恐怖の節分

おにいちゃんと、おねえちゃんが“せつぶん”をもってかえってきた。

“ようちえん”に“おに”がきたんだって…

おにいちゃんは、はりきって「“おに”ってさ、こういう“ぼう”もってるよね」って、つくりはじめた。

ママが「じゃあ、おうちでも“まめまき”しよっか。」って、じゅんびしてくれた。

ぼくは、“おに”がどこからくるか…ずっと、かんがえてた。

ドアが、カタカタッてうごいた…

おねえちゃんは、びっくりして“まめ”おとしてた…

また、ガタガタッてうごいて…“おに”がきた！！

おねえちゃんは「きゃ～！」っていいながら、つかまった。
そしたら、パパが「じゃあ、こんどはパパが“おに”ね」って、ろうかにでてった。
みんな、こわくてママのちかくにいた…
なんか、すごい“おと”がして…パパ“おに”がはいってきた！
パパ　　「うおおおお～、わるいこはいないか～」
みんな　「きゃああああ（泣）！　ママ～、こわい～！」
ママ　　「あっはっはっはっはっはっはっは…えがしら！！えがしら！！」
…なんでか、ママはわらってた。
パパが、くろくてながい“ピチピチパンツ”だけ、だったから？
パパ　　「ママ、わらいすぎ…」
ママ　　「あっはっは…あ、“しゃしん”とるの、わすれてた…」
とにかく、ぶじに“せつぶん”はおわった。

きょねんは、おにいちゃんが「おには～そと、ふくは～そと」っていうから（パパがなんかい、おしえても）
パパが、ものすごいおこってた。
ことしは、「おには～そと、ふくは～うち」っていう“ひま”がなかった…
らいねん、だな。

ご挨拶

ぼくは、さいきん“ようちえん”のれんしゅうをしてる。

おねえ　「さんし！」
ぼく　　「し！」

おねえ　「おはようございます！」
ぼく　　「ご～ご～ご！」

おねえ　「じょうずだね～」
ぼく　　「ね～」
…“きあい”いれすぎて、よだれでちゃった。
もう、“ようちえん”いってもいいかな？

　

早朝おにぎり

おにいちゃんが、あさはやくおきて…
ゴソゴソなにかやってた。
つくえで、なにかいってる…
「ふん、ふん、ふん…もういいかな…まだだ…」

ママがおきてきて、「なにやってるの？」ってきいたら…
「あ～ん、もう！　ひみつで“あさごはん”つくろうとおもったのに～」って、おこってた。
ママは「え～、ありがとう！」って、よろこんでた。
おにいちゃんは…
「だって、ママ、おなかに“あかちゃん”いるから、たいへんでしょ？」だって。
おにいちゃんの“おにぎり”は、とってもおいしかった。

おねえちゃんと、ぼくが「もう１こ！」って、なんかいもいったら…
「もう、じぶんでやって」って、いわれた。
この“コロコロおにぎり”は、つかれるみたい。

カリコミ日記、本になる

あるひ、ちいさな“ダンボール”がとどいた。
ママ　　「は～い、みんなの“ほん”がとどいたよ～」
おにい　「え～、ポケモン？」
ママ　　「ちがいます～。はい。」
おにい　「あ、おれがのってる！」

おねえ　「みして！あ、うちもいる～！」

おねえ　「ほら、いるね～」
ぼく　　「くん！！」

ママは、ぼくたちのことをパソコンにかいて…みんなに、おしえてあげたんだって。

ママ　　「“２０１０”が、おかしいけど…ま、いいか。」
ママは“てきとう”だけど…ときどき、“うれしい”をくれる。

そり遊び

ゆきがふっても、すぐとけちゃうので…
おにい　「せっかく“そり”で、すべろうとおもったのに～」
パパ　　「よし！　“そり”で、すべろう！」
みんな　「え～、“ゆき”ないのに～？」
パパは、“くさ”がいっぱいのところをさがして…
パパ　　「ここがいい！　じゃあ、いくよ！」

パパ　　「おおおおおおお～！！」
…みんな、ビビッてしまった。
ママ　　「いっしょにすべる？」
ぼくがのせられた…

ぼく　　「！！！」
ぼくがすべったら、みんな“あんしん”してすべりだした。
おにいちゃんは“ひとり”で！


おねえちゃんは、ママと…なんかいやっても“め”が、あかない。
それから、“よ～い、どん”した。

おねえちゃんは、はやかった…

おにいちゃんは、パパとサッカー！

いちばん、たのしんでたのは…ママだった。
“ゆき”がなくても、“そり”あそびはできるんだな。