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時事問題を中心にブログを書く日々です。
イタリアオペラのソプラノで趣味は読書(歴女のハシクレ)です。日本が大好き。

憂国の石井望先生、そしてゴーン事件~奥山篤信・八幡和郎・冷泉彰彦各氏、クライン孝子氏

2018年11月26日 | 政治

「尖閣の歴史」研究で世界的な学者、石井望先生書かれた記事です。(ゴーン事件ではありません)読者の方々は、石井先生が言わんとしているところをよく読み取って頂けることと思います。

日米がチャイナを肥えさせて數十年。つい今月もまた北京に營養を與へました。臺灣は横目で見てゐて、そりゃ日米を信頼しません。それが臺灣選舉慘敗の原因。
 或るお坊ちゃんの家に、惡童が上がり込んで、好き放題をする。さすがに坊ちゃんも我慢できず、もう來ないでくれと謝絶する。惡童は「分かった分かった」とか言ひながらまた來る。坊...ちゃんは玄關に鍵をかけて閉め出せばよいのに、それができず、また上がり込ませてしまふ。仕方なく學級擔任の先生に
「もうあの子を家に上げないので、先生からもあの子に言って下さい」
とお願ひする。ところが先生は惡童に、
「お友達には迷惑かけず仲良くしなさい」
と指導する。惡童は「はいはい分かりました」と言って、坊ちゃんの家にまた來る。玄關から入れなければ終ってしまふ單純な話です。惡童に50年マラソンの計略があるわけでも何でもありません。(以上)

 石井望長崎純心大学准教授のお話はすべての「基本」です。これを語らずして何の日本であろうか・・・と思います。(この「移民政策」等に関することについては次回に書きます)

続々編、ゴーンの件でどうぞご覧ください。「ゴーン」事件について私は「来るべきものが来た」と思っております。

画はわがブロ友で「愛国画報」のyohkanさま

 奥山篤信氏が書かれた文で、中には八幡和郎氏への反論もあります。

◎僕の想像だった日産事件はCIAの陰謀あるいはアメリカとの連携プレーで当たってるかも?

米在住の国際通の友人より:
ゴーンの件、結局はマクロン政権の対中国前のめり政策に危機感を感じた日産日本人幹部によるクーデター。マクロンは日産の電気自動車 AI 技術を使ってルノー(つまりフランス)の中国市場制覇を狙っていて既にゴーンにより日産による数兆円の投資を発表している。
またぞろメルケルの VW の様に技術盗用される結果となるだけ。

これはトランプ政権にとってもとんでもない事。裏で日米政府連携あるでしょう。
トランプはこの前の WW1 記念式典でもマクロンにカンカンなのは対中国問題から。
よって日本では国税ではなく特捜が出てきた。八幡の指摘する様に表面的にはやりすぎでも「対中国」という国策を考えれば八幡は本質を捉えていない。

君の当初の FB での米国の陰謀(というか裏工作)論、間違っていない。(以上)

参考・・・奥山篤信氏が上記の文の中で批判した八幡和郎氏の意見

ゴーン会長解任。後任会長は空席。司法取引に応じたなかにはフランス人取締役もいる模様。世耕・ルメール会談。
私がこれはおかしいと思うのは、①ゴーン会長の逮捕理由が別件逮捕的である②ゴーン&ケリーという多数派の取締役を逮捕を少数派の西川社長が仕掛け、取締役会の構成を与野党逆転させて、自分たちに有利な決定をしようとしていることだ。こんなことが許されるなら日本は中国や韓国を笑えなくなる。重要決定は、多数派の意向にそって行うべきだし、体制を組み直すのは株主総会で取締役を入れ替えてからすべきだということだ。国会で野党が検察をそそのかして与党の議員を与野党逆転するまでの人数逮捕させて、政権をひっくり返すなど許されないだろう。

「西川社長らがやろうとしていることは、野党が特捜と組んで与党議員を与野党逆転できる人数まで逮捕させ、国会で与野党逆転させておいて法律を変えて二度と与党が政権に戻れないようにするのと同じ」というようなことでないことを祈る。そんなことが許されるなら、日本は中国を笑えない。(11月22日)

下記はアメリカ在住の冷泉彰彦氏の意見です(部分)東京都生まれ。東京大学文学部卒業、コロンビア大学大学院卒。1993年より米国在住。

もしかしたら、フランス政府としては「三社連合」への影響力を強めようという意思を持っているのかもしれません。仮にそうであっても、それをある程度は理解した上で、日本側としては、「ゴーン体制排除」のためにはフランスとの連携を選択した可能性もあります。

では、両国の世論はどうかという要素ですが、フランスの場合は「高額報酬批判+グローバリズム批判」という世論のセンチメントは強いと思います。マクロン大統領という人は、一種の「中道ポピュリズム」を求心力にしようというタイプの政治家ですから、「ゴーン体制」を終わらせるということは、政治的にはプラスということは考えられます。

一方で、日本の場合には検査員資格問題で恭順姿勢を見せない日産に対するイメージの低下という問題もくすぶっています。その上で、今回の高額報酬問題について一旦それが違法だということになれば、延々と批判報道が続くことが考えられます。そうなれば、検察としても、政権としても政治的にプラスの効果はあると思います。https://www.mag2.com/p/news/377160/4

 

画はわがブロ友「愛国画報」のyohkanさま・・・この絵を奥山篤信氏がおおいに気にいられて次のような解説を書いてくださいました。(追加記事)

◎最高の風刺画だ 外国人労働者受け入れ絶対反対!野党よ抵抗せよ

 19:23イエスは弟子たちに言われた。「はっきり言っておく。金持ちが天の国に入るのは難しい。 19:24重ねて言うが、金持ちが神の国に入るよりも、らくだが針の穴を通る方がまだ易しい。」 19:25弟子たちはこれを聞いて非常に驚き、「それでは、だれが救われるのだろうか」と言った。 19:26イエスは彼らを見つめて、「それは人間にできることではないが、神は何でもできる」と言われた。(マタイ福音書より)

 

ところでクライン孝子女史のご意見をご紹介します。クライン女史は安倍支持というところが私とは全く違う意見ですが、さすが大物で私には絶対に説教などなさったことはなく、私もクライン女史の実践・取材からの世界的な高い判断をおおいに尊重しております。

◆◆【言いたい放談】指導者の功罪、カルロス・ゴーンと安倍首相[H30/11/22] https://www.youtube.com/watch?v=wfVdjfvm4RE
<<2018/11/22 に公開
今回の一連のゴーン事件ですが、私はこのニュースを知った瞬間、
「これは、単にゴーン氏の税金逃れ=不正発覚事件というよりは、
むしろ、実に巧妙な国際政治が絡んだ熾烈な国際政治が絡むの諜報機関による
パワーゲームであり、
今回ちょうどいいタイミングで、日本において
日仏スキャンダルが浮上してきた。
そこで早速、国際舞台で表ざたにし、大事件化してつるし上げる。
いいかえれば、大国同士の熾烈な諜報活動の主戦場として、
日本がその場を提供した(のではないか)」と勘ぐったものでした。
その証拠にして
一つは、ゴーン不正の暴露は日本政府が後押し?https://www.fnn.jp/posts/00392030HDK
 理由ですが、
ゴーンの日産支配の終焉は単なるゴーン容疑者の不正だけが理由ではなく
既に、水面下においては、20年前からルノーは日産を支配しており、
それだけに、ここ数年というもの、フランス政府の立場がより微妙に変化しはじめた・・・
つまり、具体的には、フランスが日産と三菱自動車を抱きこみ、その延長線上
強い三社連合でルノーグループを構築しようという画策が顕在化し始めたというのだ。
 その証拠に、日本側にとって、我慢がならなったのは、
1)日産ゴーンが、驚愕の韓国びいきだったこと!
*参照─Nissan Carlos Ghosn arrested. ─ https://www.youtube.com/watch?v=tPr1y93WF84
2)【仏マクロン大統領・カルロスゴーン・日本政府の三角関係】
カギを握るのはだれ! https://www.zaikei.co.jp/article/20180418/437915.html

3)ゴーン氏が逮捕前に統合検討!背景に仏政府の動き?(18/11/21) https://www.youtube.com/watch?v=VyZv5U23YAw
があり、そうと察知した日本側として、その防御策として、
◆*急遽、ゴーン逮捕でフランスの謀略を潰すこととした【田中宇】 https://www.youtube.com/watch?v=wwo29IwGI40
 
ではなぜ、今、日本にこうした行動が可能だったのか。
実は、遅まきながら、ようやく日本においても諜報機関の重要性を認識し始め
今から4年前、2015年12月8日に官邸直轄で国際テロ情報収集・集約を行う
「国際テロ情報収集ユニット」を発足、
各国治安・情報機関との関係強化を図りはじめ、そのため日本に対し
世界主要国が一目を置き始めたからだ。
参照─国際テロ情報の収集強化、欧州にも活動拠点 https://www.yomiuri.co.jp/politics/20181124-OYT1T50039.html?from=ytop_ylist

 そのなかで、今一つ米仏両国の関係が現時点で、険悪化しつつあること
に日本がいち早く気が付き始めた!
a)トランプ氏、マクロン氏を終戦式典直後に攻撃 
フランスはトランプ氏を「品性」に欠けると批判 https://www.bbc.com/japanese/46204342
b)トランプ氏、仏到着直後にマクロン氏批判始める 「欧州軍」構想で https://www.cnn.co.jp/world/35128442.html
(註-フランスは、ドゴール時代、彼が米主導の北大西洋条約機構(NATO)に批判的で
結果1966年にNATO軍事機構から脱退、2009年復帰、マクロン欧州軍構想は
その延長線上にある)。
というわけで今回のゴーン逮捕劇だが、日本は米国=トランプ政権による
全面的なバックアップにあって、極秘に実施された(と見ていいのではないか)。。
その真偽はさておき、
日産ゴーン前会長の逮捕、マクロン仏大統領には「寝耳に水」https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2018-11-23/PINLLW6JTSE801
そうと察知し
だったといいますから。
しかも
*ゴーン容疑者は大統領を狙って蓄財? 逮捕はルノー見据えた日産の“クーデター”か  https://blogos.com/article/340119/
というわけで、いずれ、レバノンもしくはブラジルで、その世界的人気の高さを
スプリンボードに世界的な大政治家を志していた!
1) カルロス・ゴーンの履歴 
https://www.kantei.go.jp/jp/m-magazine/backnumber/2002/ghosn.html

2)少年期過ごしたレバノンでは
ゴーン会長逮捕 「驚いた、残念 
https://mainichi.jp/articles/20181120/k00/00e/030/246000c 
というわけで、
3) ゴーン会長逮捕とは「はめられたのでは」との憶測が流布されるなか、 https://www.youtube.com/watch?v=G9-RMJH4Xlw

ゴーンは
4)17世紀後半から18世紀初頭、フランス絶対王政全盛期の国王ルイ14世.が
建てた
ヴェルサイユ宮殿で結婚式を挙げた。https://marry-xoxo.com/articles/11823

◆◇◆「日本人の知らないスパイ活動の全貌」海竜社刊 http://www.kairyusha.co.jp/ISBN/ISBN978-4-7593-1609-4.html

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Maria Callas sings La Sonnambula: Ah, non credea mirarti... Ah! non giunge

 

 

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