教団「二次元愛」

リアルワールドに見切りをつけ、二次元に生きる男の生き様 (ニコニコでは「てとろでP」)

コスプレとは成りきることに見つけたり!

2009-05-21 00:09:21 | オタネタ全般
いまでこそメイド喫茶やコスプレ喫茶はやや下火になりつつあるが、コスプレ喫茶が流行りはじめて一般に認知されるより前に、一度だけコスプレ喫茶に行ってみたことがある。

だが。

期待はもののみごとに裏切られた。

そのときは内心とてもガッカリした。
スミスが帰ってこないことを悟ったときのノリコばりにガッカリした。

ただキャラの服を着ているだけだったからだ。
それからは2度と行っていない。

コスプレとは、コスチュームでプレイすることである。
服を着ているだけならばコスプットオンとでも名づけるのが本来の姿である。
しかしそうはなってはいない。
なぜならば、着るだけでは用を成さない事は、だれかは知らぬがコスプレと名付けた男も理解していたに違いないからだ。
プレイがあるかないかが大変重要なのだ!

だからキャラの服を着ているだけではダメだ。
それゆえに単にツラがマシなだけの女の子を雇うのではないほうが望ましい。
アニメを死ぬほど見ていて、キャラに精通していて、キャラのしぐさやセリフのマネができるほうが望ましい。
というか、そうでなければコスプレ喫茶を楽しめないし、プレミアムを払ってまで行こうとは思えない。
その場合ツラはどうでもいい。
どちらかというとツラは美人なほうがいいという程度の要望でしかない。

われわれオタは見た目よりも成りきりに価値を見出すのだ。
車を運転していても
「減速!」
と言いつつ
「何秒遅れた?」
と聞き、別のヤツが
「12秒です」
と聞き返し
「・・・そうか」
と答える、そういった成りきりをとても大事にしている人種なのだから。

コスプレ喫茶でもそういうノリがあってもいいじゃないか。
そうだな・・・、たとえば注文とりにきてお冷を出して
「ひとつ言っておく。こぼれた水は、また汲めばいい」
とでも言って欲しいものだ。

通な客ならば
「それだけだ」
とでも答えてくれ、ナイス接客を称えてくれるであろう。

しかし先の店では望むべくもないシロモノだ。

コスプレ喫茶が多少ましになれば、そのうち行ってみようかとは思う。



(@トップをねらえ! でした)