安曇野ジャズファンの雑記帳

信州に暮らすジャズファンが、聴いたCDやLPの感想、ジャズ喫茶、登山、旅行などについて綴っています。

エリック・ドルフィー「In Europe vol.1~vol.3」とココ壱番屋のスープカレーの話題。

2020-01-02 20:02:57 | アルト・サックス

年末に安曇野インター近くにあるカレーのココイチに入ったら、なんとスープカレーがメニューにあり、早速注文しました。悪くはありませんが、具材の種類が限られ味も穏やかな万人向けのものでした。スープカレー発祥の地の札幌に行って、個性のあるお店に入りたくなりました。個性が際立つミュージシャン。

ERIC DOLPHY (エリック・ドルフィー)
ERIC DOLPHY IN EUROPE VOL.1~VOL.3(Prestige 1961年録音)   

   

エリック・ドルフィー(as, bcl, fl 1928~1964年)については、「At The Five Spot」(Prestige)が推薦アルバムの第一とされていましたが、ブッカー・リトル(tp)とのプレイに馴染めず敬遠していました。しかし、これらのアルバムや「Last Date」を聴いて、次第にドルフィーのプレイに魅せられていきました。

第1集のメンバーは、エリック・ドルフィー(fl, bcl)、デンマークのリズム隊のベント・アクセン(p)、エリック・モーズホルム(b)、ヨルン・エルニフ(ds)。1曲にチャック・イスラエル(b)。第2集と第3集は、ドルフィー(as, fl, bcl)とデンマークの上記リズム隊。コペンハーゲンにおける録音です。

曲目は、第1集が「Hi Fly」、「Glad to be Unhappy」、「God Bless The Child」、「Oleo」、第2集が「Don't Blame Me」、「The Way You Look Tonight」、「Miss Ann」、「Laura」、第3集が「Woody'n You」、「When Lights Are Low」、「In The Blues」。第1集の「Hi Fly」は、ドルフィー(fl)とイスラエル(b)とのデュオ、「God Bless The Child」はドルフィーのベースクラリネット・ソロ。

これらを聴くと、ドルフィーのサウンドやフレーズは、近現代のクラシック音楽に通じるものがあると思わされ、クラシック好きな方にもよさそうなアルバム。「Hi Fly」ではドルフィー(fl)とイスラエル(b,  他の仕事でコペンハーゲンにきていて飛び入り)とのイマジネイティブなやりとりが行われ、ベースクラリネットの可能性の豊かさを示してくれる「God Bless The Child」と第1集が際立っているのですが、バップベースのジャズの伝統を感じさせる第2集も面白い。

【CoCo壱番屋のスープカレー】

以下スマホによる撮影です。
安曇野インター店住所:長野県安曇野市豊科南穂高140番地1 スワンガーデン安曇野内

入口

カウンター。奥に一人いただけで、年末はお客様が少なかったです。

メニュー。スープカレーは、期間限定のメニューのようです。

ローストチキンスープカレーの豚しゃぶ入りにしました。ご飯は小盛です。

アップ。豚しゃぶはなくてもよかったかもしれません。



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