歴史サークル「尊王筋肉」の梅痴鴉さんと打ち合わせをしてきました。
面白そうなプロジェクトに私も混ぜてくださるとのお誘いでした。
鴉さんたちがつくっている同人誌は何年も前から拝読していますが、研究レベルの高さと文章のわかりやすさと毒舌の鋭さには敬服していました。
私なんかがプロジェクトに加わって良いのかなとの思いもありましたが、鴉さんをはじめとする強烈な方々とクリエイティブな活動をするのは楽しそうなので、まぜていただくことにしました。
かといって鴉さんのような原稿は私には書けないので、いつもブログに乗せているような駄文にほんの少し怨念を加えたものにしたいと思っています。
打ち合わせの際、鴉さんが参加しているサークル「幕末ヤ撃団」の新刊『明治維新 上野戦争編』をいただきました。
このシリーズは以前より愛読していますが、今回も濃厚なラインナップでした。
梅原義明さんの「東京誕生!」
大塚進也さんの「上野戦争における両軍の戦略と、戦況の推移について」
梅痴鴉さんの「覚王院義観の上野戦争」
さっそく拝読しましたが、いつもながら内容が非常に濃く、それでいてとてもわかりやすい文章でした。
私は二十年ほど前から彰義隊に関心があり、彰義隊慰霊法要に参加したり関連人物の掃苔をし続けてきましたが、本格的に研究に取り組んだことはありません。
そんな私にとって『明治維新 上野戦争編』には知らなかった事実が満載で、これまでの定説が根拠を示しつつ否定されていたりと、大変目新しい内容でした。
上野戦争や彰義隊に関心のある方にとって、必読の一冊だと思います。
コミケをはじめとするいくつかのイベントで販売されるので、興味のある方は「幕末ヤ撃団」のウェブサイトをご覧いただければと思います。
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