はがきデザインキット宛名面の書体は、明朝体、楷書体のどちらかを選ぶことができます。
これがふたとおりでは少ないとけなす人もいますが、はがきの宛名にこれ以外の書体はいらないでしょう。
明朝体のほうは太すぎて、宛名にすると不細工ではありますが。
ところでこの書体、「どちらかに設定してしまうと、あとからは変えられません」と11月30日の記事に書きました。
いかにも浅はか、これも違っていました。
[あて名面作成]⇒[あて名面の印刷]⇒[レイアウトを確認する]で現れる「あて名面作成/印刷プレビュー」に、[あて名面レイアウト一括設定]というメニュがあったのです。
そのボタンを押せば、ほかの画面では意地悪く隠されていた「フォント選択」メニュが使えるようになります。
JPの電話サポートで聞いた話とは違い、差出人の新規登録にまで戻らなくても、フォント変更はできるのでした。
ソフトの機能としては、当たり前のことが、「使い方」のページにも出ておらず、電話案内の人も知らない、これが斯界に誇るJPの仕業なのか、何ともはや、という思いがいたします。
こういうのを、胡坐模様とでも呼ぶのでしょうか。