高齢者への社会福祉は菅総理がいうほど充実しているだろうか?先日来テレビで国会中継を見ていると、菅総理は野党議員が、子ども手当てに質問すると口ぐせのように高齢者への福祉の充実について言及する。昨日の衆院予算委でも自民党の伊吹文明議員への答弁の中で一回、小泉進治郎議員への答弁では二回、さらには与党民主党、藤田一枝議員への答弁でも充実を自讃していた。
僕が住む東京目黒区の松嶋祐一郎区議(共産党)の議会報告によると、区内に住む83歳のお年寄りの国民年金13万円が、後期高齢者医療保険料を滞納したという理由から差し押さえられたという。このほか、東京23区では昨年3月までに国民健康保険を支払えない高齢者、2100人が保険証を取り上げられたという報告もある。
民主党は一昨年、政権をとって以来、何か高齢者にプラスになるような政策を取ってきたのであろうか?昨日の予算委で斉藤鉄夫議員(公明党)が珍しく後期高齢者医療制度について質問した。が、答弁に立った細川厚労相は、例によって例のごとく、何をいっているのか解らない答えだ。要するに後期高齢者医療制度の代案は出来たものの、受け皿になる地方公共団体の反対にあって暗礁に乗り上げているのが現状なのだ。
民主党の一昨年の政権公約では、後期高齢者医療制度の即時廃止ではなかったのではないか?それさえ出来ないでいて、菅総理はよくも高齢者福祉は充実しているなどと言えたものだ。後期高齢者も茶の間でテレビを見ていることも忘れないで欲しい。
僕が住む東京目黒区の松嶋祐一郎区議(共産党)の議会報告によると、区内に住む83歳のお年寄りの国民年金13万円が、後期高齢者医療保険料を滞納したという理由から差し押さえられたという。このほか、東京23区では昨年3月までに国民健康保険を支払えない高齢者、2100人が保険証を取り上げられたという報告もある。
民主党は一昨年、政権をとって以来、何か高齢者にプラスになるような政策を取ってきたのであろうか?昨日の予算委で斉藤鉄夫議員(公明党)が珍しく後期高齢者医療制度について質問した。が、答弁に立った細川厚労相は、例によって例のごとく、何をいっているのか解らない答えだ。要するに後期高齢者医療制度の代案は出来たものの、受け皿になる地方公共団体の反対にあって暗礁に乗り上げているのが現状なのだ。
民主党の一昨年の政権公約では、後期高齢者医療制度の即時廃止ではなかったのではないか?それさえ出来ないでいて、菅総理はよくも高齢者福祉は充実しているなどと言えたものだ。後期高齢者も茶の間でテレビを見ていることも忘れないで欲しい。