安曇野ジャズファンの雑記帳

信州に暮らすジャズファンが、聴いたCDやLPの感想、ジャズ喫茶、登山、旅行などについて綴っています。

大渚山登山 (1,566m 長野県北安曇郡小谷村)(2 鎌池、小谷温泉山田旅館)

2016-11-18 20:31:05 | 登山・ハイキング

大渚山登山の続きです。行程を記しておきます。

(登 山) 湯峠駐車場9:15~東峰10:26ー10:33(休憩)~山頂10:47ー11:01(眺望タイム)~東峰11:14ー11:45(休憩ティータイム)~湯峠駐車場12:41

(立ち寄り場所) 鎌池、小谷温泉山田旅館、そばや「蛍」、白馬村のアウトドアのお店。なお、「蛍」はグルメのカテゴリーに記載します。

【東峰~湯峠駐車場】  

  

雨飾山を背景に、東峰でお茶にしました。Sさんが、コンロと水を背負ってきてくれました。

  

名残惜しい、雪倉岳の優美な姿。

  

名残惜しい、左から雨飾山、金山、天狗原山が見えます。雨飾の右にちらっと見えるのは、焼山でしょうか。

  

南側の谷を撮影。

  

下山の様子。東峰直下の細い尾根です。

  

  

雪の消えた先のところに見られるように、結構急な下りになります。木の根が出ていたり、ぬかるみで、かなり滑りやすく、僕は2回滑りました。岩稜帯でなくても、こういう道では、かなり慎重さが要求されることを実感しました。

  

前にSさん、後ろが僕です。こうしてみると、僕はへっぴり腰で、足が前に出ていません。改善を考えます。

  

石仏。

  

  

   

登山口近くにもブナの大木が茂っています。

  

駐車場に到着。大渚山で行きあったのは、3組でした。新潟県、富山県、群馬県の方で、意外に遠くまで知られている山のようです。

 

 【鎌池】

  

鎌池に寄ってみました。紅葉を過ぎて、池は静かでした。

  

駐車場の横の林。

  

水は澄んでいます。

  

 

【山田旅館】

旅館のすぐ裏手から湧出する一切湯に手を加えていない天然温泉に入りました。弘治元年(1555年)川中島の合戦の折りに、武田信玄の家臣によって元湯が発見されたと伝えられており、450年以上の歴史のある温泉です。江戸時代以降に建築された建物は、文化庁の登録有形文化財になっています。登山家で随筆家の深田久弥さんも泊まった旅館です。

住所:長野県北安曇郡小谷村中土18836
電話:0261-85-1221
ホームページ:otari-onsen.com

  

玄関から入ります。

  

  

  

木造の廊下を進むと、浴室になります。

  

100年以上変わらない浴室です。お湯加減もよく、癒されました。

  

登録有形文化財のプレート。

  

  

  

新館もあり、エレベーターも備えられています。通年営業しています。

 

【白馬のアウトドアのお店】

  

好日山荘。店内を見ていると、良さそうな登山靴が目にとまりました。目の保養だけです。

  

ノース・フェースの店内。2階には喫茶室があり、コーヒーを飲みました。欧米系の外国人のお客様が目立ちました。

  

パタゴニア。

  

ノース・フェースのお店からの白馬三山です。ウィンターシーズンが、近づいてきました。


大渚山登山 (1,566m 長野県北安曇郡小谷村)(1 北ア、雨飾の眺望)

2016-11-17 20:02:58 | 登山・ハイキング

11月13日(日)に小谷村の大渚山(おおなぎやま、標高1,566m)に登りました。Sさん、Aさんと一緒で、お世話になりましたが、今シーズンこのメンバーで上る最終の登山ということで、盛り沢山のお楽しみ日程でした。予報どおりの快晴に恵まれて、眼前に冠雪したばかりの北アルプスや雨飾山、さらには日本海も望めました。

山を下りてからも、鎌池散策、山田旅館での入浴、そばや「蛍」での食事、白馬村内のアウトドアショップ巡りと、秋の一日を満喫しました。登山道には雪や落ち葉があって、特に下りは滑りやすく、ゆっくりと歩きました。歩行時間は、上り1時間26分、下り1時間10分、計2時間36分でした。

(行 程)

(登山口まで) 長野市7:30~小谷村湯峠駐車場9:05 (白馬長野有料道路経由)

(登 山) 湯峠駐車場9:15~東峰10:26ー10:33(休憩)~山頂10:47ー11:01(眺望タイム)~東峰11:14ー11:45(休憩ティータイム)~湯峠駐車場12:41

(立ち寄り場所) 鎌池、小谷温泉山田旅館、そばや蛍、白馬村のアウトドアのお店

【日高トンネル、湯峠駐車場~東峰~山頂】

  

白馬長野有料道路の日高トンネルを抜けると北アルプスの絶景です。左から、鹿島槍ヶ岳(2889m)、五竜岳(2814m)、唐松岳(2696m)。写真は小さいですが、実際には雄大で迫力があります。

  

トンネルから少し進んだ地点からの、鹿島槍ヶ岳。この道路は、長野オリンピックの際に選手輸送用として整備されましたが、このルートを進むに連れて、気分が高揚します。なお、長野白馬間の定期バスのルートにも当たります。

  

湯峠駐車場に到着。10台程度は駐車できそうな広さです。

  

大渚山登山口。

  

道には雪が残っていて、落ち葉も多くて、かなり滑りやすい状態でした。登山口からしばらくは若干傾斜のきつい上りが続きますが、距離が短いので苦にはなりません。

  

ぬかるんでいるので、道の端を通過していきます。

  

ブナの木に表示があり、目安になります。400m毎に5つあるので、全長は2kmです。ここは800m地点。

  

概ねブナの林の中を行きますが、開けているところもあります。

  

大渚山の東峰が見えます。

  

  

このあたりは、地すべり地帯です。砂防事務所で設置した標柱も滑っていました。

  

  

振り返れば、雨飾山。深田久弥の日本百名山の一つです。今年登りました。

  

次第に平らになってきますが、雪が残っていて、20~30cmくらい積雪がありました。

  

  

東峰の手前近くですが、右に切れ込んでいるので注意した場所です。

  

反対側から見たところ。

  

上ってきた方向を撮影。

  

展望台(西峰山頂)と東峰の分岐。

  

東峰にある三角点。東峰の方が標高は高いようです。

  

東峰にはベンチがあったので、西峰の展望台へ行き、ここへ戻ってきて、お茶にすることにしました。

  

東峰からの大渚山山頂方向と、はるか向こうには北アルプス。

  

東峰から糸魚川、日本海方向の拡大。

  

東峰からの雨飾山。

  

  

東峰から分岐へ戻り、右に折れて展望台を目指します。山頂付近は平らです。

  

展望台と大草連への道との分岐。

  

大渚山頂上の標柱。展望台のすぐわきにあります。

  

展望台。階段が一つ抜けていたので、注意。

  

北アルプス北部。白馬岳、雪倉岳、朝日岳が見えます。雪倉岳と朝日岳はくっりきと冠雪しています。

  

右は日本海です。北アルプスは日本海へ続いているのがよくわかります。

  

南の方面も入れてみました。逆光でよく見えていません。

  

左から、白馬岳、雪倉岳。白馬岳の手前に白馬乗鞍岳。

  

白馬岳。

  

雪倉岳。優美な姿で、いつか登ってみたいのですが、僕には厳しくて無理かもしれません。

  

朝日岳。

  

真ん中あたりから右へ、白馬鑓ヶ岳、杓子岳、白馬岳の白馬三山。

  

五竜岳、唐松岳、白馬三山。

  

  

 左端に槍ヶ岳が見えます。

(北、東の方向) 

  

展望台から雨飾山。

  

高妻山

   

妙高山。

  

戸隠山。

    

黒姫山。

  

日本海。

(2)へ続きます。(2)では、下山、鎌池、温泉などについて記します。


ヘンリック・グンデ COMES LOVE

2016-11-16 20:04:43 | ピアノ・トリオ

先日、北陸新幹線に乗ったら、各座席に配布されている車内誌が面白そうだったので読んでみました。2冊あり、JR東日本のものは、戦国大名の真田信之の特集で、群馬県や長野県の史跡などが紹介され、JR西日本のものは、北陸地方の冬の食べ物が掲載されています。西日本の表紙に使われた「ぶりしゃぶ」の写真が頗る美味しそうで、インパクトがあり、「ぶりしゃぶ」が食べたくなりました。インパクトがあるジャケット。

HENRIK GUNDE (ヘンリック・グンデ)
COMES LOVE (Marshmallow 2008年録音)

   

先日、横浜のジャズ喫茶マシュマロに寄った際に購入したCDです。ヘンリック・グンデは、身長190cmで、かなり迫力のある体型と顔のようですが、明るくて楽しい人だと、マスターの上不さん(当レーベルのオーナーで、このアルバムもプロデュースしています。)から伺いました。棚に飾ってあったCDを手に取ってみたのですが、ベース、ドラムスがしっかりとしたメンバーなのに加え、選曲も興味が湧くものでした。

メンバーは、ヘンリック・グンデ(p)、イェスパー・ボディルセン(b)、モーテン・ルンド(ds)。3人ともデンマークの方で、コペンハーゲンで録音が行われています。グンデは、デンマークの人気ピアニストで、歌手のカトリーヌ・マッセンの伴奏も手掛けています。ボディルセン(b)とルンド(b)もステファノ・ボラーニ(p)とCDを録音するなど、ヨーロッパばかりでなく、日本でも知られています。

曲は、グンデの好きなものが選ばれたようです。C.Vreeswijkという人の「Steam Boat Blues」、カール・ニールセンの「Tunge Morke Nattenskyer」(夜の重苦しい雲)、チャーリー・パーカー作「Cheryl」、あとはスタンダードで、「Comes Love」、「Perdido」、「It Entered My Mind」、「It Might As Well Be Spring」(春の如く)、「I'm Through With Love」、「I'll Wait For You」(シェルブールの雨傘)、「You Don't Know What Love is」(あなたは恋を知らない)の全10曲。ニールセンの曲を取り上げるところは、ヨーロッパのミュージシャンという感じがします。

よくスイングしたピアノトリオを楽しめる好盤です。グンデ(p)は、意外に繊細なところもあって、キース・ジャレットからの影響をうかがわせるところもでてきます。グンデのプレイが豪快でグルーヴィーな「Steam Boat Blues」や「Perdido」がまず聴きもの。これ以上ない遅いテンポでムードを醸し出す「I'm Through With Love」やスインガーで演奏される「You Don't Know What Love Is」など、フレッシュな編曲も行われています。ボディルセン(b)は、行き届いた伴奏を行うとともに「It Might As Well Be Spring」などでソロをとっています。

【新幹線車内配布のPR誌】

北陸新幹線は、東京長野間はJR東日本が、長野金沢間はJR西日本の運行になり、長野駅で乗務員が交代します。車内誌は両社のものが置かれています。

(JR東日本)

   

(JR西日本)

   


横浜で散策(2)(ディスクユニオン関内店・ジャズ喫茶「マシュマロ」)

2016-11-15 20:00:22 | お出かけ・その他

11月9日(水)に横浜に行き散策しましたが、その(2)です。

【ディスク・ユニオン横浜関内店】

こちらのディスク・ユニオンは初めて入りました。関内駅から近く、わかりやすい場所にあります。店舗内にあるジャズ館でレコードを見て、4枚を購入。男性ヴォーカルのジョニー・ハートマンのものは初めてですが、あとの3枚は持っていて売却したもののです。しかし、やはりレコードで聴きたくなったので、購入しました。CD、レコードともに在庫は結構ありました。

  

この建物の2階がディスク・ユニオンです。

 (購入したレコード)

     

      

【HOTEL NEW GRAND】

「ホテル ニュー・グランド」は歴史のある有名なホテルです。一度入ってみたかったので、今回の懇親会がここで開催されて喜びました。料理は、フランス料理のフルコースでした。こういう懇親会(宴会)は、お酒をどんどん飲まなくていいので、僕にはありがたいです。道を挟んで撮りましたが、暗くてよく建物がわからなくなってしまいました。

  

【中華街】

ホテル・ニュー・グランドからジャズ喫茶マシュマロまでは、中華街を歩いてすぐです。火曜日と水曜日は、中華街は人出が少なくて静かだそうです。それでも、僕には大勢いるように見えました。田舎から行くと、都会の夜はとにかく賑やかに見えます。

  

  

【ジャズ喫茶 マシュマロ】

住所:横浜市中区山下町214巴里堂ビル2F
電話:090-2202-3293
ホームページ:Marshmallow

  

マシュマロは中華街の一画にあります。

  

前にはなかった液晶のディスプレイが設置されていました。

  

  

  

マスターの上不さんが、レコードの元だといって見せてくれました。

  

16インチのトランスクリプションも見せてくれました。12インチの普通のレコードと比べると、その大きさがよくわかります。もちろん現在のレコードプレイヤーでは、大き過ぎてかけることができません。

  

  

スタン・ゲッツ(ts)のアルバムです。この他に、ゲッツやハービー・スチュワード(ts)のSP盤をかけてくれました。山の話などを含めて、四方山話を楽しみ、マシュマロレーベルのCDを一枚(ヘンリック・グンデ「Comes Love」)購入しました。長野へ帰るべく、JR石川町駅から京浜東北線で東京駅へ向かいました。


横浜で散策(1)(ジャズ喫茶「ちぐさ」・ラーメン「味の時計台」)

2016-11-14 21:06:13 | お出かけ・その他

先週の11月9日(水)は、横浜に出張だったのですが、お昼の休憩と懇親会終了後に街を歩いてみました。訪れたのは、ジャズ喫茶の「ちぐさ」、昼食にラーメン「味の時計台」、レコード購入でディスク・ユニオン横浜関内店、そして、ジャズ喫茶マシュマロです。

【ジャズ喫茶 ちぐさ】

住所:神奈川県横浜市中区野毛町2-94
電話:045-315-2006
ホームページ:noge-chigusa.com

平日のお昼にもかかわらず僕を含めて5人のお客さんがいました。リクエストを勧められたので、アート・ペッパー(as)の枯葉を聴こうと「The Way It Was」(Contemporary)のB面をお願いしました。ちぐさには、2回目の入店ですが、昼の12時から営業を続けているので、ありがたいです。

  

桜木町駅からすぐの立地です。

  

入店した時にはホレス・シルヴァー(p)のアルバムがかかっていました。結構大きな音が出ていて、往年のジャズ喫茶の雰囲気を残しています。

  

お店でもっているレコードが一覧になっているので、そこから選んでリクエストができます。

  

  

僕がリクエストしたペッパーのアルバム。

  

  

【味の時計台横浜関内店】

住所:神奈川県横浜市中区常盤町3-37
電話:045-222-4656

関内駅の近くで遭遇しましたが、まさか横浜に店舗があるとは思いもかけませんでした。後でホームページを見ると、東京など道外にもフランチャイズで店舗を展開していました。札幌へ行くとたまに寄るので、懐かしくなり入店し、醤油ラーメンを注文。麺が細めで、もやしやキャベツなど野菜ものっていて美味しくいただきました。

  

一目見て、なんで札幌の「味の時計台」が横浜にあるのだと驚きました。

  

  

  

こちらのお店のお薦めは、味噌ラーメンですが、僕は味噌ラーメン自体が苦手なので、どのラーメン屋さんへいっても醤油ベースのものを頼みます。