幕末掃苔屋 公式ブログ

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大阪・明石・岡山を巡ってきました(前編)

2014年03月01日 | 掃苔録

まず最初に訪れたのは大阪市天王寺区にある真田山陸軍墓地です。

最寄りの玉造駅から真田山陸軍墓地方面に向かう途中の横丁が、「幸村ロード」と名付けられていました。
この辺りは真田幸村とゆかりの深い地域なのだそうです。
たくさんの幟が設置されており、幸村バーガーなどを提供する店もあるようです。

真田山陸軍墓地には五千基以上の墓が整然と並んでいます。
小雨の降るなか三十分ほど滞在しましたが、約十年前に訪れた時と同様、墓参者は私以外には誰もいませんでした。
黒猫を一頭見かけたので鞄の中に常備しているマタタビを与えようとしましたが、すぐにいなくなってしまいました。

目的の警視官の墓を掃苔したあと新大阪駅にとんぼ返りし、新幹線で西明石駅に向かいました。
そこから明石駅に行き、明石城を見学しました。
その後、加来耕三先生の『真説 上野彰義隊』を読んで以来ずっと気になっていた光明寺にある津田柳雪を掃苔しました。
山川出版社発行の『兵庫県の歴史散歩』にも紹介されている史跡なのですが、思わぬ姿に驚かされました。
この状態がずっと続くのか、気になります。

雨が強くなってきたのでこの日の掃苔は切り上げ、福山まで足を延ばしました。
ペリーを接待する際に出されたという“保命酒”を購入するためです。
翌日は岡山市中区にある東山墓地へのリベンジです。


つづく


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