goo blog サービス終了のお知らせ 

ベッラのブログ   soprano lirico spinto Bella Cantabile  ♪ ♫

時事問題を中心にブログを書く日々です。
イタリアオペラのソプラノで趣味は読書(歴女のハシクレ)です。日本が大好き。

【討論!】内閣改造とこれからの日本[桜H26/9/6]

2014年09月06日 | 政治
  
◆内閣改造とこれからの日本

パネリスト:
 有本香(ジャーナリスト)
 上島嘉郎(ジャーナリスト)
 田村秀男(産経新聞社特別記者・編集委員兼論説委員)
 筆坂秀世(元参議院議員)
 三橋貴明(経世論研究所所長・中小企業診断士)
 三輪和雄(「日本世論の会」会長・「正論の会」代表)
 山村明義(作家・ジャーナリスト)
 渡邉哲也(経済評論家)
司会:水島総

【討論!】内閣改造とこれからの日本[桜H26/9/6]



【討論!】内閣改造とこれからの日本[桜H26/9/6]



3/3【討論!】内閣改造とこれからの日本[桜H26/9/6]





コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

宮崎正弘氏からメルマガが届きました。 「ベトナム紀行」二編連続です。

2014年09月06日 | 政治

★ 宮崎正弘氏のメルマガ、「ベトナム紀行」が2回連続で届きました。どうぞご覧ください。
 その後のベトナムを往く(その1)
   華僑は逼塞気味、日系は工場団地に集中し、大活躍は韓国だった


 またベトナムへ行った。
 「その後」どうなっているかを見るためである。
 「その後」とは、五月の「反中国暴動」以後、いったいベトナムで中国は何をしているか、そのポイントに一番興味がある。
 
 七月に日本からダナンへの直行便が開設された。
ベトナム航空は160人程度の中型機、週四便。筆者はハノイ、ホーチミンには行っているが、ダナンは未踏。ここを拠点にホイアンとユエへも。
工業団地が集中している地域でもあり、ダナンーユエを結ぶ幹線道路の主要区間と、あいだに横たわる山岳地帯に6・3キロの長いトンネルを完成させたのは日本の援助による。
当該トンネルの入り口と出口にはちゃんと日本の国旗が大きく嵌め込まれている。

ホイアンは旧市街ぜんたいが世界遺産となっている。
このため欧米人の観光客が圧倒的で町を歩くと英語にくわえ、ドイツ語、スペイン語、ポルトガル語、フランス語が飛び交っている。
四階か五階建ての瀟洒なホテルが点在し、テラスのカフェなどを覗くといずこも欧米からの個人客が多く、近くのリゾートには長期滞在組が目立ってレンタサイクルで移動している。意外に日本人が少ない。

筆者がホイアンで見学したかったのは日本人町の蹟とか、日本人墓地ではなく、華僑の足跡である。
広肇会館、福建会館、華僑会館の三つがお堂のように古い中華風の建物として残り、中国から海を越えて入植してからの「歴史」を展示している。

最初に広肇会館をみて、なるほどと思ったのは、2002年にここに江沢民がきて、揮毫していたことだった。
管理人に江沢民がきたときはどうだったかと聞くと「そりゃ、お祭り騒ぎさ」と言った。


▼やっぱりホイアンでも華僑の流れに三派

「広肇」とは広東省の広州と肇慶のふたつの地名を象徴する。
広州はクーリーで米国、カナダへ移住した在米華僑の源流だが、広州から西の江門周辺が主として米国へ渡ったのであり、それより北西に位置する肇慶はアジアへ流れた組が多い。
中華門をくぐって内部の拝殿には、広東人らしく関羽を祀っている。関羽は中国ではいまや「金儲けの神様」である。

ホイアンでも華僑の流れに三派があり、上の広州出身と海の民がおおい福建省出身が二大派閥、三位は陸続きにベトナムへ入った広西、雲南出身の華僑組である。

福建会館は規模が一番大きく、案の定、「天后」を祀っている。すなわち海の安全を祈る馬祖(中国版ネプチューン)。そしていずれも御堂のあちこちに「航海安全」とか中国語で表記されているのに、境内には僧侶がおらず、管理人たちとはまったく中国語が通じない。中国語の文献はほとんどない。

これは一種歴史的事実を物語る。
華僑は現地に同化した。そのうえ、ベトナム戦争以後におきた中越対立、大量のボートピーポルとチャイナタウンへの苛烈な弾圧、79年の戦争という歴史を経て、表面的な和解の時期があったものの、スプラトリー群島の領有をめぐって両国は対立をしたまま、ことし五月、中国海洋石油(CNOOC)の海洋リグ建設に対して、つもりつもった怒りをベトナムの民衆が爆発させたのだ。

中国企業はベトナムから去った。工業団地はがらがらとなり、八月にぼちぼちと戻ってはいるが、ホテルでも中国人は借りてきた猫のようにおとなしいのが可笑しかった。
逆に韓国人はかなり乱雑に振る舞っている。ベトナム人の対韓国感情は悪いが、流通、小売り、観光産業への投資が顕著であり、じっとその横暴に耐えているという感じである。実際にロッテリアマートという大型小売店、ヒュンダイホテルに各地にはロッテリア、日本より小売りと流通では目立つではないか。

 筆者はホイアンでそういう連想をしながら町をそぞろ歩き、川岸にある瀟洒なカフェでうっかりアイスコーヒーを所望した。氷に気をつけるべきだったが、その夜、腹痛に襲われた。
  (つづく)
      
宮崎正弘の最新刊
『台湾烈々―― 世界一の親日国家がヤバイ』(ビジネス社)
@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@

 ――これは私家版『台湾現代史 1972-2014』でもあり、著者の過去42年に亘る台湾との関わりと来歴を馬英九、李登輝総統、独立運動家、中華思想組らへのインタビューなどを通して、そのモザイク国家の真相に迫る力作

 9月10日発売決定 定価1188円
 http://www.amazon.co.jp/dp/4828417680/
 アマゾンで予約受付を開始しました!
 

****************************************

 その後のベトナムを往く(その2)
   ダナンは不思議なことに好況に沸いていた



 ダナンの町は摩天楼も多く、全体に活気がある。旧市内にはビジネスホテルが多く、川岸にはフランス植民地時代の名残のような洒落たレストラン、バア、ワインセラーが犇めいている。そのうえ、物価が安い。
 ダナンは不思議なことに好況に沸いているのである。

河畔にある「ウォーターフロント」という有名なレストランで食事をしたが、リバーサイドが満員で、それもベトナム人の家族連れか、カップル。まるでファミレスである。その二日前に近くの中華料亭に行ったが、こちらの満員。ファミレス状態だった。ワインが揃うのはフランス時代の影響である。
値段でいえばホーチミンの半値くらいだろうか。7人で食事を取り、ワインを一本開けて九千円弱だった。ひとりあたり1300円弱である。
ともかく満員の理由を英語の通じる店長に問うと、その夜は花火大会だった。九月二日はベトナム独立記念日、昼間は各地でベトナム独特な獅子舞が練り歩く。

 ダナンの都心部にはカテドラルがあって夕方のミサは体操の人混み、デパートも人手があり、大手スーパーは韓国系。花屋さんが多いのも中部ベトナムの特色なのだろうか。

 新市街区は海岸よりに開けており、海辺には高級リゾートホテルが軒をきそうように林立状態。しかしその間の土地は空いていて工場団地予定地に進出が予定される企業の看板さえない。まだまだ工場建築に空き地があるように思えた。

 ダナンのホテルを拠点にしていたので、次に7人が乗れる大型タクシーをチャーターし、ユエに行った。

片道三時間ちょっと。途中、ドライブイン休憩。
ユエで王宮を見学し、昼飯を食べた。往復で十時間、さすがに疲れた。タクシー代? 一万七千円ほどだった。

 ユエは古都、グエン王朝の首都、王宮跡がのこり、堀があり、付近の緑は豊かで花々が美しく咲き乱れている。シクロ(人力車の観光タクシー)がしつこく「乗っていけ」と誘う。

ここで意外に中国人が多い。グエン王朝が中国系であった所為かも。集団でがやがやと、そのうえ多くが一眼レフカメラを抱えているからすぐに分かる。台湾と韓国からのツアーも混ざるが、日本人は少ない(中年のおばさん三人組をみかけただけ)。

 ユエには付近に工業団地がおおいため、日本企業もかなり進出している。
このため王宮から橋を渡ったビジネス街(新市内)には日本食レストランが三軒ある。旧サイゴン(ホーチミン市)には、十数軒、いや寿司バアやら居酒屋を含めると数十店ありそうだが、その理由は付近に工業団地があるからだろう。

 総じてベトナムの中部工業地帯、中国企業の復活には時間がかかりそうで、これまでは韓国系の独断ともいえた。
なにしろソウルからダナンへ直行便が飛んでいる。日本からはようやく七月に解説したほど、韓国系には遅れを取っている。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
 ◆書評 ◇しょひょう ▼ブックレビュー ◎BOOKREVIEW◆ 
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
  
 べつに「死にやしないさ」ト期限切れ、床に落ちた汚染肉をつかう食品加工
  中国のモラル喪失はいまさら批判しても意味がないが。。。。。。。

福島香織『中国食品工場のブラックホール』(扶桑社新書)

 つい先日も世界を驚愕させた事件はマックやKFC、ピザハット、バーガーキング、吉野屋、セブン・イレブン等に加工食肉を卸していた外資系食品加工企業の「上海福喜食品」が平然と期限切れの食肉を使っていたことだった。
しかし、これなんぞ氷山の一角であり、評者に云わせれば格別驚くに値しない。
ところが中国のテレビが大々的に取り上げた。なぜか。外資系企業ねらい撃ちなのである。

これは宣伝戦の一環とみるべきであり、しかも背後には上海派を追い詰める習政権のどろどろとした野心が絡むという権力闘争の側面がある。
ちなみに摘発された上海企業は江沢民に近いと云われる上、断末魔と思われた江沢民、さかんにメディアの前に現れる。揚州で船を浮かべ、スターバックス経営者と面会し、先月はプーチンとも会見したが、つい直近の話題は北戴河会議にあらわれ、軍幹部らをともなって海岸で40分間、水泳に興じ、その現場を香港メディアに写真に撮らせて健在ぶりを示した。意図的であり、習近平にむかって「これ以上の手出しをするな」とする信号を送っているのである。(在日中国語新聞「華風新聞」14年9月5日号にも写真あり)。

さて汚染食品の続き。
下水の油をくみ取る溝油が平気で売られている。家庭の主婦は無造作にそれを使う。
メラミンの入ったミルクで乳幼児が死ぬと問題となったが、日本で報道されなかった事件は、米国向けのペットフーズ。一万頭の犬、猫が死んだ。ドロップではパナマで多くの犠牲がでた。
日本で特筆大書された事件は毒入り餃子だった。
長い捜査のあと、ようやく犯人が捕まったが、工場に怨みを持つ貧困邑の冴えない男、しかも懸賞金をねらって妻が密告したのだ。そのうえ、報奨金を受け取るや、その妻は忽然と村から消えた。

 現地に飛び込んでフットワークの強い仕事をこなす福島さん、今度は汚染食品の現場に挑み、食品加工工場の深い真っ暗な闇に光を当てた。
 カドミウムを混ぜた米は検査で不合格となる。いくら中国でも検査はある。すると業者は、その不合格となった米を合格品と混ぜた
係官は賄賂でごまかすのが常識。中国のいたるところにある日常の風景である。
 肉まんに段ボールが入っていた。
 腐りかけの肉をピンクに染める化学薬品を使う。
 屋台ではどんぶりと箸をどぶ河で洗い、次の客に回す。


 なぜ、こんな凄まじく汚染された風景があるのに、わざわざ外資系食品加工企業をねらい撃ちなのか。国内企業育成のため?
 じつはそうではなかった。福島さんの大胆な分析は傾聴に値する。
 外資系企業の広報活動の仕組みが動くからだという。
 「業界の国内事務所――広報――カネによるメディア操作。そこに、食品安全事件――業界の信用危機――価格下落――企業の赤字――赤字の持続――財務危機――外資参入――外資買収。こんな風に業界が米国資本に飲み込まれ、中国企業が慣用していた技術(ネット世論操作など)も使いこなしている」



 ▼外国企業排斥の庶民心理は報道に現れていないゾ

 かくして豚肉の流通は米ゴールドマンサックスが出資した南京雨潤集団がコントロールしており、はてはゴールマンサックス系が中国の養豚業界を抑えた。
 家禽業界は米タイソンフーズがおさえ、「鳥インフルエンザH7N9を喧伝して中国養鶏に壊滅的な打撃をあたえ」た。
メディアの力を借りて、中国の養鶏業界が崩壊寸前となり、つぎにおそらく中国の養鶏業界も米国企業がコントロールするところとなっているかも知れないと警告する。
 こうした目に見えない業界再編、つまり米系企業によるM&A手段による業界支配に中国人は中国企業を支援する心情の基礎が生まれ、この心理を利用して習近平が外国企業に片っ端から司法の手をのばすのである。独禁法違反とか、賄賂収賄とか、いざとなれば死文である法律を引っ張り出してくる。

「外国系企業をターゲットにした方が、人気が出る(中略)。さすが習近平はやるなぁと支持が集まるわけだ」(本書86p)。
 「政権の政策の方向性にも合致し、視聴率も(党経営のテレビ)取れる外資系企業バッシング報道は、政府後援による庶民向けのサーカスみたいのもの」なのである。
 もうひとつ重要なファクターは外資系企業の労働者が農村出身の疎外されて孤独な貧困層が多く、都市戸籍をもつ中国人から嫌われ、バカにされ、ひどく差別されてきた。
 だから犯人には工場に迷惑をかけたという贖罪意識はゼロ、食品安全法律違反に関しても経営側の謝罪はない。
 「そう考えると、『食品安全事件』は、その内幕曝露の過程も含めて、労働者の反乱、謀反と言えないだろうか。(中略) 未必の故意の『食品テロ』だ。そういう心理状態に生産者を追い詰めた背景に、中国の特色ある社会主義制度という政治の問題があるとしたら、彼らの報復の最終的な矛先は体制に向かうかもしれない」(235p-236p)。
 げに恐ろしきは謀略報道、朝日新聞ばかりではなかった。
         
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
ADVERTISEMENT ADVERTISEMENT
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
  
宮崎正弘の最新刊
『台湾烈々―― 世界一の親日国家がヤバイ』(ビジネス社)
@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@

 ――これは私家版『台湾現代史 1972-2014』でもあり、著者の過去42年に亘る台湾との関わりと来歴を馬英九、李登輝総統、独立運動家、中華思想組らへのインタビューなどを通して、そのモザイク国家の真相に迫る力作

 9月10日発売決定 定価1188円
 http://www.amazon.co.jp/dp/4828417680/
 アマゾンで予約受付を開始しました!

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
  読者の声 どくしゃのこえ READERS‘ OPINIONS 読者之声
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
   
(読者の声1)ロシアへの風当たりが強いようですが、MH機へのミサイル発射が親露派によるとされた説は、ここへきてまったく下火となり、真相は藪の中ですが、最近モスクワへ行かれた宮崎さんは、如何にご覧になりますか。ウクライナとロシア民兵との停戦協定も成立した様子ですが。
  (JJセブン)


(宮崎正弘のコメント) 
MH(マレーシア航空機)へのミサイル誤射は、ロシアでは完全に「あれはウクライナの仕掛けた謀略でロシアを悪者にするためのプロパガンダ」と断定されています。
クリミア併呑後、すっかり自信を回復したプーチンは、じつは強気の外交姿勢をくずしません。
ガスの大半をロシアにたよるドイツが強攻策に出られないと踏んでいるからです。そのうえ、ISILの暴走で、欧米はシリアへの介入を討議しており、もはやウクライナ問題は停戦が成立すれば関心度が低まるでしょう。

モスクワとサンクトペテルブルグで観察できたこと。国内の反対派の多くがナショナリズムの観点からプーチン支持に回ったこと。あまつさえロシア人の若者が、義勇兵となって、数千人がウクライナ国内に潜行し、ウクライナ政府軍と戦っています。かれらは愛国心から志願しているので士気が高く、一方のウクライナ軍は士気が低く、逃亡兵が多く、しかも武器を捨ててロシアへ亡命する手合いも数百、いやことによると千人の単位であるといいます。勝負はあった、と見るべきかもしれません(小生のロシア紀行は今月の『エルネオス』に。そして今月末刊行予定の拙著『中国と韓国を本気で見捨てる世界』(徳間書店)に収録されます)。



(読者の声2)プーチンの訪日はどうやら延期された様子ですが、日本では「プーチン来るな」を主唱する保守系のオピニオンリーダが目立ちました。木村?氏が典型でしたが、老生はパワーバランスから見ても、この機会こそ、プーチンを日本に呼んで北京を牽制できたと考えるので、じつは残念に考えているのです。
  (HI生、茨城)


宮崎正弘のコメント
インドのモディ首相は日本に五日間滞在し、安倍首相はわざわざ京都まで出迎えるほどの厚遇ぶりでしたね。インドは世界政治の注目点、いま豪のアボット首相がインドを訪問中です。
まもなくモディは米国へでかけ、おそらく九月か十月に習近平がデリーを訪問します。そしてプーチン大統領が秋にインド訪問を決めています。
 とりわけモディ首相の訪日、中国はよほどしゃくに障ったのか、連日大きく報道しているのが在日華僑のミニコミ誌で、そこには「日本はインドを利用して北京を牽制」と大見出しが踊っています。
 地政学のバランスを考慮すれば、プーチン大統領を日本に呼ぶのが国益でしょうけれど、アメリカの顔色をみている日本政府はまだ決断が出来ないようです。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「花子とアン」もう嫌だ、  「アンドレア・シェニエ」を聴く。デル・モナコ、コレッリ、ドミンゴ競演!!!

2014年09月06日 | 政治

★ 私は小学生の時からモンゴメリの村岡花子訳「赤毛のアン」を愛読していた。最も好きな小説だった。
  しかし朝ドラの「花子とアン」は、もう我慢できないほど一方的で悪意を感じるほどの駄作だった。
  日本が開戦、その描写は「日本が悪い」としか言いようのないほど、偏向に満ちたものだった。
  特にナレーターのタレントは気味悪い。このごろ柳原白蓮が人気というが、もうわけがわからない。
  白蓮の芸術についてではなく、その奔放な生きかたが週刊誌レヴェルで語られ、また女優の仲間由紀恵の美貌と演技によるものだろう。
  その「特異性」が一般的にもてはやされている。

  そこでジョルダーノの「アンドレア・シェニエ」を聴いた。
  作曲者のジョルダーノはデル・モナコの歌うシェニエを聴いて感動し、「わがシェニエ」と言って、その楽譜を渡した。
  
  マリオ・デル・モナコは愛国者で、戦後はじめて来日したとき、上野駅の戦傷病者を見て帽子をとり、駅構内で歌った。
  そして聴衆にその帽子を持って回り、戦傷病者への募金を呼びかけた。「私も兵士だった」と。
  デル・モナコのオペラ公演は昭和天皇が臨席された。
 
★ 動画は3つとも『アンドレア・シェニエ』から「私は兵士だった」 
 
MARIO DEL MONACO - SI, FUI SOLDATO (GIORDANO - A. CHENIER)・・・NHKに残る貴重な録画、日本語字幕付き



ANDREA CH�・NIER - FRANCO CORELLI canta " SI FUI SOLDATO " UMBERTO GIORDANO・・・フランコ・コレッリ50歳のころ
マリオ・デル・モナコの「シェニエ」の剛毅さよりもインテリ詩人を感じさせる。コレッリも感動的なシェニエを演じた。



Placido Domingo - 'Si, fui soldato', 1985・・・プラシード・ドミンゴ、
しかし、ドミンゴはアサヒビールの宣伝で「シェニエ」のアリアを歌い、私を絶望させた。


★ 実在の詩人、シェニエはギリシャとフランスの血をひく外交官の息子としてイスタンブールに生まれ、パリで詩人として活躍。
  フィランス革命前は貴族王族の退廃した生活に警告していたが、フランス革命には与せず、暴力革命となった革命政権を厳しく批判、
  革命裁判にかけられる。シェニエは愛国の詩をうたい、革命政府の暴虐を批判、
  弟子には作家のヴィクトル・ユゴーがいる。


 
コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【青山繁晴】戦後的言論空間の歪み、日本とドイツの違うところ ・ 本日、夜遅く「討論」をUPします。

2014年09月06日 | 政治
 
【青山繁晴】戦後的言論空間の歪み、日本とドイツの違うところ[桜H26/9/5]


★ 青山さんは「アンカー」では時間があっというまに過ぎるような感じの集中力があったが、チャンネル桜のこの番組では
  導入部が大変長く感じていた。 ラジオ番組もそうだった。
  しかし今回のお話はとてもよかった。青山さんのお話が大切なことばかり凝縮されているように思った。

  日本人は黄色人種と呼ばれているが、本当に「黄色」か、日本人の肌は黄色いか?
  これは「ナチュラルカラー」というお話にまったく同感。
  なぜ日本人は「黄色」と呼ばれたのか、それは私も疑問だった。
  フランスの化粧品メーカーが「日本人のために制作した」という化粧品を買ったことがある。
  いやな黄色が変に強調され、本来の日本人の肌用ではないと思った。
  それから外国製の化粧品には疑問を持っているので買わない。
  他も納得する話ばかりである。
  家事をしながらラジオのように聴いていた。どうぞ一度お聴きください。


★ お知らせ・・・本日、夜遅くなりますが「討論」をUPします。

◆内閣改造とこれからの日本

パネリスト:
 有本香(ジャーナリスト)
 上島嘉郎(ジャーナリスト)
 田村秀男(産経新聞社特別記者・編集委員兼論説委員)
 筆坂秀世(元参議院議員)
 三橋貴明(経世論研究所所長・中小企業診断士)
 三輪和雄(「日本世論の会」会長・「正論の会」代表)
 山村明義(作家・ジャーナリスト)
 渡邉哲也(経済評論家)
司会:水島総



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

クライン孝子氏・水島聡氏【言いたい放談】日本のジャーナリズムと知識人の幼さ

2014年09月06日 | 政治
 
【言いたい放談】日本のジャーナリズムと知識人の幼さ
[桜H26/9/12]

民主党政権下で失墜した日本の存在感が、ようやく回復の兆しを見せている。欧州でも注­目されている安倍外交報道と、それと比してレベルが低すぎる日本ジャーナリズムの問題­について触れながら、まだまだ幼い「知識人」の意識レベルと、目指すべき国民運動につ­いて話し合っていきます。(動画の解説)


【直言極言】戦後レジーム脱却は、朝日新聞の解体から始まる[桜H26/9/12]

水島より、改めて「戦後レジーム脱却」のための『朝日新聞を糺す国民会議』について御­説明させて頂きます。(動画の解説)


 「朝日新聞を糺す国民会議」を結成、廃刊を目指し国民運動を
   10月25日に都内で結成大会、朝日新聞撲滅を宣言


「朝日新聞を糺す(ただす)国民会議」結成への呼びかけ
 私たちは慰安婦問題等に如実に示された朝日新聞のねつ造歪曲報道を徹底的に糺すべく、全国民的な運動組織、「朝日新聞を糺す国民会議」結成を呼びかけています。
 私たちは全国民の力で、この反日朝日新聞を廃刊にまで追い込んでいくことを目指します。
 朝日新聞は、敗戦後、一貫して反日報道を続け、日本と日本国民を貶め、本来の日本を取り戻そうとする国民運動への妨害報道機関の役割を果たしてきました。その結果として、外国勢力の謀略宣伝機関の手先となって来たのも、まぎれもない事実です。のみならず、朝日新聞は「左」の側から戦後体制を擁護してきた中心組織でもあります。朝日新聞打倒は、戦後体制脱却への大きな第一歩となります。

 そのためには、日本国民が大同団結して、朝日新聞打倒への一大国民運動を展開しなければなりません。
 私たちは、東京高裁で勝利したNHK一万人集団訴訟を踏襲した戦後日本最大の集団訴訟、全国民的な朝日新聞不買運動、朝日新聞スポンサーへの働きかけ、朝日新聞集団訴訟への「証拠類」となる朝日新聞抗議糾弾百万人署名運動、朝日新聞不買・契約中止を呼びかける日本全国一千万世帯ポスティング運動・街頭宣伝活動・デモ行進・「朝日新聞読まない、買わないTシャツ電車ラリー」等々を全国民規模で展開していく予定です。
 私たちは呼びかけます。今こそ、草の根国民が起ち上がり、この運動を全国的な朝日新聞打倒ムーブメントにすることを。また結成大会を平成26年10月25日に砂防会館にて開催する予定です。
 そのためにも、是非「朝日新聞を糺す国民会議」にご登録いただくようお願い申し上げます。ご登録いただいた方には、様々な国民運動の情報や現在の状況の御説明等をお送りさせていただきます。皆様のご登録をいただき、文字通りの「草莽崛起」を実現していきたいと考えております。
朝日新聞を糺す国民会議   結成準備事務局
事務局長 水島 総

http://www.asahi-tadasukai.jp/
(申し込み方法は↑)





コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする