コロナの緊急事態宣言が出たので喫茶のチェーン店には入らなかったのですが、久しぶりにコメダ珈琲安曇野豊科店を利用しました。席同士が若干離れ、衝立もあるので、この時期利用しやすいお店です。長野県産の紅玉を使ったりんごジャムやクロネージュというデザートなど新商品があって目を見張りました。久しぶりに瞠目したアルバム。
福居 良 (RYO FUKUI)
SCENERY (トリオ → SOLID RECORDS 1976年録音)
札幌のライブハウス「SLOW BOAT」は、いつ行っても素晴らしい演奏の聴けるジャズスポットですが、オーナーだったピアニストの福居良さんが2016年に亡くなり、現在は奥様がお店を切り盛りしているようです。僕は福居良さんの実演は聴いたことがありませんが、このアルバムは耳にしていました。
メンバーは、福居良(p)、伝法諭(b)、福居良則(ds)。福居良さんは、1948年(昭和23年)北海道平取町出身、18歳でアコーディオンを始め、22歳で楽器をピアノに変更し上京、ジャズ理論を学ぶ。松本英彦のグループで本格的な活動を始め、都内のジャズスポットなどに出演。75年に札幌に帰り活動。
曲は次のとおり。福居良作曲の「Scenery」は録音時の書下ろし。「枯葉」や「柳よ泣いておくれ」など親しみやすい選曲です。
1 It Could Happen To You(J.Van.Heusen)
2 I Want To Talk About You(B.Eckstine)
3 Early Summer(市川秀男)
4 Willow Weep For Me(Ann Ronnel)
5 Autumn Leaves(J.Kosma)
6 Scenery(福居良)
(以下ボーナストラック)
7 Mellow Dream(福居良)
8 Horizen(福居良)
福居良(p)の「Scenery」と「Mellow Dream」が、今年1月に和ジャズ傑作選としてCDが再発売されたので購入しました。以前、札幌のジャズ喫茶で初めて「Scenery」を聴いた時には、明快にスイングし、バラードでは抒情も漂って良いけれども、ピアノのサウンドがいま一つという感想を持ちました。今回聴いたらそのサウンドがまずまずきれいに聴こえてきたので、愛聴盤になりそうです。「It Could Happen to You」、「Early Summer」、「Scenery」あたりが抜群。
【福居 良のCD「MELLOW DREAM」】
この中から2曲がボーナストラックとして上記のCD「SCENERY」に収録されました。
【札幌 ジャズクラブ「SLOWBOAT」ホームページ】
【コメダ珈琲 安曇野豊科店】
モーニングセットのメニュー。
Cセットとミニサラダを注文。
メニューを見たら長野県産紅玉りんごジャムがあったので、追加で注文。こんな商品が出来ていたのには驚きました。県産のりんごを使っていてくれて、好印象です。
ふと壁を見たら、Kuro-neige(クロネージュ)というスイーツの写真があり、次回食べることに決定。
翌日出かけてきました。
店内はこんな感じです。
アイスコーヒーとクロネージュを注文。
ココアのバウムクーヘンとソフトクリームの組み合わせです。
真ん中が空いていて、下までソフトクリームが入っていました。カロリー高そうだけど、ちょっと感激。