無料情報誌「HOT PEPPER」9月号の特集は、『働く女子のための、太らない「コンビニランチ」5days』です。これは面白そうだと、中を覗いてみました。セブンイレブン、ファミリーマート、ローソンの各店舗毎にサンドイッチやサラダを組み合わせ、カロリーが400~600kcalのランチを提案しています。意外に美味しく、栄養バランスのよさそうな組み合わせがあって、コンビニの商品も進化しています。メンバーの組み合わせがよさそうなアルバム。
JOHNNY GRIFFIN (ジョニー・グリフィン)
YOU LEAVE ME BREATHLESS (BLACK LION 1967年録音)
ジョニー・グリフィン(ts)は、1967年3月30日と31日にコペンハーゲンでライブ録音を行っています。レコードでは3枚に分かれて出ていましたが、CDでは「ザ・コンプリート・モンマルトル・セッション」としてまとめた2枚組で出されました。普段はそのCDで聴いていますが、今回、レコードの1枚である「You Leave Me Breathless」を入手したので、改めて聴いてみました。
メンバーは、ジョニー・グリフィン(ts)、ケニー・ドリュー(p)、ニールス・へニング・ぺデルセン(b)、アルバート・ヒース(ds)。ジョニー・グリフィンはもちろん、ケニー・ドリュー以下リズムの3人も抜群のプレイを行っていて、比較的目立たないアルバート・ヒース(ds)も多彩なリズムで活躍しています。
曲は、セロニアス・モンク作「Rhythm-A-Ning」、スタンダードの「Old Folks」、デンジル・ベスト作「Wee」、フレッド・ホーランダ―作のスタンダード「You Leave Me Breathless」、グリフィンの自作「Leave Me Alone Blues」の5曲。 ミルト・ジャクソン(vib)とフランク・ウェス(fl)の「You Leave Me Breathless」の名演(「Opus de Jazz」(Savoy)に収録)が僕は忘れられず、このレコードもまずは同曲を聴きたくて購入しました。
ジョニー・グリフィン(ts)の豪放なプレイに加え、伴奏陣がスイングしていて、躍動感でワクワクするアルバム。タイトル曲のバラード「You Leave Me Breathless」では、遅いテンポでグリフィンがじっくりと旋律を吹き、ドリュー(p)のソロも繊細で情感がこもっています。ミディアムテンポの「Leave Me Alone Blues」では、グリフィンの無伴奏ソロがかっこよく決まり、「Wee」では、グリフィンに加え、リズム陣も超高速テンポで熱いプレイを繰り広げています。
【ハッシャバイ ザ・コンプリート・モンマルトル・セッションズ(CD2枚組)】
収録曲は15曲にものぼります。現在、廃盤状態のようです。
【HOT PEPPER 9月号】
表紙
特集の、「働く女子のための太らないコンビニランチ5days」
それぞれコンビニチェーンごとに月曜から金曜まで商品の組み合わせ例が載っています。サンプルとして月、火の分を掲載してみました。セブンイレブン火曜日の「ほぐしサラダチキン」に「ミックス野菜サラダ」はいいかもしれません。
ファミリー・マート。月曜のボンゴレスパゲッティに興味あります。
ローソン。月曜のサンドイッチとサラダの組み合わせがよさそう。
どのチェーンのものも、カロリーを考慮したものになっていますが、組み合わせて購入すると値段が600円を超えるものが多く、もう少し安くなればよいなと思いました。
ケニー・ドリューの高音のイントロからむせび泣くグリフィンは堪りませんね。「You Leave Me Breathless」はフランク・ウェスのあの泣きのフルートが強烈ですが、このグリフィンもなかなかのものです。多くのカバーはありませんが、話題にしたい曲です。投票前からトップは決まりですがぁ(笑)
ジャンゴ・ラインハルトをモデルにした映画「永遠のジャンゴ」が近々公開予定です。予告編を観ましたが面白そうですよ。
「You Leave Me Breathless」ですが、スイング・ジャーナル社から、かつて出された「ジャズ・スタンダード1001」に載っていません。結構ヴァージョンが多いのに残念です。決定的なヴァージョンもあって、僕は好きな曲です。
ジャンゴ・ラインハルトの映画、長野で上映されれば観ます。地方小都市ではなかなか上映されないかもしれませんが、興味あります。情報ありがとうございます。