この三連休、僕は一回、買い物に出かけただけで家に閉じこもり、ひたすらテレビで相撲観戦の毎日であった。これに反して二歳年下の老妻は元気いっぱい、毎日元気いっぱい外に出かけ秋の日を楽しんでいた。昨日は目黒区の同じ区内の五本木商店会主催の花梨(かりん)収穫祭にでかけ商店街の街路樹で獲れた花梨を一杯頂戴してきた。花梨は咳止めの生薬に役立つそうだから、年寄りに多い肺炎にもよいかもしれない。
僕ら夫婦は合計年齢172歳で要介護1の認定を受けているが、地域の老人会に参加している。二人と年会費1200円を支払っているが、老妻は毎月数回の童謡の会やフラダンスの集いに参加しているが、僕は年に一回、誕生日会に顔を出すだけの会員である。連休の初日、老妻が老人会の総会に出て、参加募集のパンフと機関誌を貰ってきた。目黒区内には40の老人会があり、4200人の会員がいるが、御多聞にもれず、年々、会員数が減ってきている。60歳代の参加者が激減しているからだそうだ。僕らの参加している会の平均年齢は79.40歳である。
日本人の平均健康寿命は男性72,14歳、女性74,79歳(平成28年)という統計がある。これから見れば、僕らの老人会の平均年齢ははるかに高い。老人会が長寿に良いのか、長寿だから老人会に参加できるのか。老人会の社会活動の一つとして”高齢者施設の訪問”というのがあった。老人会の定義を改めなければならない。