前髪

おとうとの“かみ（髪）”がのびた…
“まえがみ（前髪）”が“め（目）”にはいるから、むすばれてた。

ぼくたちが“びよういん（美容院）”できったとき、おとうとはギャーギャーできれなかった。
というわけで、“ママ・カリコミ”になった。
ギャーギャーないて、“ヘルニア（脱腸）”が…ボッコリ。
“びょういん（病院）”で、「あまり、なかせないでください。」っていわれてたのに…
ママはギャーギャーなかせてた。
ママ　　「あ～、こんなにボッコリ…」
おにい　「うわっ！」
おねえ　「ほんとだ～」
ママ　　「ゆ～っくり…よいしょ。(ボッコリ戻し中…）」
おねえ　「わあ、もどった～」
ママ　　「あした“にゅういん（入院）”して、なおしてもらってくるね。」
おにい　「“しゅじゅつ（手術）”するの？」
ママ　　「うん、ボッコリでないようにね。」
おねえ　「は～、“にゅういん（入院）”しちゃうのか～」
そんなこんなで…ママとおとうとは“にゅういん(入院）”した。
“にゅういん（入院）”してるあいだ、ぼくとおねえちゃんは…ないた。
パパは…かなり、つかれてた。
おとうとが“しゅじゅつ（手術）”して、かえってきた。
パパが“おつカレー（お疲れ）”をつくってくれた。

ママ　　「おいしいな～、パパのカレー！　コンビニよりも…おいしい！」
パパ　　「そりゃそうだろ…にこんだから。」
ママ　　「パパも…おつかれさまでした。」
パパ　　「ママにくらべたら、ぜんぜん。」
パパは、たべたあと…ずっとねてた。
かなり…つかれたんだな。
みんな、つかれたけど…おとうとがかえってきて、よかった！

Ｇ・Ｗの過ごし方 ～多摩川スクール～

ゴールデンウィークは、“たまがわランチ”した。
そのあと、“いえさがし”をして…“がっこうごっこ”した。
おねえ　「ここ、がっこうね！」
おにい　「じゃあ、オレは“じっけん(実験）”してくる。」

いとこ　「じゃあ、“きゅうしょく”つくるね。」
おねえ　「うちも、つくる！」
ぼく　　「くんも、てつだう～」
おねえ　「はい、きょうの“きゅうしょく”で～す。」

おいしい“きゅうしょく”のあと、みんなでゴロゴロしたり…はしった。

ちいさな“まめ（豆）”がはえてて、みんなでとった。
ママ　　「ほら、“まめ”がはいってるんだよ。」
おねえ　「ほんとだ～、ちっちゃい。」
ぼく　　「くんも、ほしい～」
おねえ　「たべれるのかな？」
ママ　　「たべないでしょう、これは。」
いとこ　「うん、あんまり、おいしくない…」
ママ　　「え～、たべたの？」
いとこのおねえちゃんの“くち（口）”に、いっぱい“まめ(豆）”がついてた…

たくさん、あそんで…かえった。
いとこ　「すっごい、ひさしぶりに“ピクニック”した。たのし～！」
ママ　　「また、こようね～」
つかれた…けど、たのしい“キモチ”をもってかえった。

Ｇ・Ｗの過ごし方 ～多摩川ハウス～

ゴールデンウィークに、“たまがわランチ”をした。
そのあとで、“いえさがし”がはじまった。
ぼく　　「くんの“いえ”にきていいよ！」
ママ　　「どこですか～？」
ぼく　　「そこに“き”おいてるから、きをつけて！」

おにい　「オレの“いえ”にも、きて！　ねれるから！」
ママ　　「え、ねれるの？」

おねえ　「うちの“いえ”はね、“かいだん”があるの！」
ママ　　「２かいだて、ですか？」

いとこ　「わたしも、ねれるとこにした！」
ママ　　「た、たかっ」

ぼく　　「くんも、やっぱり…“き（木）”にする！」
ママ　　「ここなら、のぼれるよ。」
ぼく　　「ここにする！」

ぼく　　「みんな、きていいよ！」
おねえ　「おじゃましま～す。」
いとこ　「ひろいね～」
ぼく　　「みんなも、すんでいいよ。」
ママ　　「マンションだね。」

おとうと「あ～」
ママ　　「のぼれない？」

おとうと「…」
ママ　　「なに、みつけた？」

おとうとは、“あり(蟻）つぶし”にハマってた。

みんな“じぶんのいえ”をみつけてから…それぞれ“かていほうもん（家庭訪問）”した。
いろんな“いえ”があった。
フムフム…おおきくなったら、どんな“いえ”にすもうかな？

Ｇ・Ｗの過ごし方 ～多摩川ランチ～

ゴールデンウィークは、パパが“おしごと”だったから、みんなで“のんびり”…
かとおもったら、ママがうごきはじめた。
ママ　　「ホットケーキもって、“たまがわ”で“おひるごはん”たべよう！」
おにい　「いいね～！　“すいとう(水筒）”もっていこう！」
ぼく　　「“おかし”も！」
ママは、“テント”や“ひじょうよう(非常用）ごはん”まで…だしてきた。
チャリチャリこいで、フラフラこいで…“たまがわランチ”した。

まえより“くさ（草）”が、ボサボサにのびてて…おとうとは、あるけなかった。

“くさ”がボサボサだったけど、おねえちゃんやいとこはよろこんでた。
おねえ　「これで、“おはな”の“かざり”つくって！」
ママ　　「できるかな～、おぼえてないな～」
なんだかんだ…“おはなかざり”ができて…“ブリブリひめ(姫）”たんじょう♡

おにいちゃんは、このまえパパにまけたから…“リベンジきのぼり”してた。


いつもの“たまがわランチ”…いつもの“かぞくじかん”。
あとなんねん、できるかな？

料理の本 ～材料７つで作るおやつの本（福田淳子）～

ママが“としょかん”で“おやつのほん”をかりてきた。
おにい　「おれ、これ！　あと、これ！」
ぼく　　「くん、これとこれとこれと…」
“おやつのほん”は、おいしそうなモノがいっぱいだった。
おやすみのひ…
ママ　　「“おやつのほん”にのってた“ホットケーキ”つくってみよう。」
おにい　「こっちのフワフワのやつ！」
ママ　　「りょうかい！」
みんなで、ママの“おてつだい”をして…おにいちゃんがやいた。

おにい　「うん、フワフワ！」

おねえ　「おいし～い！」

ぼく　　「うんうん！」

みんな、まんぞくだった。
いままでのなかで、１ばんの“フワフワ・ホットケーキ”だった。

“ほん”をみてつくれば…ちゃんと “ホットケーキ”になるんだな、うん。
“ぶんりょう（分量）”や“つくりかた”は…だいじだな、うん。