goo blog サービス終了のお知らせ 

ベッラのブログ   soprano lirico spinto Bella Cantabile  ♪ ♫

時事問題を中心にブログを書く日々です。
イタリアオペラのソプラノで趣味は読書(歴女のハシクレ)です。日本が大好き。

ローマ法王も動く

2014年09月24日 | 政治

<ローマ法王>「神の名で人殺しをするのは重大な冒とくだ」
毎日新聞2014年9月22日(月)20:25

 ◇アルバニア訪問、「イスラム国」を念頭に

 【ローマ福島良典】アルバニアを訪問したフランシスコ・ローマ法王は21日、イラクやシリアでキリスト教徒など宗教少数派に改宗を迫り、殺害しているイスラム過激派組織「イスラム国」を念頭に「神の名で人殺しをするのは重大な冒とくだ」と指弾した。法王はキリスト教徒の迫害に危機感を抱いており、イスラム国に対する非難を強めている。

 法王はアルバニアの首都ティラナでイスラム教など他宗教の指導者と面会し、「真の宗教は平和の源泉であり、暴力のルーツではない」と強調。「神の名を暴力のために使うことは誰もできない。神の名で差別するのは非人道的だ」と述べた。

 法王は8月中旬の韓国訪問の帰路、イラク情勢について同行記者団に「不当な攻撃者(イスラム国)を止めるのは正当なことだ」と述べ、イスラム国の侵攻を阻止するための強制措置を容認する考えを示唆。アルバニア訪問中も「宗教の真の意味を歪曲(わいきょく)している」としてイスラム国などの過激派を非難した。

 イラクのハビーブ・アルサドル駐バチカン大使は今月中旬、イタリア紙のインタビューで、イスラム国が法王の外国訪問時に暗殺を企てる恐れがあると警告した。だが、バチカンは「特定の差し迫った危険はない」と判断、法王はアルバニア訪問中の移動時にオープンカーを使用した。

 フランシスコ法王の外国(イタリアを除く)訪問はブラジル(昨年7月)、中東(今年5月)、韓国(今年8月)に続き4回目。法王のアルバニア訪問は1993年の先々代、故ヨハネ・パウロ2世以来約21年ぶり2回目。



<ローマ法王>「イスラム国」テロ警戒 広場の警備を強化
毎日新聞2014年9月20日(土)11:32

 【ローマ福島良典】イタリアのANSA通信は19日、フランシスコ・ローマ法王に対するイスラム過激派組織「イスラム国」によるテロ攻撃を警戒して、バチカンのサンピエトロ広場の警備が強化されたと報じた。

 サンピエトロ広場で開かれる日曜恒例の祈りの集いにあたって、周辺道路から広場に入る人々の監視を強化してほしいとの要請があったという。

 法王はサンピエトロ広場で毎週水曜に開く一般謁見ではオープンカーに乗って広場を巡回し、集まった信徒にあいさつするのが通例。一般謁見の参加者に対する警備はすでに増強されているという。

 イスラム国はイラク北部でキリスト教徒などを攻撃しており、法王は信徒迫害を「不当な攻撃」と強く非難している。イラクのハビーブ・アルサドル駐バチカン大使は今月中旬、イタリア紙のインタビューで「法王もイスラム国の標的に入っている」と警告した。





<ローマ法王>バチカンに習主席を招待…親書送る
毎日新聞2014年9月17日(水)21:52

 【ローマ福島良典】フランシスコ・ローマ法王の出身国・南米アルゼンチンのインターネット紙インフォバエは16日、法王が中国の習近平国家主席に親書を送り、バチカン(ローマ法王庁)に招待したと報じた。
中国は1951年にバチカンと断交しており、法王は中国との関係改善を目指している。

 インフォバエ紙によると、法王は今月3日、アルゼンチンの政治家と文化人をバチカンに迎え、約1時間半にわたって国際情勢について会談した際、習主席あての親書を特使役の2人に託したという。会談にはバチカンのパロリン国務長官(首相)、マンベルティ外務局長(外相)も同席したとされる。

 会談では、多極化する世界の中で、貧富の格差を是正し、紛争を解決するために対中関係を安定化させる必要があることが強調されたという。親書の中で法王は、世界平和について対話するため習主席をバチカンに招待し、自らも中国を訪れたいとの意向を表明しているという。
親書は3日後に特使役の2人から中国側に手渡されたとされる。



★ ローマ法王のツイッターを読んだ。(イタリア語)

Papa Francesco認証済みアカウント ‏@Pontifex_it
Quando in una società manca Dio, anche la prosperità è accompagnata da una povertà spirituale terribile.


神様が存在しない時、精神の貧困を伴うって・・・。法皇様、これだけ? でも法皇様も狙われているのですね。


★ バチカンの広報(イタリア語版)
http://www.news.va/it/news/asiasiria-larcivescovo-armeno-di-aleppo-per-il-pop

ASIA/SIRIA - L’Arcivescovo armeno di Aleppo: per il popolo, gli autori dei raid non sono certo dei “liberatori”
Aleppo – I raid aerei contro le basi jihadiste in Siria, realizzati dagli Usa con il sostegno di alcuni Paesi arabi, non suscitano attese positive tra la popolazione siriana di Aleppo, timorosa “che questo tipo di intervento esterno possa peggiorare la situazione”.
Lo riferisce all'Agenzia Fides l'Arcivescovo armeno cattolico di Aleppo, Boutros Marayati.
“Qui la gente non ha una visione chiara di quello che sta succedendo - fa notare l'Arcivescovo - ma certo non vede gli autori dei bombardamenti come dei 'liberatori'.
Il sentimento prevalente è che i raid non risolveranno i problemi, e potrebbero addirittura aumentarli. Aumenta ancora l'incertezza che tutti vivono ogni giorno.
Quella con cui, ogni giorno, i padri e le madri di famiglia si chiedono se sia ancora possibile rimanere o se l'unica salvezza sia ormai da cercare nella fuga”.
Intanto le scuole nei quartieri di Aleppo controllati dal governo hanno riaperto.
I capi delle Chiese e delle comunità cristiane si incontrano una volta al mese – la prossima riunione sarà sabato prossimo
– per fare il punto della situazione e trovare forme condivise per alleviare le sofferenze e le difficoltà del popolo:
“noi rimaniamo qui - ripete l'Arcivescovo Marayati - e cerchiamo di sostenere tutti per fare in modo che rimangano qui, che non vadano via, finchè è possibile.
C'è acqua solo due ore al giorno, sui nostri quartieri cadono ogni giorno i missili dei ribelli, manca il cibo.
Tanti vanno via.
Ma c'è anche chi è tornato dal Libano e dall'area costiera di Lattakia, quando sono ricominciate le scuole.
Il nostro unico compito, in questa situazione, è cercare di far vivere i germogli di speranza che fioriscono tra le macerie”.

 (上記のイタリア語、簡潔に和訳してみました)
アジア、シリアのアレッポ大司教は、空爆は解放にならないと語っています。状況が悪くなる恐れがありますと言っています。

アレッポは複数のアラブ諸国とアメリカの空爆は、悪化させることが懸念される。
何が起こっているのか人々はわからない、父母ら家族はただ逃げることを、どうするかと探っている。
小学校が再開された。
教会と信徒の会合は月に一度、次は土曜日が予定されている。
ここに残ってバラバラにならないことを願っている、できる限り支援を。
学校も再開され、人々が焦土の上に希望を、レバノンからラタキアからも帰ってきた人もいます。

★ 現地に住む人々はどんな思いでしょうか。
しかし「イスラム国」の要所にするはずの空爆が静かな一般住宅地に「誤爆」したという青山さんの「アンカー」をきいて、暗澹たる思いに
なります。神に祈るローマ法王のツイートはこれを知って心痛みながらも、書いたものでしょう。

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【日台友好】李登輝元総統来日特集Part1[桜H26/9/23]

2014年09月24日 | 政治
 
【日台友好】李登輝元総統来日特集Part1[桜H26/9/23]

今回、初めてご家族を伴っての来日を果たされた、台湾の李登輝元総統。19日の日本到­着の模様から、その後大阪市内で行われた記者会見、21日に東京に移動して開催された­講演会の模様をお送りします。

【D台湾】李登輝元総統講演会(グランキューブ大阪)2014/9/20

2014/9/20、5年ぶり6度目の来日となった元台湾総統李登輝先生の講演会が大­阪と東京で開催。その大阪会場である、グランキューブ大阪での講演会の一部を紹介。(­この動画内では、李登輝氏の講演内容は一切ありません。ご了承ください)

★ 李登輝先生の講演は動画ができ次第、UPしたいと思います。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

青山繁晴氏解説「アンカー」 2014.9.24

2014年09月24日 | 政治
 













★ 画面に枠がありますが、できるだけ早くみつけた動画です。
「ニュースでズバリ」のコーナーは枠はありません。内容は大変重要です。

作成してくださったかたありがとうございます。
  




【H26/09/24 青山繁晴 インサイトコラム】・・・音声のみラジオです。



コメント (14)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

宮崎正弘氏のメルマガから~「イスラム国」の拠点に米国主導の空爆

2014年09月24日 | 政治

F22ラプター、シリアのISIS拠点攻撃に初登場
   シリア政府を攻撃してきた米国が、シリア政府に通告しつつ。

****************************************

 シリア領内にあるISIL(イスラム国)の拠点に9月22日、米国主導の空爆が行われ、「テロリストの本部、軍事訓練場、武器庫、食糧倉庫、財務本部、宿舎などを空爆とミサイルで破壊した」(米中央軍発表)。

 オバマ大統領の決断は9月10日だった。空爆の実現までに随分と時間が必要だったのは周辺国の同意、賛意、あるいはこの空爆への協力である。

米国の発表に従えば、空爆にはサウジアラビア、ヨルダン、カタール、バーレン、UAE(アラブ首長国連邦)が加わった(どのような形で加わったかは不明)。そしてシリアのアサド政権には事前に通告したと一部メディアがつたえた。

「中東の異端児」といわれるカタールが加わったのは意外だが、一方でイランからの敵対的な声明もなく、シリア政府は沈黙を続けたままである。カタールはアルジャジーラの拠点でもあり、産油国で唯一リベラル政策を掲げるため周辺国と対立してきたのである。

トルコは首相が記者会見したものの、米国とアラブ諸国との協調にはノーコメント、まだトルコ政府そのものがいかなる態度かも言明しなかった。トルコは百万に及ぼうとするシリアからの難民と、国境にはイラクとの境界線も曖昧なゲリラ地区を抱えており、次の対策の方向性が見えていない。

ともかく空爆は「はじまり」でしかなく、これからISILとの戦闘は長期化する畏れがあり、地上部隊をいつ導入するかという議論になる可能性が高い。オバマは国連で支持を広げ、国際社会の理解を得たい姿勢だが、ロシアも中国も現在沈黙を守っている。

 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
 ◆書評 ◇しょひょう ▼ブックレビュー ◎BOOKREVIEW◆ 
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 平常の権力中枢の闇の奧で戦われている血みどろの権力闘争に
  あの中国が辟易しており、習近平は金正恩を「ガキの悪遊び」と

近藤大介『金正恩の正体』(平凡社新書)
@@@@@@@@@@@@@@@@@

 驚くべき新事実がこれでもか、これでもか、と網羅されている。衝撃の事実ばかりで、目がテンになることも屡々である。
いくら朝鮮半島の北半分が謎に包まれているとはいえ、「これ、本当の話か」と訝しむ箇所もある。けれど、近藤さんはなにしろ北京大学留学、となりの部屋が連紡夫妻だった。その後も北京赴任が三年に及び、また小泉首相訪朝に随行すること二回。このひと、朝鮮語もぺらぺらなので、裏町へ這入り込んでの突撃取材はお手の物である。
 中国と北朝鮮との「血盟関係」はみごとに破綻した。
 習近平は金正恩を「ガキの悪遊び」と酷評し、中国が望んでいるのは『地域の安定』であり、「金独裁王朝の安定ではない」とケリー国務長官との会談で述べているという。これは2013年四月のことで、弐ヶ月後に習近平は訪米を控えていた。習は訪米した時にもオバマ大統領に同じ内容の北朝鮮観を述べた。
これらはいずれも日本には知らされていない事実である。

 張成沢粛正までの権力中枢の暗闘を、軍との対立を軸におきながらも中国との経済開発協力、工業特区にまつわる利権、そして金一族の中国工商銀行の隠し口座の切り崩しを巡るやりとりから発覚した事実とは、張成沢が中国に隠れ住む金正男へ送金していた事実だった。
 「預金をすぐに下ろして持ってこい」と金正恩が命じたが、張は驚き「すぐにはおろせません。利息の良い『理財商品』に投資しているので、すこし時間がかかるのです」と答えた。
すると金正恩は「利息は要らない。マイナスになっても構わないからすぐにもってこい」と怒鳴り、張成沢の周りを調べると、北京の高級住宅街で、暗殺の刺客を恐れる金正男はロシア大使館へすぐに逃げ込める距離の豪邸に暮らしていることまでが発覚したそうな。
 まさに平常の権力中枢の闇、そこに渦巻いているのは陰謀、背徳、策謀、反乱、暗殺計画、密告など、平穏な日本の永田町の風景からは想像ができない血の臭いのする深奥なのだった。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
 読者の声 どくしゃのこえ READERS‘ OPINIONS 読者之声
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
  
(読者の声1)中央民族大学(北京)の経済学者、イリハム・トフティ氏の判決公判が23日、新疆ウイグル自治区ウルムチ市中級人民法院(地裁)であり、イリハム氏に無期懲役の判決が言い渡されました!! 度が過ぎて、怒りに震えています。
王力雄氏は、ツイッターで「イリハム氏はウイグル人のマンデラとなった」と発信しました。
なお「燕のたより」のご参考に。
http://www.shukousha.com/column/liu/3019/
http://www.shukousha.com/column/liu/2191/
劉燕子


  宮崎正弘 vs 石平シリーズ
(第六弾『2015 中国の真実 ――習近平が中国を潰す』)
http://www.amazon.co.jp/dp/4898317049/
    ▼
『2014年の中国を予測する―中国大陸から次々と逃げ出すヒトとカネ』(ワック)
 石平氏との対談第五弾
http://www.amazon.co.jp/dp/4898316891/
『2013年後期の中国を予測する』(石平氏との対談第4弾 ワック)
『2013年の中国を予測する』(石平氏との対談第3弾 ワック)
『増長し無限に乱れる欲望大国、中国のいま』(石平氏との第2弾 ワック)
『絶望の大国 中国の真実』(石平氏との対談シリーズ第1弾。ワック)

    ♪
『猛毒国家に囲まれた日本』(佐藤優氏との対談。海竜社)
『日米安保、五十年』(西部邁氏との対談。海竜社)
『世界が仰天する中国人の野蛮』(黄文雄氏との対談。徳間書店)
    
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
(休刊予告)小誌は海外取材のため10月2日から7日が休刊となります。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
(C)有限会社宮崎正弘事務所 2014 ◎転送自由。転載の場合、出典を明示
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

★ これは「長期化」するとのことですが・・・。クライン孝子先生のお話によると「カタール」の首領は髭をそり、
背広を着て話に加わるとありますが、相当の覚悟を感じます。


コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする