「システム情報」の「実行中のタスク」を開くと、ぞろぞろとたくさんのプログラムが目の前に並びます。
いや、次々には出てこないので、ぞろぞろではなくパッと現れると言わなければなりませんでした。
大型スーパーの販売棚のように、画面いっぱいに並んでいるのは、ほとんどが必需品で、この中から食中毒にかかりそうなものを拾い上げなければなりません。
ここで「ああ面倒、もういいや」と引き下がったのでは、何も買わずに帰るのと同じです。
挙動不審者がうろうろしている場所で、次の作業を続けるわけにはいかないでしょう。
挙動不審なプログラムは、声を掛けても返事はしません。
うっかり起動させれば思う壺にはまります。
しかし、どんなプログラムもファイルの形になっていて居場所だけはわかります。
「実行中のタスク」一覧で「パス」の欄でファイルの場所はわかります。
通常のプログラム・ファイルは、C:\Windows あるいは C:\Program Files に入っていますから、それ以外の場所にあるのには、疑いをもってもよさそうです。
もうひとつ、目のつけどころは、「ファイル日付」です。
昨日今日やってきて居座ったファイルは、ダウンロードの実績がなければ怪しいと見てよいでしょう。
だんだん絞り込んできましたが、新聞記事より込み入ったこの表をパッと見て「これだ」とやるには相当の熟練がいります。まずはこの表を印刷して、疑ってよいとみた対象を一つひとつ確かめていくことが必要でしょう。
印刷は、画面全体を画像にすれば簡単です。お試しください。
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