安曇野ジャズファンの雑記帳

信州に暮らすジャズファンが、聴いたCDやLPの感想、ジャズ喫茶、登山、旅行などについて綴っています。

ソニー・スティット「SITS IN WITH THE OSCAR PETERSON TRIO」、三宝亭で冷やし中華。

2024-07-28 19:30:00 | アルト・サックス

暑いので、ランチに冷やし中華を食べに安曇野市の三宝亭へ行きました。麺が細く、冷たいタレがたくさんかかっていて、クールで良かった。どちらかというとホットな演奏です。

SONNY STITT (ソニー・スティット)
SONNY STITT SITS IN WITH THE OSCAR PETERSON TRIO (VERVE 1959年録音)

   

ソニー・スティット(as, 1924~1982年)は、ヴァーヴレーベルに多数の録音を残しています。本作は、1959年に、ノーマン・グランツのJATPのヨーロッパ公演に参加した際に、そのJATPのリズムセクションであるピーターソン・トリオとパリで録音したもの。

メンバーは、ソニー・スティット(as, ts)、オスカー・ピーターソン(p)、レイ・ブラウン(b)、エド・シグペン(ds)。JATPのヨーロッパ楽旅のメンバーです。エド・シグペンは、この楽旅から正式にピーターソントリオのメンバーとなったもの。

(英文表記)Sonny Stitt(as, ts)、Oscar Peterson(p)、Ray Brown(b)、Ed Thingpen(ds)。

曲目は次のとおり。

1  I Can't Give You Anything But Love (Dorothy Fields,  Jimmy McHugh)
2  Au Privave (Carlie Parker)
3  The Gypsy (Billy Reid)
4  I'll Remember April (Gene Depaul, Patricia Johnston,  Don Raye)
5  Scrapple from the Apple (Charlie Parker)
6  Moten Swing (Bennie Moten)
7  Blues fro Pres, Sweets , Ben and All the Other Funky Ones (Sonny Stitt)
8  Easy Does It (Sy Oliver,  Trummy Young)
1~5(レコードのA面)は、チャーリー・パーカーとルイ・アームストロング、6~8(レコードのB面)は、カウント・ベイシー楽団関連の人に捧げられた選曲となっています。1~5では、スティットはアルトサックスを吹き、6~8では、テナーサックスを吹いています。

昨日の「THE BATTLE JAPN TOUR 2024」(その記事ヘのリンク)における、ヴィンセント・ハーリング(as)の吹いたバラード「The Gypsy」が抜群に良かったので、その曲の演奏を聴こうと、ソニー・スティットの本アルバムを取り出しました。録音時のスティット、ピーターソンは絶好調で、全て一回の演奏でOKが出たそうです。有名アルバムだけに僕も大学生の時に購入して、聴きまくりました。全曲好きなのですが、「I Can't Give You Anything But Love」や「The Gypsy」、「Scapple from the Apple」は胸のすくような快演。

(参考)本作から「The Gypsy」が聴けます。

The Gypsy - YouTube

(安曇野市宅で聴いているところ)

飾ってあるレコードは、ソニー・スティットのリーダー作で、右から「Pen of Quincy Jones」(Roulette 国内盤)、本作(国内盤)、「Stitt Powel&J・J」(Prestige 国内盤)。 

 

【三宝亭 安曇野店】

住所:長野県安曇野市豊科南穂高1240 
電話:0263-71-5805
ホームページ:三宝亭/さんぽう亭 |三宝グループ | 三宝グループ (sanpou-g.co.jp)

外観

幟があります。

店内。ちょっと遅いので、空いています。

冷やし中華。ランチにはごはんが付くそうで奨められたので、ごく小盛りをお願いしました。

具もたくさん。典型的な冷やし中華の外観です。

麺が細くて、タレと絡みやすくて、工夫しているのかと思いました。暑い中、運転していった甲斐があった冷やし中華でした。