自由

ママは“おっぱい”をやめたから…“じゆう”になった。
ママ　　「あしたは、Ｓちゃんと“ランチ”です。」
パパ　　「あ、そうだったっけ？」
ママ　　「こども、よろしく～」
パパ　　「え？　おいてくの？」
ママ　　「つれてったら、たべれない～」
パパ　　「はいはい、わかりました。」
こうして、ママは“ランチ”にいった。
ママは“ベーグル＆マシュマロココア”の“おみやげ”をかってきた。

パパ　　「たのしかったですか？」
ママ　　「いや～、たのしかった！」
パパ　　「どうだった？　ベーグルは。」
ママ　　「おいしかった～！　いろいろあった！」
“じゆう”になったママはウハウハしてた。
でも、“おっぱい”やめたら“バランス”が…かわったみたい。
ママ　　「なんか“からだ”が、ひえるんだよね～」
パパ　　「じゃあ、“しょうがゆ（生姜湯）”つくってあげよう。」
パパは“だいどころ”で…ゴソゴソと“しょうがゆ”をつくりはじめた。
パパ　　「はい、ホンモノの“しょうがゆ”です。」
ママ　　「なんか…いろんな“あじ（味）”がする。」
パパ　　「ハチミツがなかったから…いろいろ、いれてみた。」

ママ　　「“ぜいたく”な“しょうがゆ”だね。」
パパ　　「“おかわり”あるよ。」
ママ　　「これで、“おなか”いっぱい…」
いろんなモノが、すってあるから…“のみもの”というより“たべもの”みたい。

ママは、パパによって…“じゆう”になった。
ママは、パパによって…“げんき”でいられる。
パパさまさま（様々）…だな。
　
　　　

卒業

おとうとが、“おっぱい”をやめることにした。
ママ　　「たくさんたくさん、のんでくれて…ありがと！」
おとうと「あい。」
ママ　　「“おっぱい”やめて…がんばれるかな？」
おとうと「あい。」
ママ　　「じゃあ、がんばろう！」
おとうと「あい。」
ママ　　「ほんとに、わかったのかな…」
おとうと「あい！」

こうして“おっぱい”を…“そつぎょう（卒業）”した。
そしたら、たべるたべる！
そしたら、あそぶあそぶ！
“よる”は、ツライけどな…“じんせい（人生）”は、たのしいぞ！
ぼくは“せんぱい”として、“いろいろ”おしえることにした。
ぼく　　「“ココア”、うんま～い！」

おとうと「ま～い！」

ママ　　「あまいけど…ま、いいか。」
ぼく　　「おいしいよね～。」
おとうと「ね～。」
おとうとの“じんせい（人生）”は、ひろがっていく。
うんうん、いいことだ。