教団「二次元愛」

リアルワールドに見切りをつけ、二次元に生きる男の生き様 (ニコニコでは「てとろでP」)

あの北朝鮮の超高層ホテルが完成間近

2011-08-17 01:40:26 | 経済/経済/社会


http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9F%B3%E4%BA%AC%E3%83%9B%E3%83%86%E3%83%AB



朝鮮に世界最高層ホテルが完成 倒壊の危険も?
http://blog.livedoor.jp/funs/archives/52021036.html



> 朝鮮に建設中の世界一高いホテル「柳京ホテル」がまもなく完成する。
> 1987年の着工から、工事延期や停止などの紆余曲折を経て、
> 24年後にようやく完成する運びとなった。



ほう。

放置プレイをやめて建設再開したらしいのは聞いていた。
だが、どうせいつもの北朝鮮のごとく吹いてるだけだと思っていた。
ホントに完成するとは思ってもみなかった。

wikiによると、このホテル、16年間も建築中のままホッタラカシにしていたらしい。
廃墟のころの写真を見てみたが、窓枠もないコンクリート打ちっぱなしの素の状態のままの放置のようだ。
さすがに鉄筋にコンクリートかぶせてない状態のままの放置ではないようで、一応は建設再開する価値はあるくらいの程度は保っているかもしれない。

でもね・・・
コンクリート打ちっぱなしのまま16年放置した建物ってさ・・・

それってどうよ?

日本の建築物なら、いかにコンクリート打ちっぱなしでも透明なコーティングをかけて鉄筋が腐るのを防止するはずだ。
けど、銭がなくなった中断した北朝鮮がそれを施してあるはずがないがな。

しかも建設時期からいって主体思想が科学的根拠より優先されていた時期だし、マトモにコンクリートのかぶり深さを考慮しながら作られているとは考えにくい。

しかし!

たった1つだけだが、その建築が確かだと思わせる証拠がある。
(証拠というか、ジンクスかな)

> ところが、韓国の建築専門家は、この柳京ホテルは倒壊する恐れもあると指摘する。

韓国の建築専門家が倒壊すると言うなら、わたしなら倒壊しないほうに賭ける。
実は案外ダイジョウブなんじゃね?



ただ、建築対象とは別の懸念点もチラホラ・・・

写真を見よう。
周りに高層ビルがあんまりないじゃあないですか。

これは何を意味するか?

超高層ビルが存在するだけの需要がないことを意味するのだ。

1棟で5万~10万室もあるホテルがゴロゴロしているラスベガスでさえ存在しない規模のホテル。
世界最高層ビルを建てたドバイでさえ建てようとはしなかった高さのホテル。

そんなものに維持コストをペイするだけの価値があるかというと、まずない。
山形のスカイタワー41(※1)の末路のごとき運命を辿るはずだ。

取り壊すべきほど無価値ではない。
かといって近々の倒壊懸念があるわけでもないから今すぐ崩す必要もない。
けど資産価値は建築コストを遥かに下回るものしかない。
使わずに維持するだけよりはマシだという消極的な理由によりとりあえず当面は利用する。
対外的には華々しい広告塔となるが、その実態は推して知るべし。

・・・そんなモノになるはずだ。

なかには
「聖帝十字陵だ」(※2)
などと言うヤツも出てくる有様である。

加えて、設計も施行も発注も朝鮮人という、あまりにも恐ろしいその実態・・・

きっとこの企画を持ち込んだヤツは
「わが国に世界一高いホテルを建て、憎き米帝や日帝や南朝鮮、ひいては親分肌がムカつく中国に、わが国の偉大さを見せ付けてやりましょうぞ!」
などと言ったに違いあるまい。
もしわたしが当時の北朝鮮の指導者なら、そんなヤツは経済担当からは絶対外す。



時は超高層ビルを建てるだけなら誰でも建てられる時代になっている。
だから最近は超高層建築というと発展途上国の代名詞になりつつあるわけだ。

エンパイアステートビルなんて、なんと1931年竣工で、既に80年も前の話なのだ。
単に高いだけでいいのなら、北朝鮮の建築技術が80年遅れているとしても建てられるレベルでしかない。

日本にもスカイツリーがあるにはあるが、あれは先進国としては例外中の例外だろう。






【※1】

スカイタワー41
http://bluestyle.livedoor.biz/archives/51172792.html#



【※2】

聖帝十字陵

サウザー (北斗の拳)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B5%E3%82%A6%E3%82%B6%E3%83%BC_%28%E5%8C%97%E6%96%97%E3%81%AE%E6%8B%B3%29

> 南斗六聖拳「将星」の男。
> 己を最高権力者にせんとする野心に満ち、
> 自ら神に無敵の肉体を与えられた「聖帝」と名乗り、
> 覇権掌握のための領地拡大とその権力の証として、
> 巨大なピラミッド型の建造物聖帝十字陵の建立を押し進める。