「老人タイムス」私説

昭和の一ケタ世代も高齢になりました。この世代が現在の世相をどう見て、考えているかーそのひとり言。

”過去の政治家”の画策はもう結構 小沢 橋下 前原鼎談

2018-11-12 05:32:12 | 2012・1・1
国民民主党の前原誠司議員(元民進党代表)とタレントの橋下徹氏(元日本維新の共同代表)それに自由党共同代表の小沢一郎議員の三人が先日、東京でフランス料理を食べながら話あったという。経歴はマスコミにはビッグネームだが、言ってみれば、もう皆、過去の人たちだ。とくに小沢一郎氏はここ30年余り、自民党を振り出しに新生党、民主党、新進党、国民の生活が第一、自由党と政党をつくってはつぶし歩いてきた人物だ。また何か画策しようとしているのか迷惑な話である。

この”三者鼎談”について産経新聞は”前原氏、再起動へ着々”という見出しをつけている。昨年の総選挙で、当時人気の小池百合子都知事と組んで「希望の党」をつくり選挙で惨敗した。その責任を取ってしばらく、政治の表面から消えていたが、政治家としての”業”なのだろうか。これまた、政治の舞台から姿を消していた橋下氏を巻き込み、小沢氏の薫陶を受けようとしているのだろうか。

12年前国会でライブドアの”偽メール”事件が発覚、当時民主党代表の前原氏は責任を取り辞任したが、会津の黄門さまといわれた先輩議員の渡部恒三氏は”前原氏は人を見る目がない”東京都厳しく批判した。自分の作った「希望の党」は「国民民主党」と名前を変えたが、小池知事から推薦漏れされた議員の「立憲民主党」にも議員数で抜かれ人気も低迷している。前原氏の気持ちは察するが、”人を見る間違えないように。それにしても、国の内外に問題が山積している今、もう新党つくりのお遊びは結構だ。