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1995年の阪神淡路大震災がきっかけとなり自動書記で突如絵を描き始める 絵の仕事は26年目 ブログ光のチャレンジは11年

『アスペルガーの館』の本の感想

2012-08-28 | 本の紹介
ちょっと変わった本を読みました。
『アスペルガーの館』(村上由美著/講談社)という、「アスペルガーの当事者である私が、言語聴覚士となり、アスペルガー者の妻となるまで」が描かれた本です。
「当事者、支援者、家族という3つの立場で『見えない障害』を生きる」と帯に書かれています。

なぜこの本を読んだかというと、アドラー心理学関係の本を探しに本屋へ行き、店頭には在庫が無かったので注文し、ついでに心理学関係の本が並んでいるコーナーを眺めていたら、何となく面白そうなこの本が目に入ったからです。
そして、もしかしたら私も(正式な検査や診断は受けたことがありませんが)自分自身がアスペルガー症候群(発達障害の一種)かも?と以前から感じていたので、興味が湧いたのです。

この本は著者の生い立ちやアスペルガーに関する話よりも、どちらかと言えば同じアスペルガーの彼との出逢いや恋愛、結婚、そしてその後の日常生活などの話の方が主眼になっているのではという印象を受けました。

彼への最初のメールから初めてのデイト、そして彼の部屋で結ばれる場面や、初めての旅行、家探し、同棲生活のスタート、籍を入れての結婚に到るまでの過程が、「あまりにも赤裸々」に(生々しく)書いてあり、「読む方が恥ずかしい」というか、少々辟易する想いがしましたが、これは私だけの感想かもしれません。

作家というのはここまで書くものなのか?それとも、これは彼女がアスペルガーだからなのか?あるいは、こういう話や情報を提供することによって、同じような人たちの手助けになればと思ってのことなのか?判読しがたいのですが、私としてはそういう話よりも、もっと「具体的な日常生活の工夫」について知りたいという気がしました。
(最後の方にはそういったことも少しは書かれていますが、、)

ブックレビューを読むと、同じ著者の『声と話し方のトレーニング』(村上由美著/HEIBONSHA)もよさそうなので、こちらもまた読んでみたいです。

それにしても、今や「アスペルガーさまさま」というか、「何でもかんでもアスペルガー!?」という、「時の勢い」を感じました。本もいっぱい出ていてびっくりする程です。一時は「アダルトチルドレン」がもてはやされ?その時は自分もアダルトチルドレンではないか?という疑いを持ったりしましたが、流行に「流されやすい」?のは、もしかして私の方かもしれません。

今回いろいろ検索してみて、アスペルガー関係では下記の本に惹かれました。
まだ全部を読んだわけでは無いので責任は持てませんが、ご紹介致します。

★『アスペルガーですが、妻で母で社長です。』(大和出版/アズ直子著)

★ 『一緒にいてもひとり』 アスペルガーの結婚がうまくいくために (東京書籍/カトリン・ベントリー著)

この他、『モーツアルトとクジラ』という外国映画もあるようです。
これはアスペルガー同士の恋愛が描かれたものらしいのですが、最近DVDが発売になり、レンタルもあるようです。

そして、「アスペルガーの館」というサイトがあることを、私は今回ご紹介した同名のタイトルの本で知ったのですが、そのHPも訪問してみました。
そこには全国の「発達障害支援センター」などの連絡先も紹介されています。

「こんなに生きにくいのは自分も何らかの発達障害を持っているからでは?」と、日頃から疑いを持っておられる方は、もしよかったら一度こういった支援機関で相談されてみてはどうでしょうか?
自己診断では無く、ちゃんとした専門機関で認定?や判定を受けることによって、そういうハンデキャップにきちんと向き合う勇気が出るといいですね。

アスペルガーの人の一番の悩みは、おそらくこれが脳の何らかの異常(弱点)であるにも関わらず、単なる「ワガママな性格」とか、幼児っぽいなどと誤解されたりする点ではないかと思います。
目に見える障害では無いだけに、専門機関でちゃんと認めてもらえることの安心感は大きいのではないでしょうか。

だからと言って、『自分はアスペルガーだから~』とそれを言い訳にして生きたり、病気を売り物にするというのはもちろん(どういう病気や障害であっても)論外のことですが、それでもこれまで「誰にもわかってもらえない」というつらさに耐えて孤独感(孤立感)を抱えて生きて来た人たちにとっては、例えばこの「アスペルガーの館」のような「当事者」の作ったHPで、同じような仲間を見つけることが出来るのは、とても素晴らしいと思いました。

私もそのうち専門機関できちんと相談したり、検査を受けたりしようと思っています。
そして実際にもし自分がそうであるなら、「それでも何とか生きてきた」事例として、自分のことを話して、仲間と語り合ったり、自分の経験が誰かの何かの役に立つようにしたいなと願っています。

話は長くなりますが、最初に戻って、アドラー心理学関係の本としては、『アドラーの思い出』(創元社)が、私が今受けている「カウンセリング」の先生のお奨めでした。
さっそく注文しましたので、また読んでみての感想など、機会があればこのブログでもお伝えしたいです。

さて、それはそうと、その後「テレパスアート物語」の続きは一体どうなったの?と思われている方も多いかもしれません。
またこれまで連載していた「阪神淡路大震災で授かった能力」の続きを読みたいと期待されている方も、もしかしておられるかもしれません。

書きたいことはいっぱいあるのですが、パートナーもこのブログを読むし、知人、友人たちも読むし、もちろん絵のお客様たちも読んでおられるので、そういった人たちのことを意識し過ぎてしまって、なかなかその先が書けないのです。度々訪問して下さる方には本当に申し訳無く思っています。

今回『アドラーの館』を読んでの一番の感想は、こんなふうに「恥も外聞も捨てなければ本は書けない」という衝撃でした。
どこか「エエカッコ」していたい私には、ブログを書くだけでも「おそるおそる」様子を見ながらなのです。

こんなふうに「自意識が強過ぎる」!?ところも、もしかしてアスペルガーの特徴なのでしょうか?
いつかもっと自分の「殻」を脱いで、ほんとうのことが素直に書けるようになりたいです。

ご訪問&ご愛読に感謝です。










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映画『隣る人』

2012-08-18 | 映画の話題
私もまだ観ていないのですが、『隣る人』というドキュメンタリー映画が現在大阪の第七藝術劇場で上映中!だそうです。

この映画は「さまざまな理由で親と一緒に暮らせない子どもたちの姿を捉えたもの」で、児童養護施設「光の子どもの家」を刀川和也監督が8年間に渡って密着取材したドキュメンタリーということです。

たまたまこの映画の監督さんが、私の身内の知り合いの知り合い!?ということで、土曜の夜に急遽メールが廻って来ました。
(まるで町内回覧板みたい?)

19日(日)は一回だけの上映(午後12:45~14:15)のようですが、映画上映後に監督さんや出演している関係者の「トークショー」があるらしいです。詳しいことは劇場の方に問い合わせてみてください。

第七藝術劇場は阪急十三駅西口下車徒歩5分(サンポードシティービル6F )です。 
電話 06-6302-2073

8月末までは上映しているようですので、私も終了までにはぜひ足を運びたいと思っています。
(観て来たらまた感想などこのブログに掲載しますね)
9月には神戸でも上映予定だそうです。

まずはご紹介まで。

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豆を拾う夢

2012-08-16 | その他
こんな夢を見ました。

船の中でどうやら私がこぼしてしまったらしい豆(グリーンピース)を拾っていました。
それも一粒ずつおはしでつまんで、、。

そしたら誰かが「全部拾う必要は無いんだよ」「今拾えるだけでいいんだからね」と優しく声をかけてくれたのです。その人はどうやら私の指導者?のようでした。

そうか、そうなんだ。すでにどこかへ行ってしまった豆=ピース(過去の一片)や、まだここに現れて来ていないもの(未来のピース)は拾う必要が無いのだと、突然に私は(夢の中で)悟ったのです。

揺れる船(動いて止まないこの現実=幻想世界?)の中で、情報やらご縁やら、さまざまなものを一つ残らず(決して見落としたり、取りこぼすことの無いように)「すべて探し出して拾わなければ」と思うと、とても緊張してしまいます。

けれども「今ここ」で自分に拾える豆(一片)だけでいいのだと思うと、ほんとうにほっとします。
自分に今「出来るだけのこと」をすればいいのだとわかって、(夢の中で)ふっと肩の力が抜けました。

…………………………………………………………………………

私が「夢日記」を付け始めたのはいつ頃からだったか、すっかり忘れてしまいましたが、もう何十年にもなるかもしれません。忘れてしまう夢の方がずっと多いのですが、印象に残った夢は必ずノートに付けて、自分なりの分析をその横に赤ペンで書いています。

夢からはさまざまなことを教えてもらっていますが、「目が覚めてから思うようなこと」を最近はなぜか夢の中でも「意識的に気付ける」ようになってきました。
これも長年「夢日記」を付けている成果でしょうか?

今回の夢は「視覚的」というよりも「聴覚的」で、そのソフトな声のトーンが忘れられません。
特に誰かの声に似ているというわけではなかったのですが、、。

もしもほんとうにこんな人が私の「ハイアーセルフ」!?だったとしたら、とっても嬉しいです。
夢を通してちゃんと導かれているのだと思うとありがたく、とても幸せな気持ちになりました。

…………………………………………………………………………

ところで「グリーンピース」って、あの「平和の船」を主催しているNGOの名称でもありましたね。
それから、私は一度も読んだことは無いのですが、有名な「ワンピース」というマンガもあるのですね。

そんなふうにどんどん夢から連想が広がっていくので、「夢日記」にはそういった「思いつき」や「ひらめき」なども書き込んでいます。
後からさらに深い夢の意味がわかってくるのが楽しみだからです。



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私も歌ったHEY JUDE♪

2012-08-01 | 音楽の話題
ロンドン五輪開幕式のフィナーレでボール・マッカートニーが歌った「HEY JUDE」に刺激を受けた人もさぞ多かったことでしょう。

実は私はかつてこの歌をある公共の場で歌ったことがあるのです!

そんなことはすっかり忘れていたのですが、古い記憶を辿って探してみたら、何とカセットテープが出て来ました!!

と言ってももちろんソロでは無く、「ROSE」という小さな合唱グループのメンバーの一人として、神戸のある公共施設でみんなと一緒に舞台に立ったのです。それは阪神淡路大震災前年の1994年3月のことでした。

その時は私は全くこの歌のことを何も知らず、(こんなに有名な歌なのに、まさか!?)ビートルズが歌っていることも知らず、「何となくどこかで聴いたことのある歌だな~」というぐらいの認識しかなくて(信じられますか!?)
おまけに歌詞の深い意味も知らずに、みんなにくっついて夢中で練習していただけでした。

だから「なぜこの歌を私たちが歌うことになったのか」、その経過もはっきりとは覚えていないのですが、たぶん誰かが歌いたいと言い出して、グループを指導してくれていた先生(仲間の一人)もオッケーだったのだと思います。後から思えば全く力量が足りず、みんなのあわれな歌声だけがテープに残されています。

今なら決して誰もそんな無謀な試みは言い出すことさえしないと思うので(笑)、今から考えると「ほんとによくやったなあ!!」という感じで、青春の?(と言うより中年の)良き思い出です♪
当時私たちの歌声に笑顔で耳を傾けて下さった方々の盛大な拍手に今なお大感謝、大感激です。

ところで、私は高校生の頃からスウェーデン人と文通を始め、私より少し年下のペンパルだった彼女が、実はその頃ビートルズの大ファンだったのです。ビートルズが初来日(1966年6月)する以前の話で、当時はまだABBAも結成されていなかったと思います。

彼女はビートルズのメンバーの一人であるリンゴ・スターが大好きだと(英語で)手紙が来て、新聞記事の切り抜きや写真(プロマイド)などをたくさん送ってくれたのですが、私はその頃は全く音楽に興味が無く、ただ英語の勉強ための文通だったので、「誰?この人?」「何、このグループは?」という感じで、ほとんど何の関心も示さなかったのです。
(ああ!あの時のあの資料を残していたら、今頃貴重な価値が!?)

ほんとに惜しいことをしました。ジョン・レノンがオノ・ヨーコと結婚して、二人が平和のためのベッドインをしたあたりからは、私も急激に目覚めていったのですが、、時すでに遅しでした。

さて、そんな「音楽音痴」?の私がどこでどうなったのか、この「 HEY JUDE 」の他にその時の舞台で歌った2曲のうち、ひとつは作詞(替え歌)を担当、もうひとつの方は深尾須磨子さんの有名な詩を引用して、な、な、何とこの私が作曲までしたのです! 
(仲間の皆さんもよくぞ嫌がらずに歌ってくれたものだとほんとうに深謝です)

ちなみに、前者のタイトルは「 Raise your Rose 」、後者の方は「COSMIC WOMAN」です。

「あなたの花を咲かせなさい」という意味の歌のメロディーは、輪唱などでよく知られた「コーコケコッコー 夜が明けた~♪」で始まる曲で、ちなみに下記がその替え歌です。

山のあなたの空遠く 幸い住むと人の言う
けれど私は今ここに 薔薇の花を咲かせましょう
We are the Roses in Love ...


…………………………………………………………………

というわけで、私たちの歌った「 HEY JUDO 」の出来映えは散々ではありましたが、大丈夫!
何せグループ名が「ROSE 」(薔薇~バラバラ~)でしたから。

そうそう、おまけにもう一つ。
その後「ROSE 」は大胆にも、大阪では有名な「ドーンセンター」(天満橋)のオープニングイベントにも出演したのでした♪

捜せばどこかにそのビデオテープも残っている筈~
橋下市長! ぜひそれを観てみてください。

「その歌声を聴いて下さい」とは決して言いませんが、それを観るときっとずっこけて大笑い。
「大阪のおばはんたちのやることは~~さすが!」と、ドーンセンターの意義を感じて、その継続を決意されることを保証します。

HEY JUDE ♪ならぬハイ ジョウダン !?
ダ、ダ、ダダダッダ、ダ、ダ、ダッダダ、、  


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