気を持ったことに最大限の敬意を表する」と独公共放送に語り、イスラエル寄りに一歩踏み込んだ見方を示した。
ただ、フランスのマクロン大統領は17日、記者団に対し、「最大の過ちは軍事的手段でイランの体制を転換させようとすることだ」と指摘。米英が中心になった2003年のイラク戦争や、フランスも加わった多国籍軍による11年のリビアへの軍事介入などに言及し、イスラエルの攻撃の目的に懐疑的な姿勢を見せた。
英国のスターマー首相は18日、閣僚らを集めて、緊急事態対策委員会を実施。米国が軍事介入した場合の選択肢について話し合った。英国ではイラク戦争は誤りだったと考える国民が多く、軍事介入には慎重にならざるをえない。英紙テレグラフによると、ハーマー法務長官は、英国としてイランへの攻撃に加担することは違法になる可能性があるとスターマー氏に助言したという。
イタリアのメローニ首相は・・・
イタリアのメローニ首相、ガザでの停戦合意を呼びかけーG7サミット
(ブルームバーグ): イランとイスラエルの対立が激化する中、イタリアのメローニ首相は主要7カ国(G7)の首脳にガザでの停戦に向けた協力を改めて求めた。
メローニ首相は17日、カナダで開催のG7サミットの場で記者団に対し、「ガザでの停戦に合意できるのは今だ」と述べ、「この数日の全ての会談でこの考えを共有し、いずれも賛同を得られた」と発言。その共通の立場が中東に関するG7の声明文に盛り込まれたとしている。
イタリアは中東への影響力は限定的だが、イスラエルやイラン、アラブ諸国のほか、パレスチナ自治政府とも良好な関係を築いている。
メローニ首相はまた、今週に入ってトランプ米大統領が示したロシアのプーチン大統領をイランとイスラエルの和平交渉の仲介役に据える考えについては、「その選択肢はテーブルに載っていない」とし、「すでに戦争状態にある国家がさらに別の戦争の仲介役を担うのは最善の策とは思えない」と語った。
メローニとマクロン、このふたり、「犬猿の仲」だそうですから。やっぱり今回もやってくれました。
表情硬くなり白目をむく…マクロン-メローニの「G7密談」が話題
カナダで開催された先進7カ国首脳会議(G7サミット)でメローニ伊首相とマクロン仏大統領が言葉を交わした場面が話題になっている。
18日(現地時間)の仏フィガロなどによると、16日にカナダ・アルバータ州カナナスキスで開催されたG7サミットの開幕式で、マクロン大統領は隣の席に座ったメローニ首相にしばらく小さな声で言葉を交わした。
マクロン大統領は他の人に聞こえないよう手で口を隠し、メローニ首相は上半身をマクロン大統領側に傾けて傾聴した。
最初はメローニ首相が親指を上げ、マクロン大統領の発言に同意する姿を見せた。しかしその後、表情が硬くなり、いら立ちを表すように白目をむく場面が捕捉された。2人の対話は30秒以上続いた。
両首脳がどんな対話をしたのかは公開されていないが、SNSではこの場面が双方間の不和のもう一つの信号だという解釈が続いたと、フィガロは伝えた。両首脳はメローニ首相が2022年10月に執権して以降、外交・社会的懸案で繰り返し衝突してきた。
昨年6月にイタリアで開幕したG7サミットでは共同声明に「中絶権保護」条項を盛り込むかどうかをめぐり意見が分かれてた。当時マクロン大統領がフランス憲法に中絶の自由を明記したことに言及しながら「イタリアにはフランスのような感性がない」と批判すると、メローニ首相は「G7会議場で選挙運動をするべきでない」と強く反発した。
また米国と欧州連合(EU)間の関税問題で仲裁者の役割をするメローニ首相に対し、フランスは「関税はEUレベルで議論する問題」とし、欧州の団結を阻害しかねないと懸念を表した。ウクライナ問題についてはマクロン大統領がドイツ、英国、ポーランドなどと別の協議体を構成しながらイタリアを排除し、摩擦が生じたりもした。
一方、SNSではメローニ首相の表情と行動がおもしろいという反応も出てきた。あるネットユーザーは両首脳の対話の場面にトランプ米大統領が捕捉されると、「メローニ、こっちに来て。トランプがピザにパイナップルを入れ、スパゲティをゆでる前に折っている」という字幕を入れたりもした。イタリア人はピザにパイナップルを入れることとスパゲティを折ってゆでることを嫌う。
G7サミットの話題の瞬間:メローニ氏、マクロン大統領に呆れた表情、トランプ大統領、カナダで米英合意文書を放棄 | 動画を見る
中国 「最後の晩餐」模したG7を揶揄する風刺画が話題に
・・・何が「風刺画」だ、何が言いたいのかわからない。
★須田氏の動画、削除しました。(なんで載せたのか後悔)
日本はどこまで引きずられるのか・・・日刊ゲンダイの記事が良い、これを聴いて私も同感。【近藤大介】「イスラエル・イラン紛争 世界の得失」
ブログ主・・・どうか良い方向に進んでほしい。アメリカ国内は戦争に反対する声が高まっている。
私はいわゆる特定の「プロパガンダ動画」は見ないことにしている。
評論家や運動家などは、(ここに名前をあげたいくらいだ!!)、動画のタイトルを見ただけで、「プロパガンダだなあ」って思うし、責任ある態度とは言えない。
ブログのティールーム
写真は鱒(ます)料理。(写真はネットから)
本日はシューベルトの歌曲「鱒(ます)」をお聴きください。
シューベルトは緻密に詩と音楽を結び付けました。さりげない楽曲ですが、これをうまく歌えることが難しい。
ヴァーグナーの歌曲のほうがある意味で歌いやすいと思います。ヴァーグナーやリストが「音の渦巻き」であれば、「小市民」シューベルト、といえば誤解されそうですが、この上なく「本音」で語ってくるのです。
バリトン独唱はフイッシャ―・ディースカウ、ピアノ伴奏はジェラルド・ムーア、歴史的名演奏です。
シューベルト「ます」フィッシャー=ディースカウ/ムーア
画面の中に和訳が大きく出ます。
世界を引っ掻き回す誰かの顔が浮かんでしまった。自分を「ナポレオン」とか?