安曇野ジャズファンの雑記帳

信州に暮らすジャズファンが、聴いたCDやLPの感想、ジャズ喫茶、登山、旅行などについて綴っています。

ボビー・ハッチャーソン「FOUR SEASONS」とデニーズの抹茶白玉ミニパルフェの話題

2020-05-20 20:01:14 | ヴァイブ、オルガン他

デニーズあづみの店にごく久しぶりに寄ったら、抹茶白玉ミニパルフェがあったので、ミートソースのスパゲッティにプラスしていただきました。季節ごとに替わるデザートですが、京都府産の宇治抹茶が効いた和テイストのパフェもこの季節だからでしょうか。Four Seasons(四季)という名のアルバム。

BOBBY HUTCHERSON (ボビー・八チャーソン)
FOUR SEASONS (TIMELESS  1983年録音)

   

ボビー・ハッチャーソン(ヴァイブ、1941~2016年)は、『ヴァイブのコルトレーン』と言われ、「Happenings」や「Dialouge」といったBlue Noteレーベルの代表的な作品を主に聴いてきました。それはそれで素晴らしいのですが、たまにはリラックスした演奏も悪くなく、このスタンダード集も捨てがたいものがあります。

メンバーは、ボビー・八チャーソン(vib)、ジョージ・ケイブルス(p)、ハービー・ルイス(b)、フィリー・ジョー・ジョーンズ(ds)。ハッチャーソンがオランダのレーベル「TIMELESS」に1983年に録音したものですが、これ以降Landmarkレーベルにハードバップ系アルバムを録音するようになっていきます。

曲は有名曲です。
1  I Mean You  (Thelonious Monk)
2  All of You  (Cole Porter)
3  Spring is Here  (Richard Rogers)
4  Star Eyes (Gene DePaul)
5  If I Were A Bell (Frank loesser)
6  Summertime  (George Gershwin)
7  Autumn Leaves  (Joseph Kosma)  『枯葉』
なお、「Star Eyes」の歌詞にはApril、「IF I Were A Bell」にはSeasonとSpringが入っていますが、「I Mean You」と「All Of You」には季節関連の語句が見当たらず、タイトルの「Four Seasons」との関係はこの2曲はわかりませんでした。

スイングする軽快なボビー・ハッチャーソン(vib)のプレイが楽しめます。ジョージ・ケイブルス(p)は、自己のアルバムだと弾き過ぎるところがありますが、ここでは抑制が効いています。ハッチャーソンのマレット捌きが華麗な「Star Eyes」、ハービー・ルイス(b)のどっしりとしたビートとハッチャーソンのソロが素晴らしい「Summertime」とよく、いまさらかと思う「枯葉」も、フィリー・ジョーのドラムスに乗った快演。

【デニーズあづみの店】

住所:長野県安曇野市穂高801-1
電話:0263-82-0281
ホームページ:shop.dennys.jp/map/21830

外観

コブサラダ。デニーズのセットもののサラダの中では、これが一番気に入っています。

ナスを乗せたミートスパゲッティ。かなり挽肉が多く入っていました。

デザートのメニュー。これは注文しないわけにはいきません。

抹茶白玉ミニパルフェ。美味しくいただきました。和テイストもたまには良いです。


THE NEW YORK - PARIS REUNION QUINTETとスタバでテイクアウト

2020-05-20 13:05:26 | トランペット・トロンボーン

(この記事は、amebaブログに2020年4月30日に投稿したものです。4月29日から5月10日までamebaブログに投稿した記事を順次gooブログに移していますが、これはその2回目)

久しぶりに長野駅前のスターバックスへ朝寄ったら、テイクアウト専門になっていました。珈琲と季節のおすすめの「いちごづくしのムース」を購入し、会社の入っているビル1階のロビーでいただきました。元のお店の状態に早く戻れるといいのですが。再会したメンバーのライブ作品です。

THE NEW YORK - PARIS REUNION QUINTET
LIVE AT THE BIRD'S EYE JAZZCLUB, BASEL (albore  2019年録音)

   
 
ピアニストのジェブ・パットンのアルバムを追いかけていて購入したものです。イタリアやヨーロッパのジャズを積極的に紹介している日本のALBORE JAZZにより制作されていて、クインテットによるスイスのジャズクラブにおける演奏を収録してあります。

メンバーは、ジョー・マグナレッリ(tp)、ドミトリー・バエブスキー(as)、ジェブ・パットン(p)、ファビアン・マルコース(b)、ベルント・ライター(ds)。名前の読み方は様々あるので、英文表記しておきます。
Joe Magnarelli (tp)
Dmitry Baevsky(as)
Jeb Patton(p)
Fabien Marcoz(b)
Bernd Reiter(ds)
録音は、2019年3月なので、ジェブ・パットンばかりでなく他のメンバーにとっても最新作に当たると思われます。

曲目は、ジェブ・パットンとジョー・マグナレッリのオリジナルに、よく知られたジャズナンバーです。
1  Conception (George Shearing)
2  The Truth Tellers (Jeb Patton)
3  Mr. Kenyatta (Lee Morgan)
4  Sophisticated Lady (Duke Ellington)
5  Brooklyn (Joe Magnarelli)
6  Everything I Love (Cole Porter)
7  Bittersweet (Sam Jones)

活きの良いハードバップベースの演奏が楽しめます。マグナレッリ(tp)とバエブスキー(as)のフロントが強力なのに加え、ジェブ・パットン(p)が結構アグレッシブなプレイを行っています。「Mr. Kenyatta」では、マグナレッリとバエブスキーのリズミカルなソロが光り、バラード「Sophisticated Lady」ではパットンの美しいイントロが見事で、ミディアムテンポが心地よい「Everything I Love」では、マルコース(b)も長いソロをとっています。

【スターバックスコーヒー 長野駅前店の様子など】

以下スマホによる撮影です。

   

外観。

   

店内。テーブルや椅子が片づけられています。ここまで徹底してやっているスターバックスはたいしたものだと思わざるを得ません。

   

ショーケースの中は、いろいろな品物が。

   

会社の入っているビルの一階のロビー。

   

スタバの手提げ袋は、なかなかかっこいいデザインです。

   

   

いちごのムース。中にもいちごのペーストなどが入っていました。

   

ジャズ批評誌をパラパラとめくりながら、始業前の憩いの一時でした。


セイジオザワ松本フェスの中止と群響演奏会の行方。登場予定の指揮者のCDを聴いてみました。

2020-05-19 20:03:51 | クラシック

今年の夏(8月21日~9月4日)開催予定のセイジオザワ松本フェスティヴァルの中止が、先週発表されました。ファビオ・ルイージとステファヌ・ドゥネーヴ指揮による演奏を楽しみにしていたのですが、新型コロナの状況に鑑みると止むをえないところでしょう。

セイジオザワ松本フェスホームページ:ozawa-festival.com

他方、群馬交響楽団については、7月定期から開催予定になっていますが、どうなりますか。パンフレットで予告されているアントニ・ヴィト指揮による8月の演奏会及び山田和樹指揮による10月の演奏会は開催困難かもしれません。

群馬交響楽団ホームページ:gunkyo.com/

そこで、登場予定のアントニ・ヴィトと山田和樹のCDを聴いてみました。併せて、セイジオザワフェスで振る予定だった、ルイージとドゥネーヴの作品も聴いてみました。

アントニ・ヴィト(1944年ポーランド生まれ)

クラクフ音楽院でクシシトフ・ペンデレツキに作曲を学ぶ。1971年、ヘルベルト・フォン・カラヤン・コンクールに入賞し、カラヤンに師事。1983年~2000年ポーランド国立放送交響楽団音楽監督、2001年~2013年ワルシャワ国立フィル芸術監督の他、ベルリン・フィル、ロンドン・フィル、読売日響などに客演。

   

アントニ・ヴィト指揮ポーランド国立放送交響楽団「チャイコフスキー交響曲第5番」(1992年録音、NAXOS)。弦楽合奏が美しい。特に第3楽章のワルツが透明感もあって、いいと思うのですが。

    

アントニ・ヴィト指揮ポーランド国立放送交響楽団「マーラー交響曲第5番」(1990年録音、NAXOS)。上記と同様な傾向で、第4楽章のアダージェットが素晴らしい。ヴィトは、ポーランドの現代作曲家の作品を多数録音していて、それらがよく知られています。  

山田和樹(1979年横浜市生まれ)

第 51 回(2009 年)ブザンソン国際指揮者コンクールで優勝。2010 年~17年スイス・ロマンド管弦楽団の首席客演指揮者、2016/17 シーズンからモンテカルロ・フィル芸術監督兼音楽監督、2018/2019シーズンからバーミンガム市響首席客演指揮者。日本フィル正指揮者や東京混声合唱団音楽監督なども務め、パリ管をはじめ客演多数。ベルリン在住。

   

山田和樹指揮チェコ・フィルハーモニー管弦楽団「カリンニコフ交響曲第1番、グラズノフ交響曲第5番、ハチャトゥリアン組曲『仮面舞踏会』」(2012年録音、2枚組SACD、EXTON)。選曲と録音が良いので、たまに聴いています。特に『仮面舞踏会』がテンポも鮮やかでお気に入り。

ファビオ・ルイージ(1959年イタリア生まれ)

現在、デンマーク国立響首席指揮者、ダラス交響楽団音楽監督、フェレンツェ五月音楽祭総監督。チューリッヒ歌劇場音楽総監督(2012~2019)、メトロポリタン・オペラ首席指揮者(2011-2017)、ウィーン交響楽団首席指揮者(2005-2013)、ドレスデン国立歌劇場管弦楽団および同歌劇場音楽総監督(2007-2010)などを歴任。

   

ファビオ・ルイージ指揮チューリッヒ歌劇場管弦楽団・合唱団など「フランツ・レハール『頬笑みの国』」(2017年ライブ録画、ブルーレイディスク、accentus music)。オペレッタというよりもオペラに近い演出です。ルイージの指揮姿が撮影されていて、昨年のセイジオザワフェスのチャイコフスキー「エフゲニー・オネーギン」の舞台と演奏を想い起しました。

微笑みの国を振るファビオ・ルイージ。

ステファヌ・ドゥネーヴ(1971年フランス生まれ)

1995年パリ国立高等音楽院卒業後、ショルティ、プレートル、小澤征爾らの助手として研鑽を積む。ロイヤル・スコティッシュ・ナショナル管音楽監督、シュトゥットガルト放響首席指揮者を歴任し、2015年ブリュッセル・フィル音楽監督、19/20年シーズンからセントルイス響音楽監督。フィラデルフィア管首席客演指揮者も務めている。

   

ステファヌ・ドゥネーヴ指揮ロイヤル・スコティッシュ・ナショナル管弦楽団「ルーセル『バレエ音楽 蜘蛛の饗宴』他」(2010年録音、NAXOS)。イギリスのオーケストラとは思えないような色彩感豊かな華麗な音を出しています。


ありあけ山のカフェ (安曇野喫茶店巡り)

2020-05-19 20:03:07 | グルメ

(この記事は、amebaブログに2020年4月29日に投稿したものです。4月29日から5月10日までamebaブログに投稿した記事を順次gooブログに移していきますが、これはその1回目)

先週立ち寄った「ありあけ山のカフェ」についてアップします。2010年5月のオープンですが、ランチはすぐ売り切れ、お客様が多い人気店です。

OPENの表示が出ていたので、入店しました。

外観

店内

奥の方を撮影

テーブルや椅子、床など木が主体です。

天井に近いところにスピーカーがあり、クラシックなどがBGMで流れていました。

張り出してあった、ケーキの案内。午後のお茶にいただくことにしました。

ブレンドとシフォンサンドを注文。

シフォンサンドは、クリームとフルーツが挟んであって、ボリューム満点でした。

サンドの部分を写しました。

コーヒーは香りが立ち、シフォンにあう味わいのものでした。

道路を挟んで北側は、林檎園のようです。

【ありあけ山のカフェ】

住所:長野県安曇野市穂高有明7348-9

電話:0263-88-7850
ホームページ:ありあけ山のカフェ


モンベル会員の更新、コンロの確認、常念岳展望など、ちょっと山関連の話題

2020-05-18 20:01:26 | 登山・ハイキング

アウトドア用品販売のモンベルの会員になっていますが、この5月末で期限がくるので、先日、あづみの店で更新の手続きをしました。年会費1500円ですが、ポイントが1000円分あったので、500円で済みました。

1年間のアウトドア保険に入ろうとしたら、今期はコロナの影響により山小屋の営業が不透明なので山へ行く都度かけることを勧められ、そうすることにしました。自宅へ戻る途中、山の景色を撮り、自宅では最近使用していないコンロが使えるか確認し、珈琲を飲みました。

【モンベルあづみの店】

住所:長野県安曇野市豊科南穂高1115 スワンガーデン安曇野
電話:0263-71-3775
ホームページ:store.montbell.jp/search

モンベルあづみの店

入口。新型コロナの影響による営業時間の短縮に伴い、オンラインショップの案内を張りだしてありました。

モンベルの会員証

長期のアウトドア保険に入ろうとしたのですが、そのつどかける短期のものを勧められました。

店内においてあった長野県の春山情報という冊子をもらいました。島崎三歩の山岳通信は、ウェブでたまに見ています。コロナの関係で、今年の春山への入山はほとんどなかったはずです。

八ヶ岳アルペンナビというパンフレットをもらってきました。大きな地図が掲載してあり便利そうですが、今期は使うことができるかどうか不明です。

(コンロの確認)

最近使っていないので、ガスが出てお湯を沸かせるかやってみました。外でやろうと思ったのですが、強風なので玄関で行うことにしました。

山へ持っていく用に買った、ペットボトルの水を使います。

うまく点火できました。

隣に登山靴を置いて気分を出してみました(笑)。

セブンイレブンで購入した「巧の珈琲」というドリップパックを使います。

出来あがり。まずまず美味しくいただきました。

(自宅近くからの常念岳など)

こうしてみると、今年は雪が少ないです。あたりは田植えの真っ盛りです。

真ん中あたりに見えるのが、北アルプスの前山の鉢盛山でしょうか。上ったことがないので、行ってみたい山です。

常念岳。

すこし北方面に有明山。

松川村~大町市方向です。

拡大。爺ヶ岳でしょうか。