ベッラのブログ   soprano lirico spinto Bella Cantabile  ♪ ♫

時事問題を中心にブログを書く日々です。
イタリアオペラのソプラノで趣味は読書(歴女のハシクレ)です。日本が大好き。

プーチン失政蟻地獄か?不安定なロシア、多くの国民が他国へ脱出、/ロシアオペラに見るしたたか?な民衆の姿

2022年10月01日 | 政治

 実は昨夜、この動画を見ていた。多くのロシア人が周辺諸国に押し寄せる状況を、気の毒に思っていたが、実際はロシア国民としてすべきことがあるのではないか?という厳しい意見。ワンちゃん動画だが鋭い意見。
国外脱出したロシア人が全てを捨てて車に乗り隣国に殺到、ジョージア首都だけでも4万人ロシア人流入しロシア人は国へ帰れとジョージア国民激怒

★ 今日ニュースを見たらすでにこうなっていた・・・ロシアはどの歴史も激動だった・・・
焦りの「強制併合」プーチン大統領〝蟻地獄〟 「部分動員」「無策」で求心力低下 ロシア国民が暴徒化も 「国内の結束図る狙いが裏目」識者

自由主義陣営が認めるはずもない荒唐無稽な「併合」をなぜ急いだのか。
筑波大名誉教授の中村逸郎氏はプーチン氏の演説からこう分析する。

「ロシアの伝統や文化を強調し、欧米への敵対姿勢を打ち出すことで国内の結束を図る狙いがあったのだろう。だが、軍事作戦は劣勢で、併合を『戦果』として強調できなかったことが最大の弱みだ。軍事作戦の終了にも踏み込めず、新しい政策もなかった。プーチン氏の無策は国民の不安に拍車をかけるだけになった」

4州では9月23~27日にロシア編入を求める「住民投票」と称する活動を実施、親露派はいずれも87~99%の高い率で支持されたと主張している。ただ、投票は公正に行われたものではなく、4州のうち、親露派支配地域はドネツク州が約60%、ザポロジエ州で約70%に留まっている。

元陸上自衛隊東部方面総監の渡部悦和氏は「編入地域を『ロシア本土』とすることで、国民を動員して第一線の兵士を確保したり、戦術核を使う口実にしたり、西側諸国の武器供与を渋らせる狙いがあるだろう」とみる。

だが、プーチン氏は、21日に30万人規模の予備役の部分的動員令を発した以降、国内で苦境に立たされている。

大規模な抗議活動のほか、関係施設で放火や、銃撃事件にまで発展した。動員を逃れるために旧ソ連諸国などへの脱出も加速しているが、現地の独立系メディアでは、市民の不満拡大を懸念する当局が国境を閉鎖できずにいると伝えるなど、収束に手を焼いているようだ。

クレムリンのサイトによると、プーチン氏は29日に開催された国家安全保障会議で動員の過程に言及し、「市民から多くの情報が寄せられる。すべての問題は修正され、将来、発生するのを防ぐ必要がある」と事実上誤りがあったことを認めた。

露独立系世論調査機関「レバダ・センター」が9月22~28日に1631人を対象に実施した調査では、「プーチン氏の活動を支持する」と答えた人は77%。これでも高い数字ではあるが、侵攻開始以後3月から8月まで82~83%だったのが、前月調査から6ポイントも減らしたのは注目に値する。

■ロシア国民が暴徒化も

前出の中村氏は「ジョージア国境などで脱出できず、立ち往生している国民が暴徒化する可能性もある。地方では反戦の動きが強く、プーチン氏と政権内の強硬派との間でも意見の食い違いがある。これらの勢力が『反プーチン』を旗印に組み、クーデターが起こる可能性は常に残される」と語った。

戦況も厳しさを増している。ウクライナ軍の激しい反攻が続く東部ドネツク州では、同軍が北部リマン周辺で、複数の方向から領土の奪還を進めつつあると米シンクタンクの戦争研究所が分析した。リマンは5月に親露派が完全掌握した地域で、ロシア軍の重要な拠点だ。

ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は30日、北大西洋条約機構(NATO)への加盟を正式に申請すると表明したが、戦況にどう影響するか。

前出の渡部氏は、ゼレンスキー氏の狙いについて「プーチン氏の国内向けな荒唐無稽な主張を実力で『有名無実化』する戦略だ。今後も反転攻勢の動きを加速させるだろう。プーチン氏は蟻地獄にますます落ち込んでいく」との見解を示した。

全文は 焦りの「強制併合」プーチン大統領〝蟻地獄〟 「部分動員」「無策」で求心力低下 ロシア国民が暴徒化も 「国内の結束図る狙いが裏目」識者 (msn.com)


ロシア軍の老兵たち・・・残酷だ・・・(過去に従軍したといっても、もう老齢)
3人、アウトドアの画像のようです

こうしてロシアのニュースを載せてきましたが、ロシアの民衆はその歴史からして「これがロシアだ」と思うに至りました。ロシアは独自の歴史の中でこうした民衆の考えや行動があった・・・

ここで「ブログのティールーム」です。
文豪プーシキンが史実を「ボリス・ゴドゥノフ」として書き、それをムソルグスキーがオペラに作曲。

やっとのことで念願の皇帝になったボリス・ゴドゥノフだが、悩み多くそしてロシアの民衆の生活は荒れ、ロシア正教の司祭も毎日飲んだくれて「お布施を」といいながらそのおカネで飲酒し、「イヴァン雷帝の時にはこうして敵を撃退した」と語り・・・しかし司祭も民衆も日々の生活にも困り果て、そこへポーランド傀儡の「真のロシア皇子ドミトリー」という男がローマカトリックの司祭らを連れてやってくる。
闘いどころか、その調子よい言葉に一緒についていく・・・ひとり取り残されたあわれな貧者が「ああ、ロシアよ」と嘆く一場面だ。これはロシアの歴史で何度繰り返されたことか・・・

ムソルグスキー「ボリス・ゴドゥノフ」~クロムイの森で

Mussorgsky - Boris godunov. act 4 "Forest, near Kromy". 2/2




ソース画像を表示
作曲家 ムソルグスキー。
ヴァーグナー以上の天才ともされましたが、

すでに「アル中」でした。


コメント (2)
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高市議員のインタビュー「反セクト法(反カルト法)が必要」/村上議員の「国賊」発言その他いろんな疑問あり/ロシア情勢

2022年10月01日 | 政治

 ネットで自民党の高市議員のインタビューを読んで、高市氏が「反セクト法(反カルト法)」を重要と思っているのは、自民党の他のヨイショ議員とは少し違うと思った・・・が、それは賛成としても、自民党は「岸三代」の事実について、なぜ黙っているのか、それを言うと「次回の選挙の公認」が難しくなるのか、と思ってしまう。これこそ最もタブーとしているのかもしれない。この疑念についてはもちろん高市氏は言わない。
高市氏「根本的解決にならない」 自民の旧統一教会対応に疑問 (msn.com)

村上議員の「国賊」発言の中身を徹底的に叩くのはあれほど激しく責めるのに。(私個人はそういった意味で村上議員の「国賊」発言を詳しく聴きたいと思っていた。)この話をした理由を聞いた上で「党から追放」でも何でもすればよい。
ただしそれをしないで、追放を呼び掛ける議員らは何か他の理由でもあるのか?上部の手足にはならないで頂きたい。

それともうひとつ疑問に思うのは、かつて「民主党」の石井議員が翌日国会で「特別会計」について質疑をすることで、なぜ殺害されねばならなかったのか・・・これが実際に国会質疑に上がれば大変なことになったという。
書類は殺害現場から消失、時の民主党の党首は「ポッポ」こと鳩山由紀夫氏であった。
自分の党の所属議員が殺害されたことで、どこまでかかわったのかも明らかではない。永遠の謎となってしまった。

(事件当日、石井の鞄には国会質問のために国会へ提出する書類が入っていたが、事件現場の鞄からは書類がなくなっており、いまだに発見されていない[8]。国会では審議されない、一般会計の4倍相当の金額を有する特別会計について、質問予定だったとされている。犯人の伊藤は「本当の事を言えば頼んだ人が誰かを言わなくてはいけなくなる」「殺害を頼まれた」「それを言えばその人の顔に泥を塗る事になる」と答えたと報道・・・WIKI石井紘基刺殺事件 - Wikipedia

また故三宅博衆議院議員が、朝鮮総連に資金を送っていた「朝銀」が破綻の損失分をなぜ日本の公的資金で補うのか、これを問うても、時の岸田外相や国家公安委員長の山谷議員はのらりくらりだった。

まだまだ政治の闇はあるように思えるが、これは今まで何度もとりあげられたにかかわらず、きちっとした返答はなかったように思う。・・・政治の深い闇だ。

そこで国際政治学者の倉西雅子氏のブログで書かれていることの一部を下記にUPした。
私もその通りと思う。

・・・国際政治学者、倉西雅子氏のブログより・・・
世論の批判を受けて、自民党は自党に属する政治家個人と教団との関係の調査のみでお茶を濁そうとしておりますが、その先の教団側内部の‘政治資金’の流れを解明することこそ、政治と宗教の癒着問題の深刻さを理解し、有効な対策を講じる上で必要不可欠な作業となりましょう。
北朝鮮の核・ミサイル開発のみならず、韓国が国際社会を舞台に繰り広げてきてきた反日プロパガンダの資金源も、日本の国庫にあるのかもしれないのですから。

また、日本国内におきましても、同教団から政党や政治家への金脈の解明は、慰安婦、元徴用工、竹島等の問題に関する対韓政策のみならず、対北政策における日本国政府の融和的な政策や不可解な譲歩を説明するかもしれません。
そして、同作業は、世界権力、政界、新興宗教団体、マスメディア等を国境を越えて繋ぐ闇のネットワークの存在をも浮き彫りにするかもしれないと思うのです。


世界平和統一家庭連合の‘政治資金’の流れの解明を - 万国時事周覧 (goo.ne.jp)


プーチン氏 ウクライナ4州の「併合」を宣言 ゼレンスキー氏はNATO加盟申請表明

ロシアのプーチン大統領は30日、ウクライナ東部と南部の4州を併合することを宣言した。

一方、ゼレンスキー大統領は、対抗してNATO(北大西洋条約機構)への加盟申請を行ったと明らかにした。

プーチン大統領はクレムリンで演説し、ウクライナ東部ルハンスク州や南部のザポリージャ州など、4州をロシアに併合すると一方的に宣言した。

プーチン大統領「ザポリージャ、ヘルソン、ルハンスク、ドネツクに住む人々は、永遠にロシアの国民となる」

演説のあと、プーチン大統領は、東部・南部の4州のトップと、併合についての条約に署名した。

このあと、モスクワの「赤の広場」で祝賀イベントに出席する予定。

これに対し、ウクライナのゼレンスキー大統領は、欧米諸国の軍事同盟であるNATOへの加盟申請を行ったことを、日本時間30日午後に明らかにした。

加盟すれば、ロシアからの攻撃が欧米のNATO加盟国への攻撃となることから、ロシアの軍事的な動きを強くけん制することになる。
プーチン氏 ウクライナ4州の「併合」を宣言 ゼレンスキー氏はNATO加盟申請表明 (msn.com)

 このやり方では日本の「北方領土」は勿論のこと、「北海道」も危ない。アイヌ民族はもともとロシア領に住んでいた民族だ、と言うのだから、「アイヌ新法」を日本政府が決めたことは全く国防上も理解できない。


ブログのティールーム



本日はロシアの作曲家「リムスキー・コルサコフ作曲のオペラ「皇帝の花嫁」からリュバーシャのアリア
この役を歌って右に出る者はいない、と絶賛されたタマーラ・シニャフスカヤが歌います。
物語は、親のもとからグリャズノイという男に誘拐され、愛人にされたリュバーシャ(メッツオ・ソプラノ)、やがて捨てられたリュバーシャのあわれな心情が歌われるのがこのアリアです。

「皇帝の花嫁」になった女性はグリャズノィが勝手に憧れた絶世の美女マルファ、到底手が届かない相手です。
半狂乱のリュバーシャは嫉妬のあまりイヴァン皇帝の花嫁を毒殺・・・何とも怖ろしい物語で、その毒薬を渡したのはイヴァン皇帝の侍医とされています。(歴史ではそう解釈されていますが真相は謎です)作曲家も命がけですね。


Tamara Sinyavskaya sings Lyubasha's Aria-2 Act- Tsars' Bride



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