幕末掃苔屋 公式ブログ

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近況報告

2011年11月01日 | その他

上野の本屋で「赤い人」(吉村昭、講談社)を購入しました。
北海道の樺戸集治監の歴史を描いた作品で、初代典獄の月形潔、二代目典獄の安村治孝、看守長の海賀直常、剣道師範の永倉新八、囚人の五寸釘寅吉、熊坂長庵、三浦文治、津田三蔵など、私が興味を持っている面々が次々と登場する作品でした。
この作品を読んだことで、無性に樺戸集治監に行きたくなりました。

そのあと不忍池に向かいました。
すでにたくさんのカモが来ていました。
いつも鯉と亀がうじゃうじゃ集まっているスポットがあるのですが、よく見ると大きなナマズが鯉に交じって泳いでいて驚きました。

そのあと国際子ども図書館、根本中堂を眺めながら桃林堂上野店に向かい、喫茶室で抹茶と小鯛焼をいただいてから、歩いて帰宅しました。

翌日は品川区西大井にある伊藤博文墓所に行きました。
普段は門が閉まっていて墓所内には入れませんが、今年は10月30日(日)から11月1日(火)までの間、公開されています。
訪れたのは午後四時近くでしたが、墓所内には十人近い人がいました。
その後は赤坂B♭で開催された釣洋一先生の奥さまのコンサート「春音のラテンコンサート2011」に行き、すばらしい歌声を堪能しました。
2年ぶりのコンサートでしたが、来年も開催してもらいたいものです。


※写真は不忍池にいたカモ