うっかりユーザのパソコン奮闘記

パソコンを使っていて感じたあんなこと、こんなこと、気ままに書いていきます。

使わないパソコンは危険度が増す ~ 疑問をつぶしていく道のり:29

2014年03月15日 | 忘れかけていたこと

何が危ないと言って、使わないパソコンほど危ない、ウイルス性の情報に対して弱いものはありません。
使わずにそっと置いてあるだけのパソコンは、家にこもりきりで外の空気を吸わない人と似ています。

ネットの社会には見張り番がいて、怪しい動きをしているデータを排除するような仕組みができています。
既存のソフトの弱い部分にツギアテができる、セキュリティパッチの公開配布システムです。
 ⇒ http://jump.cx/ms_sec

このシステムに必要な手続きは、パソコンが動いてインターネットにつながっていなければ行われません。
電波時計のように、接続回線なしに電波が来て調整をしてくれるものとは違います。
それに、折角セキュリティパッチが配布されても、次の「更新」手順のどこかが欠けていれば全部アウトなのです。

1.パッチの情報を受け取る、つまりダウンロードすること
2.受け取った情報を効き目のある状態にする、つまりインストールすること
3.自分のパソコンが感染していないか確かめる、つまりスキャンをすること

パソコンを起動しなければ、1~3のどの項目も実行されませんから、保護対象の仲間には入れません。
起動したときには、1~3の全てのことをおこなっておかなければ、保護対象の完全な仲間入りはできません。

1週間前には確かだった安全も、しばらくぶりではもう保証されなくなっているのです。
「更新」は貯めると時間がかかります。時間がかかることはつい嫌になって放って置かれます。
「更新」をせずに放置するのは、公園や駅のベンチで寝てしまうのと同じです。
ごく丈夫な人と運のよい人は、風邪も引きません、オヤジ狩りにも遭いません。
しかし、個々のパソコンが安全かどうかは、確率事象ですから、そのときなんでもなくても、だいぶ永い間なんでもなくても、いつひどい目に遭わないとも限りません。

パソコンは、ネットにつながずに使うだけのものでなければ、少なくとも1週間に1度ぐらいはスイッチを入れ起動し、「今あるべき状態」にしておくこと、これがセキュリティ確保上いちばんだいじなことなのです。

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