このお店は、2011年7月18日開店なので、僕が飯田に単身赴任していたとき(2012~2013年度)には既に営業を行っていて名前は聞いたことがありましたが、珈琲専門店だと思っていました。3週間ほど前に、たまたまお店に通じる道の前を通った際に、通路入口の看板にJAZZという文字を見つけたので、今回訪問してきました。
この通路を上がっていきます。お店の場所は、高森町営の温泉施設「湯ヶ洞・御大の湯」のすぐ北側でわかりやすいです。
建物外観。2階がリデルコーヒーハウス。1階はご自宅です。
階段を上がって、右へ回ると廊下になります。壁一面がCD置き場になっています。
手前から部屋全体。一段上がった左手奥には、4人かけくらいのテーブルがあります。僕は手前の革張りの椅子に腰をかけて、寛いできました。
オーディオ装置。
右手前から撮ったもの。
JBL M-9500。アンプ類を含めてすごい機器ばかりです。CDプレイヤーは、ラックスの古いものを使っているとおっしゃっていました。
マッキントッシュのパワーアンプMC2300。
アキュフェーズのモノラルパワーアンプM-100。
カール・アレンの大型コンボによるアルバム。ジョージ・コールマンのテナーやスティーヴ・ターレのトロンボーン、そしてアンサンブルと音が舞っていました。
コーヒー。
パンケーキ。おやつにいただきました。
コーヒー2杯目。濃いめのものをお願いしましたが、そのとおりの味で美味しかった。400円。
飾り棚にはコーヒーカップなどが並べられていました。この反対側が、厨房、CDプレイヤーが置いてあるところになります。
本棚。手前の平らな台には、最新の雑誌が置いてあり、ジャズ関連では、ジャズ批評やJAZZ JAPANがありました。
開店日の7月18日(食べログで知りました)は、ジョン・コルトレーンの命日の翌日にあたるので、コルトレーンがお好きなのかもしれません。僕がいた間にかかったのは、オーネット・コールマン、カール・アレン、LENNI-KALLE TAIPALE(フィンランド出身のピアニスト)のアルバムで、比較的新しめです。次に行った時には、ヴォーカルも聴いてみたいものです。ジャズファンにはもちろん、オーディオのお好きな方にもよさそうなお店です。
【Liddell Coffee House (リデルコーヒーハウス)】
住所:長野県下伊那郡高森町牛牧2863-8
電話:0265-35-4141
営業:12:03~21:03 (オーダーストップ20:00)
休日:不定休
食べログの紹介ページ:リデルコーヒーハウス
コーヒーハウスというより、リスニングルームですね。自然のなかにあるこの場所でしたらご近所を気にせずに大音量で鳴らせるでしょう。ここ札幌にある何軒かのジャズ喫茶は音量を絞る傾向にあります。隣の店への配慮ではなく、若いお客さんは大きな音を敬遠するとか。ジャズの楽しみ方も変わりました。
本当に長野県にはいいジャズのお店がありますね!
このお店も、「JBL」を「マッキン」で・・・・・
ジャズの王道ですね!
新しいタイプの「JBL」は、広がりの良いスピーカーのように感じます!
「中央道」を走ったときに出かけてみたいです。
最近のジャズ喫茶は、音を絞る傾向にありますね。女性や若者を意識しているのか、また、お話ができるようにしているのでしょう。このお店は、結構な音量でかけていて、出てくる音の圧力を感じることができるような気がしました。
信州のお越しの際は、是非お立ち寄りください。このスピーカーですが、札幌市のジャズ喫茶「ボッサ」で使っているものと同じでした。新しめの音源を、比較的大きい音量で流していて、往年の本格的ジャズ喫茶と同じようでびっくりしました。なかなか今の時代にないお店かもしれません。