Word で文字段落の間に組み入れたワードアートを動かすと、文字も一緒に動きだして困るという質問があった。
ソフトウエアは作る人の好みによって作られるから、同じ好みを持った人がユーザーになればまことに具合よく使える。
しかし、ソフトウエアを作る人は頭がよすぎて一般ユーザーとは好みの合わないことが多い。
知恵にまかせてプログラムをサラサラッと作る。すぐ新しいバージョンを出すからマニュアルやヘルプも改定のしやすさを優先して作る。これでは使いやすいソフトにならないのは当たり前。
Word に文章を打ち込む。飾り文字にしたい行のところにワードアートを挿入する。
また文章を打ち込む。
1枚のパンフレットができた。
印刷し、読んで、眺めているうちにワードアートの位置を変えたくなる。
十文字矢印でワードアートを捕まえておいて動かす。
動いた、動きはしたが文字の配置が変わってしまった。
質問者が作った.doc は、多分こういうものだったのだろう。
ドキュメントの完成イメージがほぼ確定していて、飾り文字を入れる位置も決まっている。それならば、文字段落とワードアートとの関係もずれることがなくカチッと仕上がる。
ワードアートは、そういう使い方に合うように初期設定されている。
しかし、初めてつくるドキュメントに、準備万端整ってからキーを叩く人はまずいない。
飾り文字にしても挿絵にしても、入れながら大きさも位置も考えようというやり方が多いはずだ。それがパソコンの利点なのだから。
ところが、端正な優良ソフトは、裏道に入り込むにはある手順を踏まなければならないようになっている。
[ワードアートの書式設定]→[レイアウト]→[前面]→[詳細設定]→[文字列と一緒に移動]の設定を解除するという手順である。
することは簡単なのだが、最後のキーが見つかるまでに、ちょっと曲がり角やくぐるドアが多くて、初めての人には見当もつかない。
キーを内ポケットに入れておいて外からすぐには見えなくしておく。
こんな意地悪がなぜ面白いのか、よくわからない。
いいえ、意地悪ではありません。ものごとは初手からキッチリはこんで欲しいのです。こんな声も聞こえてくる。
ソフトウエアは作る人の好みによって作られるから、同じ好みを持った人がユーザーになればまことに具合よく使える。
しかし、ソフトウエアを作る人は頭がよすぎて一般ユーザーとは好みの合わないことが多い。
知恵にまかせてプログラムをサラサラッと作る。すぐ新しいバージョンを出すからマニュアルやヘルプも改定のしやすさを優先して作る。これでは使いやすいソフトにならないのは当たり前。
Word に文章を打ち込む。飾り文字にしたい行のところにワードアートを挿入する。
また文章を打ち込む。
1枚のパンフレットができた。
印刷し、読んで、眺めているうちにワードアートの位置を変えたくなる。
十文字矢印でワードアートを捕まえておいて動かす。
動いた、動きはしたが文字の配置が変わってしまった。
質問者が作った.doc は、多分こういうものだったのだろう。
ドキュメントの完成イメージがほぼ確定していて、飾り文字を入れる位置も決まっている。それならば、文字段落とワードアートとの関係もずれることがなくカチッと仕上がる。
ワードアートは、そういう使い方に合うように初期設定されている。
しかし、初めてつくるドキュメントに、準備万端整ってからキーを叩く人はまずいない。
飾り文字にしても挿絵にしても、入れながら大きさも位置も考えようというやり方が多いはずだ。それがパソコンの利点なのだから。
ところが、端正な優良ソフトは、裏道に入り込むにはある手順を踏まなければならないようになっている。
[ワードアートの書式設定]→[レイアウト]→[前面]→[詳細設定]→[文字列と一緒に移動]の設定を解除するという手順である。
することは簡単なのだが、最後のキーが見つかるまでに、ちょっと曲がり角やくぐるドアが多くて、初めての人には見当もつかない。
キーを内ポケットに入れておいて外からすぐには見えなくしておく。
こんな意地悪がなぜ面白いのか、よくわからない。
いいえ、意地悪ではありません。ものごとは初手からキッチリはこんで欲しいのです。こんな声も聞こえてくる。
鈍刀は毎日砥いでも、砥ぎ方に気合が足りず、切れ味は日増しに低下します。
返事が遅れてすみません。
さすがあわぞうさん