教団「二次元愛」

リアルワールドに見切りをつけ、二次元に生きる男の生き様 (ニコニコでは「てとろでP」)

現代にも魔術はある!

2009-05-29 00:02:18 | オタネタ全般
古来より、人類は言霊を用いて魔術をあやつってきた。
にもかかわらず、現代にはほとんど魔術は継承されていないようにも見える。

ところが!

魔術は現代にも実在する。
ここで、実在する魔術のうち、強力なものをかいつまんでいくつか解説してみたい。



[第3位]
「できちゃった・・・」

テスタメントなみの威力をもって絶対零度で凍てつかせる呪文である。
さまざまなステータス異常を治癒する効果もあり、泥酔ステータスの彼氏をシラフにもどすなどの用法も知られている。
また、モンスターボールなみの捕縛効果もそなえており、一度捕縛されたものはボードからログアウトしないかぎり解除することができない強力な特性を持つ。
使いかたを誤ると、ボスキャラクラスの攻撃力を誇るSchool Daysのコトノハサマに腹を割られるイベントが発生することもあると言われている。
幸いにしてこの呪文を詠唱する敵キャラはわたしの周囲には生息していないが、これによるステータス異常でスクールギルドや会社ギルドを辞めたという話はよく聞く。



[第2位]
「それは仕様です」

電脳世界における高位のウイザード様しか使うことのできない絶対防衛呪文。
どんなクレームがこようとも「それは仕様です」を発動することによってダメージを無効化することが可能であり、たとえOSフリーズやウィルス感染などのレアアイテムによりバーサク化した顧客による攻撃であっても必ず無効化可能。
仮にこの魔法を習得せずに大規模な戦闘に参加した場合、次から次へとパッチを唱え続けなければならない消耗戦に突入することを覚悟すべきである。
いままで最も多く発動させた人物はビルゲイツ氏であると言われており、それにより多くのプログラマに「それは仕様です」の破壊力を知らしめることとなった。
一説によると、この呪文にはぬるぽの呪いがかけられている事が多いとか・・・。



[第1位]
「登場人物は18歳以上」

この呪文を唱えておくと、ジパングサーバー全域のキャラクタにエロゲでの全ての登場登場を成人に見せてしまうというステータス異常を付与できる。
もし唱えていなかった場合、ジパングサーバーのゲームマスターにバシルーラで拘留所まで飛ばされる恐れがあるため、エロゲギルドを立ち上げるならば必ず唱えておくことが望ましい。
なかには念をいれて「もてはらしょー」は「模手原商科大学」であり「はらみちゅー」は「原巳忠商事」であるとの追加発動まで行うものもいる。
彼女ら登場人物はホルモン異常の疾患であったり、コールドスリープ帰還者であったり、1年が120日となる地球とは別の惑星の居住者だったり、ホビットなどの人類とは別の種族であったり、3年も中学浪人した苦労人であったりと、実に多彩な側面を見せてくれており見るものを飽きさせない。



[やくにたたない第1位]
「愛してるよ」

キャラクタ1名に対し1ターンのみ行動不能にする呪文。
ただし、詠唱者側もしくは詠唱先側のどちらかがパーティーを編成している場合、パルプンテなみに「何かとてつもなく恐ろしいものを呼び出した」事もありうると言われているので、使用上の注意が必要である。
なお詠唱に失敗すると、詠唱者は ”きまずさ” というステータス異常にかかりっぱなしになったり、逆に相手キャラクタに何らかのエンチャントが追加になったりと、用法は容易ではない。
戦闘中に2種類以上のキャラクタにむかって詠唱したときのカオスっぷりは推して知るべしである。
唯一この魔法を使いこなせるSchool Daysの伊藤誠が、詠唱の第一人者として広く世に名を知られている。
他の魔法もそうであるが、ジパングサーバー以外のサーバーに移転した場合にはプロトコルが異なるので、「あいらぶゆー」や「いっひりーべりっひ」などと詠唱しなおさなければならない。