パソコンには、文字や記号でなく、絵だけ描かれたキーが2種類ある。
一つはウインドウズキー、Windowsのロゴマークが描かれているので「Windows ロゴ キー」が本名らしい。
ウインドウズキーだけ押せばスタートボタンと同様にスタートメニューが現れ、他のキーと組み合わせていろいろな操作ができるようになっている。これは図柄が簡明なのでなじみやすい。
もう一つのキーは、なんだこれ、とちょっと考えさせられる。
表の形に矢印を乗せた、図案の苦心をそのまま絵にしたようなキーである。
キーボードを端から端までねめ回して、役目柄を糺していくことをこれまでしてなかったので、こういうキーの存在さえ知らなかった。
たずねてみると、このキー単独では、マウスの右クリックと同じ操作ができるようになっているのだった。
このキーをアプリケーションキーまたはメニューキーと呼び、右クリックのメニューをコンテキストメニューと呼ぶことも、いまになって知った。
このアプリケーションキーは、使い慣らすと便利そうにみえる。
とくに、右クリックが不得手で、右手全体に力がこもり、二の腕まで反応が伝わってくるほどギュウギュウ押す人は、その都度マウスの位置が変わって狙いを外してしまうから、そういう人には大いに役に立ちそうである。
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