秋篠宮殿下が53歳の誕生日の記者会見で、来年の新天皇ご即位のお祀り、大嘗祭(だいじょうさい)について”身の丈に会った天皇家の活動費(宮廷費)範囲で賄うべきであったと発言、国家予算で実施することに決定した宮内庁への批判ともとれる異例の発言をし話題になっている。
明年のカレンダーが、そろそろ出回ってきたが、それを見ると、4月30日の今上天皇ご退位、5月1日の新天皇ご即位を挟んで10連休で日本列島は喜び一色に包まれる。その国家的なお祀りまで半年を切ったが、昨日の産経新聞で、ジャナーリストの桜井よしこさんが随筆欄「美しき脛機(つよき)国へ」の中で、今上天皇にご退位までに靖国神社を是非ご親拝されていただきたいと提案されている。僕もこの秋の靖国神社秋の大祭に当たり、小ブログで同じような提案をしており桜井さんのご意見に賛同だ。
天皇陛下の靖国神社ご親拝は昭和50年(1975年)11月21日の昭和天皇を最後に途絶えている。平成になってから今まで一度も行われていない。理由は元宮内庁長官、富田朝彦氏のメモによると、靖国神社がいわゆるA級戦犯の方々の合祀を決定したことに対する天皇陛下のご不満,によるものだとされている。
ご譲位まで半年を切り、今上陛下は公式の行幸行事は終えられたが、最後まで国民にふれたいお気持ちから私的な行幸にお忙しい日々だが、桜井よしこさんの表現を借りれば、”天皇皇后両陛下の動静からすっぽり抜けていることがある。大東亜戦争で戦って命を落とした英霊を祀る靖国神社へのご親拝である".具体的に提案したい。来年4月21ー23日の春の例大祭に、ぜひ平和な平成も無事終えた旨、英霊に報告し、次の天皇陛下のご親拝復活への道を開いて頂きたい。