沖田総司のお墓参り

6月30日、沖田総司のお墓参りをしてきました。
今年も三百人ほどの方がお参りに来ており、沖田総司の揺るぎない人気を感じました。
お参りのあとは伊東成郎先生の講演会「新選組新資料のご紹介～親切者・松原忠司の真実から、土方歳三が大恩人に最後に告げた本当の言葉まで～」に出席しました。
相変わらずの巧みな話術と、隊士に関する数々の新発見情報で、大いに会場を沸かせていらっしゃいました。
あっという間の一時間半でした。

講演会の後はおなじみの、新選組ゆかりの作家の皆さんによるご挨拶が行われました。
釣洋一先生をはじめとする作家の方々のほか、丹南藩を研究されている杉浦眞樹さん、古写真研究家の森重和雄さん、探墓巡礼顕彰会の加藤健太郎さんといった私にとっておなじみの皆さんが壇上にてご挨拶をしていました。
同志・杉浦さんの丹南藩アピールトークを喜んでいると、司会の大出俊幸さんから突然のご指名を受け、私も壇上にてご挨拶をさせていただくことになりました。
心の準備ができていなかったため、会場を埋め尽くす二百五十名ほどの新選組ファンの方々を前にして、若干、足が震えていました。
拙著『侍たちの警視庁　大警視川路利良の時代』（私家本）の宣伝と、『歴史読本』9月号の新選組特集号に書かせていただきます「新選組と警視庁」という記事の宣伝をさせていただきました。
その後の懇親会では、鹿児島からいらっしゃったという筋金入りの新選組ファンの方や、古高俊太郎が大好きだという方と語り合い、楽しい時間を過ごさせていただきました。
さらに釣洋一先生のお店「幕末酒場・新選組屯所／春廼舎」に会場を移動し、終電まで盛り上がりました。