安曇野ジャズファンの雑記帳

信州に暮らすジャズファンが、聴いたCDやLPの感想、ジャズ喫茶、登山、旅行などについて綴っています。

SACDで聴くマイルス・デイヴィスの「MY FUNNY VALENTINE」や「FOUR & MORE」とデニーズ季節のデザートの話題。

2019-11-02 20:21:27 | オーディオ

久しぶりに近所のデニーズへ行きました。夕食にデミ煮込みハンバーグと海老タルタルサラダ、そしてデザートにかぼちゃのミニパルフェをいただきました。秋なので、紫芋、栗、かぼちゃと新作デザートが3種類もあり、多彩でした。多彩な音色を聴きます。

MILES DAVIS (マイルス・デイヴィス)
MY FUNNY VALENTINE および FOUR & MORE (Columbia 1964年録音、ソニーミュージックレコード製のSACD)

  

3年ほど前の2016年5月にピアニストの小曽根真のワークショップを長野市で観たのですが、小曽根さんは「マイルス・デイヴィスはずるい」と言って、マイルスの吹くトランペットは一音で説得力ある音楽になっているという趣旨のことを話していました。

小曽根さんの指摘するように、マイルスの魅力の一つとして、多彩なサウンドがあります。それを楽しむには、オリジナルのレコードとクオリティの高い再生装置がほしいところですが、経済的に難しいので、今回、ソニー製のSACD(スーパーオーディオCD)を数枚購入してみました。

SACDは予想以上に高音質で、温い中低音域、刺激的な高音、わざと濁らした音、スタッカートによる瞬間の鋭い音などがくっきりと聴きとれ、マイルスの変幻自在な演奏に改めて惹きつけられました。例えば、「My Funny Valentine」のタイトル曲では低い方にもトランペットの音が伸びていて、驚かされました。

トニー・ウィリアムス(ds)が叩くシンバルの艶やかさ、ハービー・ハンコック(p)のタッチの明晰さ、ロン・カーター(b)の芯のある響きなどが表現され、今までとは多少とも次元が異なっていて、このSACD2作は宝物になりました。ハイレゾ音源のメディアはいろいろですが、パッケージもあるし、これは手放せません。

【My Funny Valetine 曲目、メンバー】

1 My Funny Valentine
2 All Of You
3 Stella By Starlight
4 All Blues
5 I Thought About You

Miles Davis(tp)George Coleman(ts)  Herbie Hancock(p)Ron Carter(b)Tony Williams(ds)

【Four & More 曲目、メンバー】

1 So What
2 Walkin'
3 Joshua    続けてGo go(Theme)
4 Four
5 Seven Steps To Heaven
6 THere is No Greater Love   続けてGo go(Theme)

メンバーは、上記My Funny Valentineと同じ。両アルバムともに同じコンサートにおける録音です。 

【デニーズの秋のデザートなど】

デニーズ長野若里店

デミ煮込みハンバーグ

ハンバーグのアップ。

海老のタルタルサラダ。海老がたくさん入り、ドレッシングの味もよく、なかなか美味しかった。

こんなPRを見ると、デザートを注文しないわけにはいきません。

「イモくりカボチャ」の中から、カボチャのミニパルフェを注文。

角度を変えて撮影。