うっかりユーザのパソコン奮闘記

パソコンを使っていて感じたあんなこと、こんなこと、気ままに書いていきます。

サイトさん こんにちは:15

2015年09月10日 | ソフトいろいろ

「計算サイト」の「約数・倍数の計算」に「公約数」というページがあります。

公約数は、端数のないいくつかの数があっったとき、そのどちらの約数にもなれる整数のことですが、選挙のときに並べた公約の数と間違いそうです。
公である約数と、公約の数。
公約数という三文字熟語も、区切り方で意味がずいぶん違ってきます。

「公」という文字の意味も、共通のもの、共有のものであるということから、個のものでない、どこかに預けてあって適当に扱ってよいものという、いいかげんな色合いが強くなってきています。

公約という言葉も、誰かが、あるいはどこかの党が約束したことなので、その人、あるいはその党がそのことを実現すればよいものだと、思っている人が多いようです。
公約が、いったん認められれば、共通の約束ごとになるので、そうなったからには、それを実現させることに全体の力がそそがれなければ民主主義とは呼べないでしょう。
個の都合次第、気分次第で、それを忘れてしまう人、そう思いたくない人が多いようです。
公約を実現しようという働きに、反対を認めないのは民主主義ではないなどと珍妙な理屈をこねながら騒ぎまくる、おまけのついたおバカさんたちもいます。

記録の上ではこれまでになかった台風一過の豪雨も、公約数の数列でも見つめながら、公約ということをよく考えてごらんという、天の啓示かもしれません。

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