高温のせいかよく眠れず、起床が遅くなったので、ランチも兼ねて穂高のアロームでモーニングをいただきました。室内が満席で、ベランダ席になりましたが、涼風もきて、寛げました。寛ぎタイムにピッタリなアルバム。
MILT JACKSON (ミルト・ジャクソン)
MILT JACKSON QUARTET (PRESTIGE 1955年録音)
ヴァイブ奏者のミルト・ジャクソン(vib, 1923~1999年)は、たいへん多くのアルバムを残していますが、サヴォイやプレスティッジレーベルに残した初期のものからして素晴らしく、これもその一枚で愛聴盤です。
メンバーは、ミルト・ジャクソン(vib)、ホレス・シルヴァー(p)、パーシー・ヒース(b)、コニー・ケイ(ds)。ホレス・シルヴァーの代わりに、ジョン・ルイス(p)が入ると、MJQ(モダン・ジャズ・カルテット、1952年~1997年が活動期間)そのものになります。
(英文表記)Milt Jackson(vib)、Horace Silver(p)、Percy Heath(b)、Connie Key(ds)。
曲は次のとおり。
1 Wonder Why (Nicholas Brodszky, Sammy Cahn)
2 My Funny Valentine (Lorenz Hart, Richard Rodgers)
3 Moon Ray (Paul Madison, Artie Shaw)
4 The Nearness of You (Hoagy Carmichael, Ned Washington)
5 Stonewall (Milt Jackson)
6 I Should Care (Sammy Cahn, Axel Stordahl, Paul Weston)
ミルト・ジャクソン作「Stonewall」を除き、スタンダード曲です。アーティー・ショウ作「Moon Ray」は、若干珍しいかもしれません。
ミルト・ジャクソン(vib)とホレス・シルヴァー(p)の顔合わせだけに、ブルージーでファンキーなサウンド、メロディが聞こえてきそうですが、落ち着いた4ビートにのり、有名曲のメロディも味わえます。ハードバップの第一線にあったホレス・シルヴァーも合わせていて、パーカッシヴなプレイは行っていません。ミディアムテンポで演奏される隠れた名曲「Moon Ray」、名曲「My Funny Valentine」や「I Should Care」など、ミルト・ジャクソンの演奏は、長年聴いていても飽きがきません。
(参考)本作から「Moon Ray」が聴けます。
Milt Jackson Quartet - Moonray (youtube.com)
【カフェ AROME(アローム)】
住所:長野県安曇野市穂高有明8148-5
電話:0263-87-8622
ホームページ:arome (アローム) - 穂高/カフェ | 食べログ (tabelog.com)
外観。入口
看板
ベランダ席。
紫陽花が咲いています。この場所は、やや標高が高いので、これからといったところです。
アメリカン珈琲とミニサラダ。とてもミニではありません。長芋の短く切ったのが入っていて、ちょっとネバネバ感もあります。美味しいです。
ポテトサラダやヨーグルトも付きます。人気店で、土日は早朝は混みます。少しずらして行きました。