暑いので、ランチに冷やし中華を食べに安曇野市の三宝亭へ行きました。麺が細く、冷たいタレがたくさんかかっていて、クールで良かった。どちらかというとホットな演奏です。
SONNY STITT (ソニー・スティット)
SONNY STITT SITS IN WITH THE OSCAR PETERSON TRIO (VERVE 1959年録音)
ソニー・スティット(as, 1924~1982年)は、ヴァーヴレーベルに多数の録音を残しています。本作は、1959年に、ノーマン・グランツのJATPのヨーロッパ公演に参加した際に、そのJATPのリズムセクションであるピーターソン・トリオとパリで録音したもの。
メンバーは、ソニー・スティット(as, ts)、オスカー・ピーターソン(p)、レイ・ブラウン(b)、エド・シグペン(ds)。JATPのヨーロッパ楽旅のメンバーです。エド・シグペンは、この楽旅から正式にピーターソントリオのメンバーとなったもの。
(英文表記)Sonny Stitt(as, ts)、Oscar Peterson(p)、Ray Brown(b)、Ed Thingpen(ds)。
曲目は次のとおり。
1 I Can't Give You Anything But Love (Dorothy Fields, Jimmy McHugh)
2 Au Privave (Carlie Parker)
3 The Gypsy (Billy Reid)
4 I'll Remember April (Gene Depaul, Patricia Johnston, Don Raye)
5 Scrapple from the Apple (Charlie Parker)
6 Moten Swing (Bennie Moten)
7 Blues fro Pres, Sweets , Ben and All the Other Funky Ones (Sonny Stitt)
8 Easy Does It (Sy Oliver, Trummy Young)
1~5(レコードのA面)は、チャーリー・パーカーとルイ・アームストロング、6~8(レコードのB面)は、カウント・ベイシー楽団関連の人に捧げられた選曲となっています。1~5では、スティットはアルトサックスを吹き、6~8では、テナーサックスを吹いています。
昨日の「THE BATTLE JAPN TOUR 2024」(その記事ヘのリンク)における、ヴィンセント・ハーリング(as)の吹いたバラード「The Gypsy」が抜群に良かったので、その曲の演奏を聴こうと、ソニー・スティットの本アルバムを取り出しました。録音時のスティット、ピーターソンは絶好調で、全て一回の演奏でOKが出たそうです。有名アルバムだけに僕も大学生の時に購入して、聴きまくりました。全曲好きなのですが、「I Can't Give You Anything But Love」や「The Gypsy」、「Scapple from the Apple」は胸のすくような快演。
(参考)本作から「The Gypsy」が聴けます。
(安曇野市宅で聴いているところ)
飾ってあるレコードは、ソニー・スティットのリーダー作で、右から「Pen of Quincy Jones」(Roulette 国内盤)、本作(国内盤)、「Stitt Powel&J・J」(Prestige 国内盤)。
【三宝亭 安曇野店】
住所:長野県安曇野市豊科南穂高1240
電話:0263-71-5805
ホームページ:三宝亭/さんぽう亭 |三宝グループ | 三宝グループ (sanpou-g.co.jp)
外観
幟があります。
店内。ちょっと遅いので、空いています。
冷やし中華。ランチにはごはんが付くそうで奨められたので、ごく小盛りをお願いしました。
具もたくさん。典型的な冷やし中華の外観です。
麺が細くて、タレと絡みやすくて、工夫しているのかと思いました。暑い中、運転していった甲斐があった冷やし中華でした。