数年ぶりに靖国神社の遊就館に行ってきました。
目的は御遺影展示室に西南戦争で殉職された国分友諒権少警視・神足勘十郎一等大警部・内村直義二等中警部の遺影があるかを確認するためです。
西南戦争で戦死した警視隊七百七十四名は靖国神社に合祀されています。
元旦に訪れるつもりはなかったのですが、昨年末に訪れたところ休館中だったので、本日再訪することにしました。
さすがに靖国神社境内は初詣客で混んでいましたが、遊就館はそれほどでもなく、種田政明の軍服上衣や能久親王着用の指揮刀などをじっくり見ることができました。
御遺影展示室では新発見はありませんでしたが、佐川官兵衛一等大警部の遺影を数年ぶりに再確認してきました。
その後、九段下から新宿線で曙橋に向かい、曙橋から歩いて試衛館稲荷(愛称)に向かいました。
あさくらゆう先生より、地主様のご好意により本日のみ境内に入って参拝できると教えていただいたからです。
参拝後にお神酒をいただき、あさくら先生から稲荷の由来を教えていただきました。
境内では幕末ヤ撃団さまの本が販売されていたので、『三春狐と二本松狐』と『明治維新 会津戦争Ⅳ編』の二冊を購入しました。
昨日今日と二日連続で、自らの研究を本にまとめていらっしゃる方々と出会え、かなりの刺激を受けました。
参拝者の中には矢立茶屋の常連だった方もいらっしゃり、色々と話が弾み、楽しい時間を過ごさせていただきました。
その後、前日に続き、新宿に向かいました。
つづく
※写真は試衛館稲荷
私の身体の続く限り運営したいと思いますのでよろしくお願い申上げます。
ありがとうございました。
寒空の中、長時間にわたる境内でのご案内は大変だったと思います。
お疲れ様でした。
貴ブログ拝読致しました。
神足勘十郎大警部の写真の存在の有無につきまして、ご教示賜りたく、よろしくお願い申し上げます。
はじめまして。
神足大警部については気になっているのですが、詳しいことはわかっておりません。
佐川大警部と並び称される人物であったようなので、ぜひお参りもしたいのですが。
引き続き、調べていきたいと思っています。
神足大警部は、横井小楠と同族の横井時敬(東京農大初代学長)と関連のある方ではないかと、興味を抱いております。
まずは、お礼旁々。
そのことについては、昨年四時軒を訪れた際に伺いたいと思っていたのですが、私が訪れた日がちょうどお休みだったため、そのままになっています。
熊本出身の警視官については興味深い人物が何人もいますので、引き続き調べていきたいと思います。