海鳴りの島から

沖縄・ヤンバルより…目取真俊

辺野古ゲート前抗議行動/ガット船が入らずN2護岸のみで土砂陸揚げ

2024-02-14 23:52:22 | 米軍・自衛隊・基地問題

 14日は午前8時50分頃、キャンプ・シュワブの工事用ゲート前に行き、この日1回目の資材搬入に対する抗議行動に参加した。

 今日も朝から30人ほどの市民が参加し、辺野古新基地建設反対の声をあげ、工事車両を遅らせるために努力を続けている。

 ゲート前では工事車両の台数や種類、搬入される資材の記録も行われている。

 工事の内容や進行状況を確認するために、現場でのチェック作業は欠かすことができない。

 安和や塩川でも同じような記録作業が続けられている。地道だが熱意と忍耐力がなければできないことだ。

 K5護岸建設に使われる石材や生コン、クラッシャーラン、再生材、砂、エアーマンコンプレッサー、ショベルカーなどのほか、鋼矢板やH鋼など山留用資材が目立った。

 バレンタインデーということで、ゲート前の抗議行動に参加した皆さんにチョコレートが配られていた。感謝。

 午前9時53分頃、辺野古弾薬庫近くの歩道から大浦湾の様子を見た。

 N2護岸にランプウェイ台船が接岸し、土砂の陸揚げが行われていた。

 K8護岸にはランプウェイ台船1隻が接岸していたが、陸揚げ作業は行われていなかった。

 午前10時33分頃、豊原の高台から辺野古側埋め立て工区の様子を見た。

 土砂の投入はK5護岸建設の大型クレーンの近くの1か所で行われていた。

 K4護岸近くの土手からはショベルカーで土砂を切り崩してダンプトラックに積み、別の場所に移動していた。

 中央部に土砂が集められて、前日よりも山が高くなっていた。

 午前11時12分頃、瀬嵩の森から大浦湾の様子を見た。

 K9護岸に接岸しているランプウェイ台船はなく、N2護岸の土砂陸揚げも終わっていた。

 この日は強風のためかガット船が大浦湾に入らず、ランプウェイ台船はすべて空で土砂切れとなっていた。

 第八十八ひなた号からの石材投下も行われていなかった。

 風が強いので海上行動も中止となった。

 海の作業や行動は陸以上に気象条件の制約がある。沖縄防衛局の思うようには工事が進行できない。

 


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