原発反対者は、発電効率や設置費用など毛頭考えないようですね。
子々孫々まで残すことになる放射能廃棄物の毒性問題が無視できないと主張していますが、
そんなもの宇宙技術で、太陽に向けて捨てれば良いのです。
太陽そのものが核融合反応していますから、すべてを燃やしてくれます。
どんな物でもリスクはあるのです。原発もリスクがありますが、そこから生まれるエネルギーの大きさは
現在の発電効率からすれば、原発は捨てがたいものです。
だからこそ、天災にも強い危機管理が望まれるのです。
危機管理ができなければ、効率の悪い発電システムで暗い世界で我慢すべきです。
しかし、日本の公共新聞が公平な記事を書くべきところを、専門家のウラを取らすに公表するなんて?
(ま、左翼新聞だからしかたないけど、そうでないと思っている読者は洗脳され続けています)
朝日新聞の「風力なら原発40基分の発電可能」を専門家が批判
2011.05.30 16:00
「原発の代替エネルギーとして最も有力」と海江田万里経産相は言い、
菅直人首相は「俺の大好きな」と言ってはばからない風力発電。
しかし、本当に風力発電は、電力なき国の神風になり得るのか。
実は知れば知るほどその風向きは怪しいのである。
フリーライターの清水典之氏が報告する。
* * *
4月22日付朝日新聞に、“夢のような記事”が載った。
「風力なら原発40基分の発電可能 環境省試算」記事には、
環境省の試算で、再生可能エネルギーのなかで風力発電を普及できる余地がもっとも大きく、
最大で原発40基分が見込める結果が出たと書かれている。
この記事に代表されるように、福島原発の事故で反原発の風潮が広まり、
にわかに風力発電に期待が集まっている。橋下徹大阪府知事は会見で、
関西電力の原発をストップし、風力・太陽光発電を推進する計画を表明した。社民党は菅首相宛に
「脱原子力と自然エネルギーへの政策転換を求める申し入れ」を提出。
自民党の河野太郎議員も活発に脱原発と再生可能エネルギーへの転換を訴えている。
しかし、朝日の記事には首をかしげざるをえない。
4月21日に環境省が発表した「平成22年度再生可能エネルギー導入ポテンシャル調査の結果について」というリリースを確認したところ、やはりどこにも「風力で原発40基分」とは書かれていない。
この記事を厳しく批判するのが、環境問題が専門の安井至東大名誉教授だ。
「原発40基分など常識的に考えてあり得ない。
環境省はポテンシャル(潜在的なエネルギーの総量)の数値を発表しただけで、
現実に発電可能な数字ではない。混同してはいけません」
安井名誉教授の試算によれば、原発1基(100万kW)を代替するには
2000kWクラスの風車(稼働率24%)が1770基必要だという。
原発40基分なら7万基だ。現在、日本には1600基の風車があるが、その43倍に相当する。
「私は環境省の『地球温暖化対策に係る中長期ロードマップ検討会』の委員を務めていますが、
委員の中で風力が最有力だという人は1人もいない。
風力や太陽光のような“揺らぐ電力”は主力とはなりえない」(安井名誉教授)
風力は風任せ、太陽光は天気任せで、発電の予測がつかない。
しかも風力は、電圧や周波数の制御が難しく、電力品質の面でも“揺らぎ”が大きい。
※SAPIO2011年6月15日号
子々孫々まで残すことになる放射能廃棄物の毒性問題が無視できないと主張していますが、
そんなもの宇宙技術で、太陽に向けて捨てれば良いのです。
太陽そのものが核融合反応していますから、すべてを燃やしてくれます。
どんな物でもリスクはあるのです。原発もリスクがありますが、そこから生まれるエネルギーの大きさは
現在の発電効率からすれば、原発は捨てがたいものです。
だからこそ、天災にも強い危機管理が望まれるのです。
危機管理ができなければ、効率の悪い発電システムで暗い世界で我慢すべきです。
しかし、日本の公共新聞が公平な記事を書くべきところを、専門家のウラを取らすに公表するなんて?
(ま、左翼新聞だからしかたないけど、そうでないと思っている読者は洗脳され続けています)
朝日新聞の「風力なら原発40基分の発電可能」を専門家が批判
2011.05.30 16:00
「原発の代替エネルギーとして最も有力」と海江田万里経産相は言い、
菅直人首相は「俺の大好きな」と言ってはばからない風力発電。
しかし、本当に風力発電は、電力なき国の神風になり得るのか。
実は知れば知るほどその風向きは怪しいのである。
フリーライターの清水典之氏が報告する。
* * *
4月22日付朝日新聞に、“夢のような記事”が載った。
「風力なら原発40基分の発電可能 環境省試算」記事には、
環境省の試算で、再生可能エネルギーのなかで風力発電を普及できる余地がもっとも大きく、
最大で原発40基分が見込める結果が出たと書かれている。
この記事に代表されるように、福島原発の事故で反原発の風潮が広まり、
にわかに風力発電に期待が集まっている。橋下徹大阪府知事は会見で、
関西電力の原発をストップし、風力・太陽光発電を推進する計画を表明した。社民党は菅首相宛に
「脱原子力と自然エネルギーへの政策転換を求める申し入れ」を提出。
自民党の河野太郎議員も活発に脱原発と再生可能エネルギーへの転換を訴えている。
しかし、朝日の記事には首をかしげざるをえない。
4月21日に環境省が発表した「平成22年度再生可能エネルギー導入ポテンシャル調査の結果について」というリリースを確認したところ、やはりどこにも「風力で原発40基分」とは書かれていない。
この記事を厳しく批判するのが、環境問題が専門の安井至東大名誉教授だ。
「原発40基分など常識的に考えてあり得ない。
環境省はポテンシャル(潜在的なエネルギーの総量)の数値を発表しただけで、
現実に発電可能な数字ではない。混同してはいけません」
安井名誉教授の試算によれば、原発1基(100万kW)を代替するには
2000kWクラスの風車(稼働率24%)が1770基必要だという。
原発40基分なら7万基だ。現在、日本には1600基の風車があるが、その43倍に相当する。
「私は環境省の『地球温暖化対策に係る中長期ロードマップ検討会』の委員を務めていますが、
委員の中で風力が最有力だという人は1人もいない。
風力や太陽光のような“揺らぐ電力”は主力とはなりえない」(安井名誉教授)
風力は風任せ、太陽光は天気任せで、発電の予測がつかない。
しかも風力は、電圧や周波数の制御が難しく、電力品質の面でも“揺らぎ”が大きい。
※SAPIO2011年6月15日号