むかし、会社に受話器を上げると指令担当課所にすぐつながる電話機が置いてあった。
特定の通話先だけにつながる電話機「D-ホン」という装置が、最近開発されたという記事がある。
http://techon.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20110525/192118/?ref=ML
電話は、受話器を上げただけでは回線に接続されないものに、いつの間にかなってしまっていたのだ。
通話相手が決まっていれば通話先の選別はいらない。
日常は通話相手を限定しておいて、別の相手に通話の必要ができたときだけそれができるようにしておけば、いちばん好都合ではないか。
隣の部屋の人と話をするのに、はるか彼方の電話局まで迂回して、選別のための信号のやり取りや、通話データのやりとりをしている今のシステムは、どこか間が抜けているような気がする。
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