遅いお茶に、コメダ珈琲安曇野豊科店へ入りました。無料wifiがないので、足が遠のいていましたが、入ってみると落ち着いた店内で、寛げました。バターキャラメルのケーキが優しい甘さで美味しい。甘さもある演奏を。
DAVE BRUBECK (デイブ・ブルーベック)
TIME OUT (COLUMBIA 1959年録音)
デイブ・ブルーベック(p, 1920~2012年)は、ジャズ・ジャイアントの一人としてお馴染みですが、それも本作の大ヒットがあったためかもしれません。シングルカットされたポール・デスモンド(as)作の「Take Five」(テイク・ファイブ)に加え、ブルーベックのオリジナル曲も珠玉のものばかりです。
メンバーは、デイブ・ブルーベック(p)、ポール・デスモンド(as)、ジーン・ライト(b)、ジョー・モレロ(ds)。1956年から1967年にかけて活躍した、デイブ・ブルーベック・カルテットの不動のメンバーです。演奏の方は、デスモンドのアルトサックスにまず耳がいきます。
曲目は次のとおり。
1 Blue Rondo A La Turk (Dave Brubeck)
2 Strange Meadow Lark (Dave Brubeck)
3 Take Five (Paul Desmond)
4 Three To Get Ready (Dave Brubeck)
5 Kathy's Waltz (Dave Brubeck)
6 Everybody's Jumpin' (Dave Brubeck)
7 Pick Up Sticks (Dave Brubeck)
3曲目の「Take Five」だけが、ポール・デスモンドの作曲ですが、あとの6曲は、デイブ・ブルーベックの作曲で、特に「Blue Rondo A La Turk」は、展開に優れた交響詩のような名曲だと思います。
ベストセラー・アルバムで、今さらながらなのですが、状態の良いオリジナル盤レコードを入手したので、あらためて聴き直し、ブログにも取り上げました。8分の9拍子で始まる「Blue Rondo A La Turk」、4分の5拍子の「Take Five」やワルツ曲が収録され、変拍子ジャズの作品としても有名ですが、ジョー・モレロのドラムに乗り、どの曲も実にリラックスしてスイングしています。デスモンド(as)の優美なアルトサックスをはじめ、洗練された演奏が楽しい。
(参考)本作から「Take Five」が聴けます。
Dave Brubeck - Take Five - YouTube
安曇野市宅で聴いているところ。飾ってあるレコードは、右から、「Time Out」(Columbia ステレオ盤)、本作「Time Out」(Columbia モノラルのオリジナル盤)、「Dave Digs Disney」(Columbia 日本盤)、「Gone With The Wind」(Columbia 日本盤)、「Jazz at Oberlin」(Fantasy)。
CD(ソニーから出ているSACD)でも聴きました。音質は良いのですが、マスタリングのせいか、ドラムやベースがやや大人しめに聞こえました。
【コメダ珈琲店 安曇野豊科店】
住所:長野県安曇野市豊科南穂高768-1
電話:0263-73-1153
ホームページ:コメダ珈琲店 (komeda.co.jp)
外観。デザインのよい自転車が停まっていました。
店内。客席が離れ、ところどころ仕切りがあり、落ち着きます。
ケーキセットのメニュー。4種類あります。
バターキャラメルのケーキと、アイスコーヒーを注文。厚着をしていたので、冷たい物がほしくなりました。
大きめの氷が入っていて、嬉しい。
バターキャラメルケーキ。北海道バターとキャラメルをあわせた、口どけなめらかなクリームが特長だそうです。なかなか美味しい。
アップ。
お茶受けについてくる豆菓子。
壁に貼ってあったお菓子類のチラシ。「しるこサンド」が気になります。