萩生田氏「自民議員の関与が旧統一教会の信用を高めることに寄与」発言でSNSが“祭り”状態に
「私を含め、自民党の議員の関与が結果として教団の信用を高めることに寄与してしまったのではないか。こうしたご指摘を真摯に受け止め、猛省をしなくてはならない」
発言の内容は「その通り」なのだが、萩生田氏と言えば自民党国会議員の中でも、とりわけ旧統一教会との関係が近しいとして取り沙汰されてきた人物だ。
今月2日に出演したNHK番組でも、宗教法人法に基づく教団への解散命令について、「司法の判断ということになる。所轄庁から解散を請求できるが、法令に違反し著しく公共の福祉を害すると認められる行為をした場合などと規定されている。難しい」と踏み込み、ネット上で、<どういう立場で発言しているのか?>、<所轄庁の大臣でもなく、閣僚でもない。与党政調会長の発言としては逸脱しすぎ>、<ヤル気なし>などと問題視されていた。
そのため、予算委の萩生田氏の発言が報じられると、SNSでは、<教団の信用を高めることに「最も」寄与していたのは「あなた」>、<どの口が言っているの?><猛省しているのであれば、解散命令を出すための改正法でも提案してよ>などと“祭り状態”になった。
また、こんなことを言っていた。
「安倍元総理が演説中に襲撃され、亡くなって100日が過ぎた。この僅かの間にも、中国がEEZにミサイルを撃ち込み。北朝鮮のミサイルが我が国領域を飛び越えるという暴挙もあった。長年、政治行動を共にしてきた者として『安倍総理がご存命なら、どうされていただろうか』と思わない日は無い」
北朝鮮のミサイル?「安倍総理がご存命なら~」って何の冗談か!!北に日本人シンジャの献金が行っただろうが!!あのシンジャが経営する日本企業がロシアからイロイロ輸入したり「鉄くず」も行っただろう!!費用はどこから?あのミサイルはどうしてここまで発達したのか。
「岸三代」を明らかにせよ!!
北朝鮮と日本
岸総理(当時)が反共という文鮮明に近付いた。4500億円を提供か?当時ソ連が崩壊する時、北朝鮮に手を差し伸べる国があれば敵であっても許容したいと割り切っていた。「勝共」という言葉が決定的だったと思われる。
19分20秒からご覧ください。
『ロシアが3日前に“対テロ会議”?/北朝鮮に旧統一教会信者が潜水艦を仲介』【10月12日(水)#報道1930】
過去にないペースでミサイル実験を繰り返す北朝鮮。
自民党議員との関係と高額献金が社会問題となっている旧統一教会。
日本にとって悩みの種であるこの二つには深い関係がある。
北朝鮮と旧統一教会と日本…その知られざる関係性を読み解いた。
■お土産3000億円持参して訪朝
今年8月、旧統一教会の文鮮明教会創始者没後10年の式典に金正恩氏から花環と弔電が届いた。
2019年には金正恩氏から韓鶴子氏に訪朝の招待状が届いている。結局コロナ禍で頓挫したものの実行されていれば、世界の国会議員900人が随行したという。
その中には現在教会との関係が取り沙汰されている自民党の先生方が何人も名を連ねることになったのか…30年にわたり旧統一教会問題に取り組む渡辺弁護士は言う。
弁護士 渡辺博氏
「1991年に文鮮明さんが訪朝した際は3000億円とか持参したといわれてます。今回も実現していればそれなりのお土産は持って訪朝したでしょう。統一教会は世界で活動していますが、献金額の8割は日本人の市民から献金と称して奪い取ったお金なんです。お土産で持っていくお金も殆どが日本の市民から奪い取ったお金ということです」
統一教会と北朝鮮の関係が表面化したのは、渡辺弁護士が3000億円のお土産を持参したという1991年の文鮮明創始者の訪朝だ。当時日本では統一教会による霊感商法や合同結婚式が社会問題化していた。バブルに沸いた日本人のお金が統一教会に流れ、北朝鮮へのお土産になったことは想像するに難くない。しかし、そもそも日本が統一教会を受け入れたのは“反共”がキーワードだった。反共産主義を謳っていた教会が何故、北朝鮮と親密な関係になったのか。
■「経済的に手を差しのべてくれるものは、今までの敵であろうと受け入れたい」
91年の訪朝では、渡辺弁護士は3000億のお土産といったが、当時のアメリカ国防省の報告書では文鮮明氏から金日成氏に4500億円が提供されたとある。この訪朝は文鮮明氏の方から働きかけたといわれている。
慶応義塾大学 礒崎敦仁教授
「これはソ連崩壊直前の時ですよ。東ヨーロッパのすべての社会主義体制が滅びていく中で、北朝鮮は孤立感を深めた。だから日本とも国交正常化を目指し、経済的に手を差しのべてくれるものは、今までの敵であろうと受け入れたいという思惑があった。(中略~統一教会の反共思想を受け入れた?)北朝鮮側はそういうところは割り切りますよね。統一教会側は“反共”ではなく、“勝共”という言葉をこだわって使っている。つまり“共産主義を超える”、北朝鮮のチュチェ思想を超えるものを金日成に教えに行ったという感覚なんですね。(中略)それが今、北朝鮮の国際的なホテルにいる日本人は、よど号メンバーか統一教会といわれるくらいに北に入り込んでいる」
■「統一教会に対する“北のおもてなし”」
北朝鮮に平和自動車という初の国産自動車会社がある。これは旧統一教会が作った合弁会社。社長は当然統一教会信者だ。この社長を金正恩氏が称える場にいた韓国系アメリカ人の牧師チェ・ジェヨン氏に話を聞いた。彼は統一教会とは関係がないが、北朝鮮で統一教会が特別扱いされていたのを目の当たりにしている。
チェ・ジェヨン牧師
「驚いたのは北(朝鮮)の人たちが統一教会を正当なキリスト教だと思っていたことです。そのくらい官僚も同胞もありがたがっていた。統一教会を悪く思ってはいけない、大変だった時に助けてくれたから。(中略)金正恩総書記は統一教会信者の平和自動車・パク社長だけをそばに呼び寄せ写真を1対1で撮って、さらに名誉平壌市民証も与えるという統一教会に対する“北のおもてなし”を目の当たりにしました」
統一教会は布教のために北朝鮮に投資する。平和自動車をはじめ、普通江ホテル、安山館ホテル、ツアー会社など十数の事業に投資。これによって北にドルが流入し、北朝鮮は統一教会に頭が上がらなくなった。現在、統一教会は北の流通業を掌握しようと事業を展開しているという。
■「1人100万持って行くとして、1000人で…」
思えば、文鮮明氏も韓鶴子氏も北朝鮮出身。旧統一教会と北朝鮮が深い関係であっても不思議ではない。統一教会側は文鮮明氏生誕の地を、北朝鮮から99年の租借地として認めさせ、世界平和公園として一大リゾートとして整備する予定だったという。しかし、租借まではできたものの、文鮮明氏の生誕地を開発することは許さなかったという。
チェ・ジェヨン牧師(続き)
「その地に実際行ってみると何も開発されてなくてただ生家だけがきれいに立て替えられ残りは手つかずのままなんです。なぜなら“首領”は一人で、北朝鮮は、やすやすと認めないから。太陽は二つはありえない。北朝鮮は緩急をつけていたということです」
しかし、ほぼ何もない場所に信者を連れた生地巡礼ツアーは行われ、日本から信者を連れていき多額の献金は集められていたという。
弁護士 渡辺博氏
「生地巡礼ツアーが90年代から行われて、日本人信者が年間1000人参加した。ツアーに行くだけじゃダメで、ちゃんと献金もしてくる。そのお金は生誕の地に捧げるという名目で北朝鮮に届く。1人100万持って行くとして、1000人で結構な金額ですよ。それをずーっと続けてた。10年くらい・・・」
1000人が100万円とすると毎年10億円。それを10年として100億円。その金は北朝鮮側に渡っていたとみるのが普通だろう。こうした多額の金が何に使われたのだろうか…
■北の潜水艦SLBMの開発にも旧統一教会が
旧統一教会と北朝鮮そして兵器開発…。この3つをつなぐ可能性のある出来事が94年にあった。ロシアから北朝鮮にミサイル発射装置が付いたままの潜水艦が売却される際に仲介していたのが東京杉並区にあった小さな商社。潜水艦を“鉄くず”と偽って申告して取引を成立させていたのだ。社員は4人。全員が旧統一教会の合同結婚式に出ていた信者だったのだ。これを取材していたのは前参議院議員でジャーナリストの有田芳生氏。
ジャーナリスト 有田芳生氏
「びっくりした。家の近所だったので自転車で言ったらアパートの2階の一室なんです。(中略)韓国で入手した名簿に合同結婚式の名前があって4人が一致した。そこからが始まり」
旧統一教会はこの会社との関係を否定、この時も警察は刑事事件にできずに終わっている。しかしこの取引について韓国の国防部は2016年、北朝鮮がSLBM潜水艦発射型弾道ミサイルを打ち上げた際にこのロシアから統一教会の信者が仲介して北朝鮮の手に渡った“鉄くず”が、開発の元になっていたという報告を国会で行っている。
北朝鮮に流れる旧統一教会の資金。もとはと言えば日本人からの献金がほとんどだが、資金や、関係性が北の兵器開発に利用されていたとすれば、言語道断である。日本の保守政治家が中心になって徹底的な解明をしてくれるよう望みたい。
(BS-TBS 『報道1930』 10月12日放送より)
★ 自民党の村上議員が「国賊」と言ったので自民党で、1年間役職停止処分、
自民党にはもはや「言論の自由」はない。
私は村上議員に対して好き嫌いで言っているのではない。支持など一度も考えたこともない議員だ。
では「統一教会」に近づいた議員には何もナシ?「岸三代」は問われない???
本当の「国賊」は誰か!!
安倍派の某議員がSNSにこのように書いていたので「どこに見識がある!!」とあきれた。
・・・私は以前、この議員が大変な時に、東京まで出掛け、かばい、励ましたことがある・・・
多分、忠義を果たそうとしたのだろう・・・悲しいことだ。
結局こうなった・・・自民党・村上誠一郎議員が〝国賊〟発言で1年間役職停止処分
「旧統一教会の壺」予算委持ち込み不許可 立憲・山井氏の質問時
衆院予算委員会の理事会は17日、旧統一教会に献金をした際に信者が受け取ったとされる壺(つぼ)や経典の持ち込みを許可しなかった。立憲民主党の山井和則国対委員長代理が同日の質疑で示したいと訴えたが、与党側は「本物かどうかわからない」などとして認めなかったという。
山井氏によると、持ち込もうとしたのは、旧統一教会の被害者から提供されたという壺と教団の経典、置物。信者から壺は約100万円、経典と置物は約400万円の献金で授与されると説明されたという。
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本日は20世紀前半、世界最高のドラマティック・ソプラノ、キルステン・フラグスタートが歌うシューマン作曲「くるみの木」をお聴きください。
Schumann: Der Nussbaum, Op. 25, No. 3
フラグスタートは全身が共鳴板のようで、半分の声(mezza voce)でも会場の隅々まで響き渡り、それも愛らしい音色でありながら最強音はフルオーケストラを圧倒した。
くるみの木