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小島資料館に行ってきました

2011年12月23日 | その他

町田市にある小島資料館に行ってきました。

1月2月は冬季閉館となるので、12月の最後の開館日に行ってきました。
前日の江戸史談会でお会いした古写真研究家の森重さんが偶然同じ日に行く予定だというので、多摩センター駅で待ち合わせてご一緒することにしました。

昭和43年開館の小島資料館は、名主であった小島家のお屋敷と敷地内に建つ資料保存館からなる私設資料館です。
外観は歴史ある純和風のお屋敷で、第20代当主の小島鹿之助と深い交流があった近藤勇や土方歳三もたびたび訪れていたそうです。
受付で入館料を支払った後、第24代当主で小島資料館館長の小島政孝先生にお屋敷内をご案内いただけました。当時の大黒柱や居室のほか、小島家に伝わる貴重な品々も見せていただくことができ、森重さんと興奮しながら拝見しました。
お屋敷内をご案内いただいた後は資料保存館に向かいましたが、ここには有名なドクロの刺繍のある近藤勇稽古着や、本で見たことのある様々な新選組関係史料、佐久間象山の書や、先祖代々引き継がれてきた古文書などの貴重な史料が展示されていました。
これは新選組好きにはたまらないことでしょう。
個人的には、歴史ある私設博物館独特の雰囲気が最高でした。
最後に広いお庭を拝見しましたが、小島鹿之助と近藤勇の胸像や、彰義隊戦争の銃痕がある寛永寺の灯篭がありました。そしてとても人懐っこくて可愛らしい犬もいました。

私設博物館のロマンを存分に味わえる、素晴らしい資料館でした。
また訪れたいと思います。

※1月2月は冬季休館となるため、次の開館は2月の第1日曜日となります。


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