☆ ブログ光のチャレンジ ★「魂の似顔絵」テレパスアートは「テレパスアート」のHPからお問い合わせ&お申し込み出来ます♪

1995年の阪神淡路大震災がきっかけとなり自動書記で突如絵を描き始める 絵の仕事は26年目 ブログ光のチャレンジは11年

阪神淡路大震災で授かった能力(16)

2012-02-11 | シリーズ「アズミックアート物語」1~20
自慢するわけではありませんが、私には30代の後半頃から始まった不思議な癖?があります。

最初の頃は寝ている時に足をバタンとさせるぐらいだったのが、次第に進化して?そのうちどこの言葉かわからないような「異言」を唱えたり、またパンパンと「柏手」を打ったりするようになりました。

ある時知人のアパートに泊めてもらった時、そういう「霊動」?が激し過ぎて、夜中に下の階(他所の家)の赤ちゃんが泣き出し、知人はびっくりして目を覚ましたそうです。私の方はその瞬間には「あっ、またやってしまった!」と一瞬目が覚めるものの、半覚醒状態からすぐまた眠りに入ってしまうのですが、知人はその後も気になって眠れず私の様子をじっと眺めていたそうです。

そして翌朝、さも気味悪そうに「身体から白いものが出かかっていた」と私に告げたので、我が身のことながらとても不気味な気がしました。(たぶんそれは「幽体離脱」しかかっていたのではないか?と思うのですが、その頃は私にそういう知識が無く、まだ今のようにインターネットも普及していない時代で情報も得られず、その意味がわからなかったのです)

また別の折には、ある友人の家で、私が夜中にガバッと半身を起こして突然にお経を唱え出したりしたこともありました。
自分の口から「お墓に参ってください」などという言葉が飛び出して、手をついて頭を下げたり、両手を合わせて拝み出すのです!
姿の見えない誰かがそこに訪ねて来ていて、その人の供養と墓参りをなぜか私に頼んでいるように感じられました。

まるで「キツネ憑き」のような?そんな経験は全く初めてでしたが、その時はコワイと感じる前に、むしろその依頼を「断ってはいけないのでは?」などと思って、律儀にもどこの誰なのかを確かめて(頼まれたお墓にお参りしてあげねば)と思うぐらいに、「お人好し」の私でした。

友人はそんな私に「親切の度が過ぎる!!死んだ人も生きてる人も同じだよ。相手は、この人なら自分の願いを叶えてくれそうと思う人のところにすがってくるんだから!」とあきれかえっていました。
彼女の説得力ある一言に、「なるほど」と初めて「目が覚めた」私でした。

私の父が亡くなった通夜の折にも、この癖で本当に困りました。仮眠したり、うとうとした入眠時に特にひどくなるからです。
疲れている時や新しい場所に行った時などにも多い気がします。
また電車の中でも眠りかけるとひとりでに身震いしたり、奇声を発したり、足をドスンと鳴らしたりして、赤面してしまうこともあります。

それで知人の紹介やツテで、私のこの奇癖を直すために、「霊能力者」とか、チャネラー、ヨガの先生などを訪ねて廻ることもしました。

この詳細についてはまたいつか書くつもりですが、ともかくそういう癖が(いろいろバターンは変わっても)今もまだ続いていて、最新バージョンは「自分で自分の名前を呼ぶ」という、けったいなものです。

この癖があるために、どこかに団体旅行する場合は必ずシングル部屋を予約するようにしています。
でもある時、「趣味のグループ」の旅行で、どうしても部屋が取れずに大広間でみんな一緒に雑魚寝という羽目になり、その夜は特にこの癖が激しくて、もう自分でもどうしていいかわからないぐらい凄まじい状態になってしまったのです。

もちろん眠る前に私のそういう癖については説明していたのですが、みんなは気にも止めず「あら、そんなの、大したこと無いわよ。私だって歯ぎしりもするし、寝言も言うし、、」なんて口々に言って、それがどれほどひどい状態なのか想像だにぜず、誰一人何の興味も持っていませんでした。

ところが朝になってみると、もうみんなの私を見る目がすっかり変わっていて、それ以来そこのグループの中ではその話がおひれがついて広まり、まるで伝説か神話のように!?すっかり後々の「語りぐさ」になってしまったのです。嗚呼!

私も自分に出来る対策として、例えば手袋をはめて寝たり、マスクをしたり、足の下に座布団を敷いて出来るだけ音を立てないように工夫をしたり、これまでもいろいろやってみたのです。でもダメでした。寝ている間にいつのまにか全部外してしまうからです。

ところで説明が遅れましたが、この癖は「阪神淡路大震災」がきっかけで始まったというわけでは無く、その頃の私は自己流で瞑想三昧の日々を送っていたので、もしかしたらそれが原因では無いかな?という気がしています。
それまでの私にはそういう癖は全く無かったのですから。

それにしても(この癖のおかげで途中で縁が切れてしまった人もいる中で)こういう私でも今も変わらずに付き合ってくれる友人、知人、そして家族には本当に感謝です。

「線描画を描くようになったこと」と、このこととは何か関連があるのかどうか?は今はまだわかりませんが、いつかこの真相が証される時が来るといいなと願っています。

つらかったのは、こういう「霊動」?を「ヒョウイ現象」?だと見られたり、霊的修行が足り無い?とか、足が地に着いていないせい?などと「上から目線で」アドバイスされたりして、なかなか「共感」や理解をしてもらいにくいことでした。

その反対に友人の中には面白がる人もいて、ぜひ私のその寝言!?を聞いてみたいと、わざわざ私の側近くに並んで寝る機会を持った人もいたのです。そしてその時を楽しみにワクワクしつつ、起きて待っていたらしいのですが、いつのまにか眠ってしまって、彼女は朝まで何も知ることが出来ず、大いに残念がっていました。

またある時はこの現象に興味を持ってくれた友人が私に協力してくれて、彼女の家に泊めてもらった機会に(「異言」を録音してみては?と提案してくれたので)枕元に録音器を置いて寝たこともあります。

朝になって二人でその録音を楽しみに聞いてみると、そこに入っていたのはきれいな口笛の音とさわやかな小鳥の声だけでした!





  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする