うっかりユーザのパソコン奮闘記

パソコンを使っていて感じたあんなこと、こんなこと、気ままに書いていきます。

system idle process とは何ものか ~ 疑問をつぶしていく道のり:22

2014年03月06日 | 忘れかけていたこと

system idle process という「利用不可」ファイルにも拡張子がありません。

カナ文字では同じアイドルも、idle とidol は違います。
idle は、働いていない、使われていない、怠けた、暇なという形容詞またはそうしているという動詞で、idol は、偶像、崇拝される人や物、あこがれの的、熱狂的なファンをもつ人を指す名詞でした。
アイドルは、働かずに過ごしている人というのではなさそうです。

ふと思い出したのが自動車のアイドリングです。
エンジンをかけたままにしておかないアイドリング・ストップが、一時はやり言葉になりました。
長時間のアイドリングはもちろんムダなのですが、信号待ちのごく短い間もいちいちエンジンを止めて、走り出すときにまた始動するという、あのやり方はなんとも腑に落ちません。
はげしいのになると、前後進のギヤ切り替えの都度エンジンが止まるのもありました。
エンジン始動時にはアイドリング状態よりエネルギー消費が大きいのに、そちらを選んでバッテリーも消耗させる、あれは理解できないことでした。


エンジンと一緒に主題の話も止まっていました。また始動させましょう。
system idle processを「システムがアイドル状態にあるというプログラム」と言ったのではわけがわかりませんが、使われていない度合い、つまり必要ならすぐに動き出せる割合がどうなのかをいつも見張っているのがその役割であると考えると、なんとなくわかった気になります。

「タスクマネージャ」の「プロセス」タグを見ると、「CPU」の項目に数値が表示されています。

 taskmgr.exe____________01~02
 System Idle Orocess____99~98

これは、いま動いているタスクマネージャのために、CPU が 1~2 パーセントだけ働いていて、余力が 99~98 パーセントあるぞということではないかと受け取れます。

余力を見ていてどうするのか、何か仕事ができたときに、system idle process にお伺いをたてるといまこれだけはあると教えてくれ、飛び込んできた仕事をすぐに始めてよいかどうかがわかるという仕組みなのかもしれません。

腑に落ちないのは、これが「利用不可」になっていることなのです。伺いをたてたところで勝手にしろという返事では貰わないのと同じですから。
それでもタスクマネージャに数値が表れるということは「使われている」証拠です。
ことによると「利用不可」は、使えないのではなく「好き勝手に使ってもらっては困る」という意味なのかと思えてきました。

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