幕末掃苔屋 公式ブログ

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明治初年の警視庁

2010年04月22日 | 侍たちの警視庁
明治初年の警視庁について研究しています。

警視庁の発足は明治七年で、その際に三千人の侍が
警察官として採用されました。

薩摩藩士がもっとも多いのですが、幕臣や東北諸藩士、
その他全国各地の藩士たちも採用されました。

数年前まで敵味方に分かれ血みどろの戦いを繰り広げていた侍たちが
同じ羅紗の制服に身を包み、首都・東京の治安維持に当たったという
史実に惹かれた私は、創成期の警視庁を彩った彼らの墓や史跡を
訪ねることに夢中になり、その調査記録を私家本『侍たちの警視庁』として
一冊にまとめました。

この『侍たちの警視庁』も、5月4日のコミティアでは
販売させていただきます。

初代大警視・川路利良をはじめ、抜刀隊指揮長・川畑種長、
長岡藩参謀・三間正弘、会津の猛将・佐川官兵衛、
白虎隊士・篠澤虎之助、からす組・細谷十太夫、
沖田総司の甥・沖田芳次郎、京都見廻組・今井信郎、
新選組副長助勤・藤田五郎、土佐勤王党・檜垣直枝、
桜田烈士・菊池剛蔵など、明治初年の警視庁に在籍した六十二人の侍を、
墓およびゆかりの史跡写真と共に紹介しています。

ぜひ会場で、お手に取っていただければと思います。


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